2006年9月13日 広島東洋カープ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 69勝53敗4分(対広島 10勝5敗2分)
  • 広島市民球場 18時00分開始 試合時間:3時間39分 観客数:9233人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 3 0 1 0 1 0 0 0 0 5 9 0
広島 0 1 3 0 0 0 0 0 0 4 9 1
  • (勝)桟原 1勝0敗0S (S)藤川 5勝0敗12S
  • (登板投手:井川−桟原−吉野−ダーウィン−ウィリアムス−藤川)
  • (負)フェリシアーノ 0勝1敗0S
  • (登板投手:フェリシアーノ−広池−梅原−ベイル−梅津−高橋)
  • (本)シーツ 18号(2ラン=フェリシアーノ)、前田 18号(ソロ=井川)

(試合内容)

一回表、先頭・赤星が右足に当たる死球で出塁し、関本が初球に送りバントを決めて一死二塁とする。そしてシーツが左中間スタンドへ2ランホームランを放ち、阪神が2点を先制する。金本が左足に当たる死球で出塁。濱中がファーストファウルフライに倒れた後、鳥谷がフルカウントから四球を選んで二死一・二塁のチャンスをつかむ。そして、矢野がフルカウントから右中間へセンター前タイムリーヒットを放ち、二塁走者・金本が生還。さらに一塁走者・鳥谷も本塁へ突入するもアウトで3アウト。
一回裏、先頭・東出に対し右腕に当たる死球を与えるが、梵のショートゴロで二塁封殺、嶋はキャッチャーフライ、新井はライトフライ。

二回表、藤本はレフトフライ、井川は空振り三振で二死後、赤星が初球をレフト前へ運ぶヒットを放つが、関本はピッチャーゴロ。
二回裏、先頭・前田にソロホームランを浴びる。つづく森笠にライト前ヒットを打たれるが、廣瀬はフルカウントから空振り三振、倉も空振り三振、フェリシアーノも空振り三振。

三回表、先頭・シーツがフルカウントから四球を選び、金本がセカンドの横を抜くセンター前ヒットを放ち、無死一・三塁のチャンスをつかむ。つづく濱中のライトファウルフライで三塁走者・シーツが生還し1点追加。一死一塁となって、鳥谷はショートゴロで二塁封殺、矢野はライトフライ。
三回裏、先頭・東出のピッチャー返しの打球は投手・井川の右足に当たり、ボールが一二塁間へ転がり内野安打となる。つづく梵に四球を与えて、無死一・二塁のピンチを招く。嶋のショートゴロで各走者が進塁して一死二・三塁に。つづく新井のセンターフライで、三塁走者・東出が本塁へ突入。、中堅手・赤星から本塁へ返球されるも、わずかに走者・東出の足が早くセーフ。2点差に詰め寄られる。二死二塁で、前田にセンター前タイムリーヒットを打たれ1点差に。ここで久保ピッチングコーチがマウンドへ。森笠に左中間を破るツーベースヒットを打たれて二死二・三塁とされると、廣瀬に三遊間を破るレフト前タイムリーヒットを打たれ、同点とされる。さらに勝ち越しを狙って本塁へ突入した二塁走者・森笠は本塁でタッチアウトにして3アウト。

四回表、藤本のセンターへ抜けそうな打球は二塁手・東出に好捕されセカンドゴロ、井川の代打・林はファーストゴロ、赤星はセンターフライで三者凡退。
四回裏、二番手・桟原が登板。倉はファーストファウルフライ、フェリシアーノのセンターへ抜けそうな打球は遊撃手・鳥谷が横っ飛びで捕球してショートゴロ、東出もショートゴロで三者凡退。

五回表、先頭・関本がフルカウントから四球で出塁。シーツのセカンドゴロは一塁アウトのみ。一死二塁で、金本は敬遠の四球で歩かされて一死一・二塁に。濱中の三塁線への当たりは三塁手・新井が横っ飛びで抑えるも一塁へ投げられず、一死満塁となる。ここで投手が広池に交代。鳥谷はショートゴロだったが、二塁封殺のみで、三塁走者・関本が本塁に生還して阪神が1点勝ち越す。なおも二死一・三塁だったが、矢野はショートゴロで二塁封殺。
五回裏、梵はショートゴロ、嶋もフルカウントからショートゴロ、新井は見逃し三振で三者凡退。

六回表、先頭・藤本がセンター前ヒットで出塁。桟原の代打・スペンサーはセカンドフライ、赤星のセカンドゴロで二塁封殺。ここで投手がプロ初登板となるルーキー梅原に交代。二死一塁で、関本の初球に一塁走者・赤星が二塁盗塁に成功。二死二塁となるが、関本のショートへの打球が二塁走者・赤星の右足に当たってしまい、守備妨害となって3アウト。
六回裏、三番手・吉野が登板。前田はピッチャーゴロ、森笠は空振り三振。ここで投手がダーウィンに交代。廣瀬はショートゴロで三者凡退。

七回表、四番手・ベイルが登板。シーツがライトフライに倒れた後、金本がレフト前ヒットで出塁。濱中セカンドフライで二死後、鳥谷のショートゴロを遊撃手・梵がトンネルし、二死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、矢野は見逃し三振に倒れ、二者残塁。
七回裏、倉は初球を打ってセンターフライ、ベイルの代打・井生に死球を与え、東出にサード強襲ヒットを打たれ、一死一・二塁のピンチを迎える。梵を空振り三振に打ち取り二死。ここで投手がウィリアムスに、右翼手が中村豊に交代。嶋を空振り三振に打ち取り、得点許さず。

八回表、五番手・梅津に交代。先頭・藤本がライトへツーベースヒットを放ち、中村豊が送りバントを決めて一死三塁とする。赤星がストレートの四球を選んで、一死一・三塁に。そして関本がスクイズをするも、三塁走者・藤本が三本間で挟殺される。二死一・二塁となって、シーツが打ち上げたファーストファウルゾーンへのフライは一塁手・廣瀬がフェンスぎりぎりでジャンピングキャッチ。得点ならず。
八回裏、先頭・新井にレフト前ヒットを打たれる。前田をサードファウルフライに打ち取った後、森笠の代打・緒方にライト前ヒットを打たれ一死一・二塁のピンチを迎える。廣瀬のライトへのいい当たりは右翼手・中村豊がランニングキャッチ、倉はセカンドライナーに打ち取りピンチを脱出。

九回表、投手が高橋に、中堅手が前の回に代打で登場した緒方に交代。金本はショートフライ、ウィリアムスの代打・浅井のセンターへの打球は中堅手・緒方がフェンスぎりぎりでジャンピングキャッチしてセンターフライ、鳥谷はショートゴロで三者凡退。
九回裏、六番手・藤川が登板。高橋の代打・松本は空振り三振、東出は空振り三振(ボールがこぼれたため、打者・東出が一塁へ走るも捕手・矢野が一塁へ送球してアウト)。二死後、梵にストレートの四球を与えるが、嶋を空振り三振に打ち取り試合終了。

阪神は今季6度目の4連勝で、貯金を今季最多の16とした。
二番手・桟原が2回をパーフェクトに抑え、2005年8月14日の巨人戦以来の白星。六番手・藤川は8月31日以来となる12セーブ目をあげた。
今日の試合が雨天中止となった首位・中日とのゲーム差は4.5に縮まった。また、中日の優勝マジックは19のまま。
広島は4連敗で借金は今季ワーストの12となった。

(注目選手)

  • 桟原 将司:2回をパーフェクトに抑えて今季初勝利
  • シーツ:先制2ランホームラン

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 井川

広島

  • 1
  • 東出
  • 2
  • 3
  • 4
  • 新井
  • 5
  • 前田
  • 6
  • 森笠
  • 7
  • 廣瀬
  • 8
  • 9
  • フェリシアーノ

審判団

  • 本塁:吉本
  • 一塁:友寄
  • 二塁:名幸
  • 三塁:杉永