2006年9月2日 横浜ベイスターズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 63勝52敗4分(対横浜 15勝4敗0分)
  • 横浜スタジアム 14時02分開始 試合時間:2時間53分 観客数:25697人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 3 0 2 0 0 0 0 0 5 8 0
横浜 0 0 0 2 0 0 1 0 0 3 10 0
  • (勝)杉山 2勝4敗0S (S)吉野 0勝0敗1S
  • (登板投手:杉山−ウィリアムス−吉野)
  • (負)那須野 3勝7敗0S
  • (登板投手:那須野−牛田−川村−山北)
  • (本)鳥谷 12号(2ラン=那須野)、矢野 13号(ソロ=那須野)、石井 5号(ソロ=杉山)

(試合内容)

試合前の始球式は、お笑いのダウンタウン・松本人志氏が務めた。

一回表、赤星が初球にバントヒットを狙うもピッチャーゴロ。一死後、関本が左中間フェンス上部を直撃するスリーベースヒットで出塁するが、シーツは空振り三振、金本はレフト線へのフライで得点ならず。
一回裏、石井はファーストゴロ、藤田のセンターへ抜けそうな打球は二塁手・藤本がジャンピングキャッチしてセカンドライナー、金城はファーストゴロで三者凡退。

二回表、先頭・濱中がレフト線へツーベースヒットで出塁すると、鳥谷が初球をライトスタンドへ運ぶ2ランホームランを放ち2点を先制する。さらに矢野がレフトスタンドへ打った瞬間それと分かるソロホームランを放ち1点を追加。藤本はセカンドゴロ、杉山はショートゴロ、赤星は空振り三振。
二回裏、村田はフルカウントから空振り三振。一死後、佐伯にセンター前ヒット、小池にライトへヒットを打たれ、一死一・三塁のピンチを迎える。しかし、古木は初球を打ってセカンドゴロ併殺。

三回表、先頭・関本が四球で出塁するが、シーツは左中間へのセンターフライ、金本はレフトフライ、濱中はショートゴロ。
三回裏、鶴岡のライトへの飛球に対し右翼手・濱中が突っ込むも捕れず、ボールを弾いている間に打者走者・鶴岡に二進される(記録はツーベースヒット)。那須野が送りバントをするも、二塁走者・鶴岡は二塁から動かず、那須野はピッチャーゴロ。一死二塁で、石井は見逃し三振、藤田はセカンドゴロで得点許さず。

四回表、先頭・鳥谷が四球、矢野が右翼手・金城のグラブをかすめるライトオーバーのツーベースヒット、藤本がピッチャー強襲の内野安打を放ち、無死満塁のチャンスをつかむ。つづく杉山が初球を叩きつけ、センター前に抜ける2点タイムリーヒットを放つ。ここで那須野をKO。投手が牛田に交代。無死一・二塁で、赤星はいい当たりもセカンドゴロ併殺(今季初)。二死三塁で、関本は空振り三振。
四回裏、先頭・金城にフルカウントから右中間を破るツーベースヒットを打たれる。村田のセンターへの打球に対し中堅手・赤星が突っ込むも捕れず、ボールを後ろに逸らしてしまう。結局タイムリースリーベースヒットとなり、横浜に1点を返される。佐伯ファーストライナーで一死三塁になった後、小池にライトへ犠牲フライを打たれ、さらに1点を失う。古木は空振り三振。

五回表、シーツはセンターフライ、金本は空振り三振、濱中も空振り三振で三者凡退。
五回裏、先頭・鶴岡にフルカウントから四球を与える。牛田は送りバントをするも捕手・矢野が素早く処理して二塁封殺。石井に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれ、一死一・二塁に。藤田をセンターフライに打ち取った後、金城に四球を与えて二死満塁としてしまう。村田が2球目に打ち上げたファーストファウルゾーンへの飛球を一塁手・シーツが捕れないというプレーがあったが、結局村田をセンターフライに打ち取り、得点許さず。

六回表、鳥谷はフルカウントからライトフライ、矢野は空振り三振、藤本はファーストゴロで三者凡退。
六回裏、佐伯はピッチャーゴロ、小池にはいい当たりを打たれるもレフトライナー、古木は初球を打ってファーストゴロで三者凡退。

七回表、杉山は空振り三振、赤星も空振り三振、関本はセカンドフライで三者凡退。
七回裏、鶴岡は初球を打ってライトフライ、牛田の代打・種田はセカンドゴロで二死後、石井にライトスタンドへソロホームランを打たれる。つづく藤田に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれたとこで、久保ピッチングコーチがマウンドへ。二死一塁で、金城はセカンドゴロ。

八回表、投手が川村に交代。シーツはライトフライ、金本はフルカウントからセカンドゴロ、濱中はフルカウントからピッチャーライナーで三者凡退。
八回裏、投手がウィリアムスに、右翼手が桧山に交代。村田は空振り三振、佐伯もフルカウントから空振り三振で二死後、小池にフルカウントからセンター前ヒット、古木の代打・多村にショート内野安打を打たれ、鶴岡にフルカウントから四球を与えて、二死満塁のピンチを招く。川村の代打・鈴木のショートゴロを捕球した遊撃手・鳥谷の一塁への送球は高かったが、一塁手・シーツがジャンピングキャッチし、打者走者・鈴木をタッチしてアウト。なんとか無失点で切り抜けた。

九回表、投手が山北に交代。先頭・鳥谷が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁。つづく矢野が送りバントをするも、捕手・鶴岡が捕球してセカンド封殺。捕手・鶴岡と交錯しそうになったため、一塁へのスタートが遅れた矢野もアウトで併殺。藤本は空振り三振で結局3人で攻撃終了。
九回裏、投手が吉野に交代。石井はショートゴロ、藤田はセカンドゴロ、金城はショートゴロに打ち取り、三者凡退で試合終了。

阪神は連投の藤川を温存して勝利。引き分けを1つ挟んで4連勝となった。
先発・杉山は7回を投げ94球、被安打8(被本塁打1)、与四球2、奪三振3、失点3に抑えて、2勝目。
最終回に登板して三者凡退に抑えた吉野がプロ入り初セーブをマークした。
ナイターで首位・中日が勝利したため、ゲーム差は7.0のまま。中日の優勝マジックは1つ減って24となった。

(注目選手)

  • 杉山 直久:8回3失点&2点タイムリーヒット、投打に活躍
  • 鳥谷 敬:先制2ランホームラン
  • 吉野 誠:プロ入り初セーブ

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 杉山

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 藤田
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 村田
  • 5
  • 佐伯
  • 6
  • 小池
  • 7
  • 古木
  • 8
  • 鶴岡
  • 9
  • 那須野

審判団

  • 本塁:佐々木
  • 一塁:小林
  • 二塁:友寄
  • 三塁:渡田