2006年9月9日 阪神タイガース vs. 横浜ベイスターズ

  • 阪神タイガース 成績 66勝53敗4分(対横浜 17勝4敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間26分 観客数:48499人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
横浜 1 0 0 0 0 1 0 0 1 3 10 0
阪神 0 0 1 0 3 0 1 0 X 5 8 0
  • (勝)下柳 10勝10敗0S (S)ウィリアムス 2勝2敗1S
  • (登板投手:下柳−藤川−ウィリアムス)
  • (負)門倉 8勝8敗0S
  • (登板投手:門倉−山北−牛田−秦)
  • (本)金本 18号(3ラン=門倉)、林 4号(ソロ=牛田)

(試合内容)

一回表、先頭・石井にレフトフェンス直撃のツーベースヒットを打たれ、小池に送りバントを決められて一死三塁のピンチとなる。金城をショートゴロに打ち取り二死とするが、村田にセンター前タイムリーヒットを浴び、横浜に先制を許す。なおも二死一塁で、吉村にレフト線に落ちるツーベースヒットを打たれて二死二・三塁となるが、内川はフルカウントから見逃し三振に打ち取り、さらなる追加点は許さず。
一回裏、先頭・赤星がフルカウントから四球で出塁すると、関本が初球に送りバントを決めて一死二塁に。シーツはショートフライで二死。金本の打席でワイルドピッチがあり、二塁走者・赤星が三進して、二死三塁となるが、金本はショートゴロ。

二回表、種田はサードゴロ、鶴岡はセンターフライ、門倉は見逃し三振で三者凡退。
二回裏、濱中は初球を打ってサードゴロ、鳥谷も初球を打ってセカンドゴロ、矢野は粘るもフルカウントからライトフライで三者凡退。

三回表、先頭・石井の一塁への高いバウンドの打球に対し、一塁手・シーツがグラブに当てるも捕れず、打球がライトへ抜け、打者走者・石井の好判断もありツーベースヒットとなる。小池に送りバントを決められ、一死三塁とされるが、金城はフルカウントからサードゴロ、村田はライトファウルフライに打ち取り、得点許さず。
三回裏、藤本は粘るもフルカウントからセンターフライ、下柳は空振り三振で二死後、赤星が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁すると、関本がライト線へ同点タイムリーツーベースヒットを放つ。シーツはキャッチャーファウルフライ。

四回表、吉村は初球を打ってショートゴロ。一死後、内川の三遊間への打球は三塁手・関本が飛びつくも捕れず、バックアップした遊撃手・鳥谷が一塁へ送球するも間に合わず内野安打となる(記録はサード内野安打)。種田の打席で、一塁走者・内川に二塁盗塁を決められ、一死二塁に。種田はサードゴロで二死。鶴岡には敬遠気味の四球を与えて二死一・二塁とした後、門倉を空振り三振に打ち取った。
四回裏、先頭・金本がライト線へツーベースヒットを放って出塁する。濱中が見逃し三振に倒れた後、鳥谷が四球を選んで、一死一・二塁に。矢野のフルカウントからのライトフライで二塁走者・金本が三進して二死一・三塁に。しかし、藤本はセンターフライに倒れて二者残塁。

五回表、石井はファーストゴロ、小池はレフトフライ、金城はライトフライで三者凡退。
五回裏、先頭・下柳が一二塁間を破るライト前ヒット、赤星がフルカウントから三遊間を破るレフト前ヒットを放って、無死一・二塁のチャンスをつかむ。関本はサードフライ、シーツは見逃し三振で二死となるが、金本がレフトスタンドへ3ランホームランを放ち、3点勝ち越す。濱中はレフトフライ。

六回表、村田はフルカウントからレフトフライ、吉村はセンターフライで二死後、内川にフルカウントから四球を与え、種田にレフト前ヒットを打たれ、二死一・二塁のピンチを招く。そして鶴岡にレフト前タイムリーヒットを打たれ、1点を返される。なおも二死一・二塁だったが、門倉の代打・鈴木はファーストゴロに打ち取った。
六回裏、投手が山北に交代。鳥谷はショートゴロ、矢野はサードゴロ、藤本は空振り三振で三者凡退。

七回表、先頭・石井にセンター前ヒットを打たれ、小池に死球を与え、無死一・二塁のピンチを招く。しかし、金城はショートライナー。捕球した遊撃手・鳥谷が二塁ベースを踏み、二塁走者・石井が戻れず併殺となる。二死一塁で、村田はフルカウントから空振り三振。
七回裏、投手が牛田に交代。下柳の代打・林がライトスタンドへソロホームランを放ち、貴重な追加点が入る。赤星が四球を選び、関本が初球に送りバントを決めて、一死二塁とする。しかし、シーツはレフトファウルフライ、金本はフルカウントから空振り三振で、さらなる追加点はならず。

八回表、投手が藤川に交代。吉村は空振り三振、内川も空振り三振、種田は初球を打ってショートゴロで三者凡退。
八回裏、投手が秦に交代。濱中はサードゴロ、鳥谷は見逃し三振で二死後、矢野がセンター前ヒットで出塁するが、藤本はフルカウントからファーストゴロ。

九回表、投手がウィリアムスに、右翼手が中村豊に交代。鶴岡はピッチャーゴロ、秦の代打・相川は空振り三振で二死後、石井にセンター前ヒットを打たれると、小池にレフトへタイムリーツーベースヒットを打たれる。つづく金城に左中間へヒット性の当たりを打たれるも、左翼手・金本がよく走って好捕し、試合終了。

先発・下柳は7回を投げ108球、被安打8、与四死球3、奪三振4、失点2で、自身4度目、阪神移籍後3度目、自身初の2年連続二桁白星となる10勝目をあげた。
2番手・藤川は8月31日以来の登板だったが、三者凡退に抑えるナイスピッチング。また、3番手・ウイリアムスは1点を失うものの、2004年9月15日以来となるセーブをマークした。
七回裏に林が放った代打ホームランは今季2度目、自身2度目。
なお、首位・中日は勝ったため、ゲーム差は5.0のまま。中日の優勝マジックは1つ減って21に。

(注目選手)

  • 金本 知憲:勝ち越し3ランホームラン
  • 林 威助:貴重な追加点となるソロホームラン
  • 下柳 剛:7回を2失点に抑えて2年連続の二桁勝利となる10勝目

先発オーダー

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 小池
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 村田
  • 5
  • 吉村
  • 6
  • 内川
  • 7
  • 種田
  • 8
  • 鶴岡
  • 9
  • 門倉

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 下柳

審判団

  • 本塁:木内
  • 一塁:真鍋
  • 二塁:谷
  • 三塁:森