2006年8月26日 阪神タイガース vs. 読売ジャイアンツ

  • 阪神タイガース 成績 59勝52敗3分(対巨人 6勝9敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時01分開始 試合時間:3時間3分 観客数:48560人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
巨人 0 1 3 2 1 0 0 0 3 10 19 0
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 1
  • (勝)オクスプリング 4勝3敗0S (S)
  • (登板投手:オクスプリング−吉野−桟原−江草−ダーウィン)
  • (負)内海 10勝10敗0S
  • (登板投手:内海)
  • (本)小久保 14号(ソロ=オクスプリング)、15号(ソロ=桟原)

(試合内容)

一回表、脇谷は空振り三振、鈴木はセカンドゴロ、高橋由はセカンドゴロで三者凡退。
一回裏、赤星は空振り三振、関本はセカンドライナー、シーツは見逃し三振で三者凡退。

二回表、李承ヨプをフルカウントから空振り三振に打ち取った後、小久保にセンターバックスクリーン右へソロホームランを浴び、巨人に先制を許す。二岡はセカンドゴロ、矢野はフルカウントからサードゴロ。
二回裏、金本は空振り三振、濱中は初球を打ってサードゴロ、鳥谷はピッチャーゴロで三者凡退。

三回表、先頭・加藤にセカンドの横を抜くセンター前ヒットを打たれる。内海に対してカウント0−2となったが、結局スリーバント失敗で三振。脇谷はレフト線へのフライで二死後、鈴木に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれ、二死一・二塁とされる。そして、高橋由にライトへタイムリーツーベースヒットを打たれ、二塁走者・加藤が本塁生還し、一塁走者・鈴木まで本塁生還して、2点を失う。さらに、二死二塁で、李承ヨプに一二塁間を破るライト前タイムリーヒットを打たれ、この回3失点目。二死一塁で、小久保はフルカウントからスイングをとられて空振り三振。
三回裏、左翼手が高橋由から清水に交代(高橋由は体全体に張りがあるということで、大事をとって交代)。矢野の三遊間を破りそうな当たりは遊撃手・二岡が追いつきショートゴロ、藤本はセカンドゴロ、オクスプリングはショートゴロで三者凡退。

四回表、先頭・二岡に三遊間を破るレフト前ヒット、矢野にライト前ヒットを打たれて無死一・二塁のピンチとなる。加藤は最初ヒッティングの構えだったが、3球目に送りバントを決め、一死二・三塁に。ここで投手が吉野に交代(吉野は今季初登板)。内海は空振り三振に打ち取り二死とするが、脇谷にレフト前2点タイムリーヒットを打たれる。左翼から本塁への返球の間に、打者走者・脇谷が二進して二死二塁となるが、鈴木は空振り三振。
四回裏、赤星はセカンドゴロ、関本は空振り三振、シーツはライトフライで三者凡退。

五回表、先頭・清水にショートの右を抜くセンター前ヒットを打たれるが、李承ヨプをピッチャーゴロ併殺に打ち取る。ここで投手が桟原に交代。小久保にセンターバックスクリーン左へ今日2本目となるソロホームランを浴びる。二岡は見逃し三振。
五回裏、先頭・金本が三塁頭上を越えるレフト前ヒットを放ち、濱中がストレートの四球で歩いて無死一・二塁となる。しかし、鳥谷はピッチャーゴロで二塁封殺。一死一・三塁となって、矢野は空振り三振、藤本は左中間へのセンターフライで二者残塁。

六回表、捕手が浅井に交代。先頭・矢野にレフト線ギリギリに入るツーベースヒットを打たれる。加藤ライトフライの後、内海は送りバントの構えだったが、ヒッティングに切り替えて三遊間を破るレフト前ヒット。これで巨人は先発全員安打。一死一・三塁で、脇谷のセカンドゴロで三塁走者・矢野を三本間で挟殺。二死一・二塁で、鈴木はファーストゴロ。
六回裏、桟原の代打・中村豊がレフトフライに倒れた後、赤星が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁。関本のピッチャー返しは投手・内海のグラブを弾くが、二塁手・脇谷がバックアップしてセカンドゴロ。一塁走者・赤星が二進して二死二塁となるが、シーツは空振り三振。

七回表、投手が江草に交代。清水はサードゴロ、李承ヨプは空振り三振で二死後、小久保にセンター前ヒットを打たれる。一塁走者が古城に交代。二岡に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれて、二死一・二塁となる。一塁走者が小坂に交代。二死一・二塁で、矢野はセンターフライ。
七回裏、一塁手が斉藤に交代し、前の回で代走で出場した古城が三塁に、同じく代走で出場した小坂が遊撃に入った。金本はファーストゴロ、濱中は見送り三振、鳥谷は空振り三振で三者凡退。

八回表、加藤は空振り三振、内海は全く打つ気無しの見逃し三振で二死後、脇谷にフルカウントから四球を与える。鈴木の打席で、一塁走者・脇谷が二塁盗塁、さらに捕手・浅井の二塁への送球がセンターへ抜けてしまい、その間に走者・脇谷が三進して二死三塁に。しかし、鈴木は見逃し三振。
八回裏、浅井は空振り三振、藤本はショートライナー、江草の代打・町田はサードゴロで三者凡退。

九回表、投手がダーウィンに交代。先頭・清水にセンター前ヒット、斉藤にレフト前ヒットを打たれて、無死一・二塁とされる。そして古城にレフトへ2点タイムリーツーベースヒットを浴びる。つづく小坂の初球にワイルドピッチがあり、二塁走者・古城が三進。無死三塁で、小坂はフルカウントからセカンドゴロ。この間に三塁走者・古城が生還して、この回3失点目。一死走者無しとなって、矢野にセンター前ヒット、加藤にセンター前ヒットを打たれて、一死一・二塁に。内海は送りバントの構えだったが見逃し三振。脇谷の打席でこの回2度目のワイルドピッチがあり、各走者が進塁して二死二・三塁となるが、脇谷は見逃し三振。
九回裏、先頭・赤星が片手打ちながらセカンドの頭上を越すライト前ヒットで出塁。関本センターフライの後、シーツが一二塁間を破るライト前ヒットを放って一死一・二塁とするが、金本は空振り三振、濱中はライトフライで試合終了。

先発・オクスプリングは四回表途中で降板。72球を投げ、被安打7、失点6で3敗目。
チームは散発4安打で、今季6度目の完封負け。今季2度目の5連敗で3カード連続の負け越し。
首位・中日は負けたため、ゲーム差は9.0のままだが、中日の優勝マジックは1つ減って27に。
巨人は今季2度目の先発全員安打で、今季最多安打となる19安打を放った。
また、巨人の先発・内海はプロ2度目、対阪神2度目となる完封勝利で、自身初の2桁勝利をあげた。
なお、本日の甲子園球場の観客数48,560人は今季最多。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

巨人

  • 1
  • 脇谷
  • 2
  • 鈴木
  • 3
  • 高橋由
  • 4
  • 李承ヨプ
  • 5
  • 小久保
  • 6
  • 二岡
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 加藤
  • 9
  • 内海

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • オクスプリング

審判団

  • 本塁:杉永
  • 一塁:吉本
  • 二塁:真鍋
  • 三塁:渡田