2006年9月10日 阪神タイガース vs. 横浜ベイスターズ

  • 阪神タイガース 成績 67勝53敗4分(対横浜 18勝4敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:2時間11分 観客数:48482人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
横浜 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 5 0
阪神 3 1 0 0 1 0 1 0 X 6 10 0
  • (勝)福原 11勝3敗0S (S)
  • (登板投手:福原)
  • (負)土肥 2勝5敗0S
  • (登板投手:土肥−牛田−三橋)
  • (本)矢野 14号(ソロ=土肥)、矢野 15号(ソロ=牛田)

(試合内容)

今季の横浜最終戦は、阪神先発が2試合連続で中4日となる福原、横浜先発が6月9日以来の登板となる土肥。

一回表、石井は空振り三振、小池はサードゴロ、金城はファーストゴロで三者凡退。
一回裏、赤星がフルカウントからショートゴロに倒れた後、関本が左中間フェンス直撃のツーベースヒットで出塁する。シーツがサードゴロに倒れた後、金本がフルカウントから四球を選び、二死一・二塁になると、濱中が三塁線を破るタイムリーツーベースヒットを放ち、阪神が先制する。なおも二死二・三塁で、鳥谷がレフト前2点タイムリーヒットを放つ。打者走者・鳥谷は二塁でタッチアウト。

二回表、村田は空振り三振、吉村はレフトフライ、佐伯もレフトフライで三者凡退。
二回裏、先頭・矢野がレフトスタンドへソロホームランを放つ。藤本はライトフライ、福原は空振り三振、赤星も空振り三振。

三回表、先頭・内川にライト前ヒットを打たれるが、相川をサードゴロ併殺に打ち取る。土肥にフルカウントからサード内野安打を打たれるが、石井はセンターフライ。
三回裏、先頭・関本がライト前ヒットで出塁するが、シーツはショートゴロ併殺。金本はショートゴロで、結局3人で攻撃終了。

四回表、小池の打球は右中間へ伸びるも右翼手・濱中がよく追いつき、最後はジャンピングキャッチしてライトフライ。金城はセカンドゴロ、村田は見逃し三振で三者凡退。
四回裏、濱中はフルカウントから空振り三振、鳥谷はレフトフライ、矢野はショートゴロで三者凡退。

五回表、吉村は空振り三振、佐伯もフルカウントから空振り三振、内川はサードゴロで三者凡退。
五回裏、藤本はセカンドゴロ、福原はセンター方向へのレフトフライで二死後、赤星は詰まった打球になるも、セカンド内野安打となる。つづく関本がライト線に落ちるツーベースヒットを放ち、二死二・三塁のチャンスをつかむ。そして、シーツが三遊間を破るレフト前タイムリーヒットを放つ。三塁走者・赤星に続いて、二塁走者・関本も本塁を狙うが、タッチアウトとなり、この回1点止まり。

六回表、相川はファーストゴロ、土肥の代打・藤田はセカンドゴロ、石井はレフトフライで三者凡退。
六回裏、二番手・牛田が登板。金本はレフトフライ、濱中サードファウルフライ、鳥谷はサードファウルフライで三者凡退。

七回表、小池を左中間へのセンターフライに打ち取った後、金城の一二塁間への打球をシーツがグラブに当てるも捕れず、ライト前ヒットとなる。しかし、村田はレフトフライ、吉村はショートゴロ。
七回裏、先頭・矢野がフルカウントからレフトポール際へ今日2本目となるソロホームランを放つ。藤本はセカンドゴロ、福原はバッターボックスの一番後ろに立っての空振り三振、赤星は見逃し三振。

八回表、佐伯はセンターフライ、内川は空振り三振、相川はショートゴロで三者凡退。
八回裏、三番手・三橋が登板。関本のセカンド後方へふらふらっと上がった打球は、二塁手・内川と右翼手・金城がお見合いする形となり、ライト前ヒットとなる。しかし、シーツはセカンドゴロ併殺、金本は見逃し三振で、結局3人で攻撃終了。

九回表、三橋の代打・古木にライトへツーベースヒットを打たれ、石井に四球を与えて、無死一・二塁としてしまう。小池はセカンドゴロで二塁封殺。一死一・三塁で、金城にライト線に入るタイムリーツーベースヒットを打たれ、福原は完封勝利を逃す。ここで久保ピッチングコーチがマウンドへ。一死二・三塁で、村田は空振り三振、吉村はファーストファウルフライに打ち取り試合終了。

福原は球数113球、被安打5、与四球1、奪三振7、失点1。完封を逃すも、今季2度目の完投勝利、自身初の2試合連続完投勝利、セ・リーグでは1989年の中日・西本聖以来17年ぶりとなる2試合連続中4日での完投勝利、チームトップタイで自身最多勝利数となる11勝目をあげた。また、甲子園球場では今季6連勝となった。
矢野は今日の試合で2本のホームランを放ち、15本塁打中9本塁打が横浜戦でのものとなった。
首位・中日は勝ったため、ゲーム差5.0は変わらず。中日の優勝マジックは1つ減って20に。
横浜は対阪神戦4勝で終了。1952年の5勝を下回り、球団史上ワースト記録となった。

(注目選手)

  • 福原 忍:完封を逃すも中4日登板で2試合連続完投勝利
  • 矢野 輝弘:2本のソロホームラン
  • 関本 健太郎:2004年9月20日のヤクルト戦以来自身2度目となる4安打

先発オーダー

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 小池
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 村田
  • 5
  • 吉村
  • 6
  • 佐伯
  • 7
  • 内川
  • 8
  • 相川
  • 9
  • 土肥

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 福原

審判団

  • 本塁:森
  • 一塁:嶋田
  • 二塁:真鍋
  • 三塁:谷