阪神タイガース 試合結果

• （勝）安藤 6勝3敗0S　（Ｓ）
• （登板投手：安藤）
• （負）大竹 4勝12敗0S
• （登板投手：大竹）
• （本）金本 19号（2ラン=大竹）、20号（ソロ=大竹）、梵 7号（ソロ=安藤）、鳥谷 13号（3ラン=大竹）

（試合内容）

雨が降る中、プレーボール。

一回表、赤星はレフトフライ、関本はショートゴロで二死後、シーツが一二塁間を破るライト前ヒットで出塁すると、金本がライトスタンドへ２ランホームランを放って、阪神が先制。濱中がセンター前ヒット、鳥谷は左足のくるぶし付近に当たる死球で出塁して、二死一・二塁のチャンスをつかむが、矢野はバットを折られてピッチャーゴロ。
一回裏、東出を空振り三振に打ち取った後、梵にライトスタンドへソロホームランを打たれる。嶋をピッチャーゴロに打ち取った後、新井にライト前ヒットを打たれるが、前田はファーストゴロ。

二回表、この回が始まる頃から雨が一段と強くなった。
先頭・藤本がライト前ヒットで出塁。安藤は初球に送りバントを試みるも小フライとなりファーストファウルフライ、赤星の一二塁間を破りそうな打球は二塁手・東出の好捕に阻まれセカンドゴロ。この間に一塁走者・藤本が二進して二死二塁となるが、関本はサードゴロ。
二回裏、先頭・緒方にショートの横を抜くセンター前ヒットを打たれる。吉田の高いバウンドのファーストゴロで一塁走者・緒方が二進。一死二塁となるが、石原はショートゴロ、大竹もショートゴロに打ち取った。

三回表、シーツがサードゴロに倒れた後、金本が左中間フェンス直撃のツーベースヒット、濱中がレフト前ヒットを放ち、一死一・三塁のチャンスをつかむ。ここでブラウン監督が通訳を伴ってマウンドへ。ブラウン監督の要求もあり、マウンドに砂が入れられた。一死一・三塁で、鳥谷がレフトポール際へ飛び込む３ランホームランを放ち、３点を追加する。矢野セカンドゴロの後、藤本がセンター前ヒットで出塁するが、安藤はセンターフライ。
三回裏、東出はフルカウントからレフトフライ、梵はサードゴロ、嶋はセカンドゴロで三者凡退。

ここでグラウンドに砂が入れられ球場整備が行われる。

四回表、赤星はセンターフライ、関本はショートゴロ、シーツは空振り三振で三者凡退。
四回裏、新井はハーフスイングをとられて空振り三振。一死後、前田に四球を与え、緒方にレフトへツーベースヒットを打たれ、一死二・三塁とされる。吉田のセカンドゴロの間に三塁走者・前田が生還。二死三塁で、石原はセカンドゴロ。

五回表、先頭・金本がセンターバックスクリーンへ今日２本目となるホームランを放つ。濱中レフトフライの後、鳥谷がフルカウントから四球で出塁するが、矢野はセンターフライ、藤本はフルカウントからファーストゴロ。
五回裏、大竹の代打・松本をショートフライに打ち取った後、東出にフルカウントから四球を与えると、梵の２球目にボークをとられ、一塁走者・東出が二進。ここで捕手の矢野がマウンドへ。梵にライト線へヒットを打たれ、一死一・三塁とされる。しかし嶋を空振り三振、新井を空振り三振に打ち取った。

五回裏が終了し、試合が成立した時点でグラウンドに砂が入れられ球場整備が行われるが、審判団の協議の結果、降雨コールドゲームが宣告され、阪神の勝利となった。

阪神は今季１０度目の３連勝。貯金を今季最多の１５とした。
先発・安藤は５回を投げ１０３球、被安打５（被本塁打１）、与四球２、奪三振４、失点２で６勝目。今日の試合は五回裏降雨コールドゲームとなったが、自身初の２試合連続完投勝利となった。
金本は２本のホームランを放ち、３年連続２０本塁打をマークした。
なお、首位・中日は勝ったため、ゲーム差は５．０のまま。中日の優勝マジックは１つ減って１９となった。
広島の先発・大竹はリーグワースト、自身ワーストタイの１２敗目を喫した。

（注目選手）

• 金本 知憲：２本のホームランを含む３安打３打点
• 鳥谷 敬：３ランホームラン
• 安藤 優也：悪天候の中、５回２失点に抑えて６勝目