2006年8月25日 阪神タイガース vs. 読売ジャイアンツ

  • 阪神タイガース 成績 59勝51敗3分(対巨人 6勝8敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間18分 観客数:48547人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
巨人 0 0 0 0 0 0 5 0 0 5 11 0
阪神 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 6 2
  • (勝)上原 6勝7敗0S (S)高橋尚 1勝3敗10S
  • (登板投手:上原−林−豊田−高橋尚)
  • (負)ウィリアムス 1勝2敗0S
  • (登板投手:福原−ウィリアムス−久保田−ダーウィン−江草)
  • (本)シーツ 15号(2ラン=上原)

(試合内容)

巨人・阿部は昨日の横浜戦で、ファウルボールを右手人さし指に受けて負傷した影響のため、スタメンを外れた。

一回表、先頭・脇谷に初球をセンター前に運ばれると、鈴木に送りバントを決められ一死二塁とされるが、高橋由はサードゴロ、李承ヨプはショートゴロ。
一回裏、先頭・赤星があわやホームランというライトフェンス直撃のツーベースヒットを放つ。関本が四球を選んで無死一・二塁となるが、シーツはサードゴロ併殺。二死三塁で、金本はレフトフライで得点ならず。

二回表、小久保ライトフライの後、二岡にセカンドの横を抜くセンター前ヒットを打たれ、矢野に対しては背中付近に当たる死球を与え、一死一・二塁のピンチを招く。しかし、加藤は空振り三振、上原は初球を打ってサードゴロ。
二回裏、濱中の三塁線への打球は三塁手・小久保がよく追いつきサードゴロ、鳥谷のレフトへの飛球は左翼手・高橋由がフェンス手前でジャッピングキャッチしてレフトフライ、矢野はライトフライで三者凡退。

三回表、脇谷は送りバントの構えで左足付近に投球が当たる。球審・笠原は死球の判定だったが、三塁塁審・杉永はスイングの判定。結局、脇谷はライトフライ、鈴木は空振り三振、高橋由も空振り三振で三者凡退。
三回裏、藤本はショートゴロ、福原は空振り三振、赤星も空振り三振で三者凡退。

四回表、李承ヨプはピッチャーゴロ、小久保は見逃し三振、二岡はセンターフライで三者凡退。
四回裏、先頭・関本が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁。シーツは空振り三振、金本も空振り三振で二死後、濱中がセンター前ヒットを放ち、二死一・三塁とする。しかし、鳥谷は左中間へのレフトフライで二者残塁。

五回表、矢野はサードゴロ、加藤はピッチャーゴロで二死後、上原が一二塁間を破るライト前ヒット、脇谷にライトへツーベースヒットを打たれ、二死二・三塁のピンチを招く。しかし、鈴木をセンターフライに打ち取り得点許さず。
五回裏、矢野の左中間への当たりは左翼手・高橋由にダイビングキャッチされる。藤本はレフトフライ、福原はショートゴロで三者凡退。

六回表、先頭・高橋由にライトフェンス直撃のツーベースヒットを打たれる。李承ヨプ空振り三振の後、小久保のフルカウントからのセンターフライで二塁走者・高橋由がタッチアップで三塁へ。二死三塁で、二岡をショートゴロに打ち取り得点許さず。
六回裏、赤星が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁すると、関本が送りバントを決めて一死二塁とする。そしてシーツがフルカウントからセンターバックスクリーン左へ飛び込む2ランホームランを放ち、阪神が先制する。金本はセンターフライ、濱中はライトフライ。

七回表、矢野はレフトフライ、加藤はセンターフライで二死後、上原にライト前に落ちるヒットを打たれたところで、投手がウィリアムスに、右翼手が中村豊に交代。脇谷にストレートの四球を与えて二死一・二塁になる。そして、鈴木の代打・木村拓にライト前ヒットを打たれ、二塁走者・上原は三塁でストップしたが、右翼手・中村豊からの本塁へのワンバウンド返球を捕手・矢野が弾き(記録は右翼手・中村豊のエラー)、三塁走者・上原が本塁に生還する。各走者も進塁して二死二・三塁で、高橋由に三遊間を破るレフト前2点タイムリーヒットを打たれ、逆転を許す。二死一塁で、李承ヨプにレフト前ヒットを打たれ、二死一・二塁になったところで、投手が久保田に交代。小久保にセンター前ヒットを打たれ、二塁走者・高橋由が生還。尚も二死一・二塁で二岡にはフルカウントから三遊間を破るレフト前タイムリーヒットを打たれる。ここで久保ピッチングコーチがマウンドへ。二塁走者が小久保から古城に交代。二死一・二塁で矢野をセカンドゴロに打ち取り、ようやくこの回終了。
七回裏、三塁手が古城に、中堅手が斉藤に、右翼手が木村拓に交代。鳥谷レフトフライの後、矢野がレフト線を破るツーベースヒットで出塁。藤本のファーストゴロで二塁走者・矢野が三進。中村豊に代打・桧山が告げられたところで、原監督がマウンドへ足を運び、投手が林に交代。二死三塁で、桧山は空振り三振。

八回表、投手がダーウィンに交代。加藤のショートゴロを遊撃手・鳥谷が弾き、ショートエラーで出塁を許す。林の代打・清水のピッチャーゴロで一塁走者・加藤が二進。一死二塁で、脇谷はサードファウルフライ、木村拓もサードファウルフライ。
八回裏、投手が豊田に交代。赤星は見逃し三振、関本も見逃し三振、シーツはピッチャーゴロで三者凡退。

九回表、投手が江草に交代。先頭・高橋由にフルカウントから四球を与える。李承ヨプの打席でワイルドピッチがあり、捕手・矢野がボールを見失い、その間に一塁走者・高橋由に三塁まで進塁を許す。李承ヨプは空振り三振。古城がカウント0−2からスクイズを試みるもファール。つづく4球目もスクイズを試み、小フライとなったが、捕手・矢野は捕れず。結局、古城はセカンドゴロ。二死三塁で、二岡に敬遠の四球を与えて、二死一・三塁に。一塁走者が二岡から川中に交代。斉藤はレフトフライで、なんとか得点は許さず。
九回裏、投手が高橋尚に、遊撃手が小坂に、中堅手が川中に交代し、斉藤が中堅から一塁へまわった。金本はセカンドゴロ、江草の代打・町田はファーストファウルフライ、鳥谷はセカンドゴロに倒れて三者凡退で試合終了。

阪神は4試合連続の逆転負けで、今季3度目の4連敗。首位・中日は負けたが、優勝マジックは1つ減って28に。首位とのゲーム差は9.0のまま。
先発・福原は6回2/3を投げ104球、被安打6、与死球1、奪三振6、ランナーを1人残して降板し、その後2番手・ウィリアムスが打たれたため、失点1。
巨人・上原は、ドラフト制導入以降、今年の6月16日に達成した西武・松坂と並んで最速タイとなる191試合目でプロ通算100勝目(プロ野球121人目)を達成した。ちなみに、ドラフト制導入以前を含めると最速は巨人・スタルヒンの165試合。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

巨人

  • 1
  • 脇谷
  • 2
  • 鈴木
  • 3
  • 高橋由
  • 4
  • 李承ヨプ
  • 5
  • 小久保
  • 6
  • 二岡
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 加藤
  • 9
  • 上原

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 福原

審判団

  • 本塁:笠原
  • 一塁:真鍋
  • 二塁:渡田
  • 三塁:杉永