2006年8月20日 東京ヤクルトスワローズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 59勝47敗3分(対ヤクルト 8勝8敗1分)
  • 明治神宮野球場 18時00分開始 試合時間:3時間11分 観客数:26638人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 2 0 5 0 1 0 0 8 12 0
ヤクルト 0 0 1 0 2 0 0 0 0 3 6 0
  • (勝)杉山 1勝4敗0S (S)
  • (登板投手:杉山−ダーウィン−桟原)
  • (負)ガトームソン 6勝7敗0S
  • (登板投手:ガトームソン−松井−高井−松岡)
  • (本)リグス 28号(2ラン=杉山)、金本 17号(ソロ=高井)

(試合内容)

昨日の試合前練習中に左ふくらはぎを痛めたヤクルト・宮本が1軍登録を抹消された。

一回表、赤星は空振り三振、関本の打球はガトームソンのユニフォームに飛び込むピッチャーゴロ、シーツの打球は一塁手・リグスのグラブを弾くも、二塁手・梶本がバックアップしてファーストゴロ。三者凡退。
一回裏、先頭・青木に右腰付近へ当たる死球を与える。リグスの3球目に青木が二盗を狙ってスタートを切るも、リグスは打ってショートゴロ。つづく岩村のショートゴロで二塁走者・青木が三塁進塁を狙うも、捕球した遊撃手・鳥谷が判断良く三塁へ投げて、走者・青木をタッチアウト。ラミレスにフルカウントから四球を与えて二死一・二塁になるが、宮出はショートゴロで二塁封殺。

二回表、金本はフルカウントからショートフライ、濱中はライトフライ、鳥谷はファーストゴロで三者凡退。
二回裏、田中浩は空振り三振、梶本はライトフライで二死後、米野にセンター前ヒットを打たれるが、ガトームソンは見逃し三振。

三回表、矢野ライトフライの後、藤本が一二塁間を破るライト前ヒットで出塁。杉山が送りバントを決めて二死二塁とする。赤星がフルカウントから四球を選んで二死一・二塁となった後、関本がレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースヒットを放ち、阪神が2点を先制する。なおも二死二塁だったが、シーツはフルカウントから打ち上げてファーストファウルフライ。
三回裏、先頭・青木にフルカウントから四球を与え、リグスに三遊間を破るレフト前ヒット、岩村にセーフティバントを決められ、無死満塁の大ピンチを迎える。しかし、ラミレスはショートゴロ併殺。この間に三塁走者・青木が本塁生還し、ヤクルトが1点を返す。二死三塁で、宮出はセカンドフライ。

四回表、先頭・金本は普通のサードゴロに見えたが、金本の足が早く一塁はセーフ。濱中がライト前に落ちるヒットを放って無死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、鳥谷はライトフライ、矢野もライトフライ、藤本はセカンドゴロで二者残塁。
四回裏、田中浩はピッチャーゴロ、梶本はファーストゴロ、米野はショートフライで三者凡退。

五回表、杉山が見逃し三振に倒れた後、赤星が左中間を破るスリーベースヒットで出塁。関本が高いバウンドで三塁の頭上を越えるレフト線へのタイムリーツーベースヒットを放ち1点追加。一死二塁で、シーツがセンター前タイムリーヒットを放ち、二塁走者・関本が本塁生還して2点目。金本がレフト前ヒットを放ち一死一・二塁に。濱中のサードゴロを捕球した三塁手・岩村が三塁ベースを踏んだ後、一塁へ送球するも、一塁手・リグスが捕れず、一塁はセーフ。二死一・二塁で、鳥谷が三遊間を破るレフト前タイムリーツーベースヒットを放ち3点目。なおも二死二・三塁で、矢野が一二塁間を破るライト前タイムリーヒットを放ち、二者生還して5点目。これで阪神は先発野手全員安打となった。二死一塁で、藤本はセンターフライに倒れて攻撃終了。
五回裏、先頭のガトームソンの代打・真中に四球を与える。青木のファーストゴロは二塁封殺のみ。リグスの打席で一塁走者・青木に二塁盗塁を決められた後、リグスにセンターバックスクリーンへ2ランホームランを浴びてしまう。岩村はファーストゴロ、ラミレスは空振り三振。

六回表、二番手・松井が登板。三塁手が城石に交代。杉山が見逃し三振に倒れた後、赤星がレフト前ヒットで出塁すると、関本の初球に二塁盗塁に成功。一死二塁とするが、関本は止めたバットにボールが当たってショートゴロ、シーツはショートゴロ。
六回裏、宮出セカンドゴロの後、田中浩に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれる。梶本レフトフライの後、米野の打球は三塁手・関本の手前でバウンドが変わったか、関本のグラブを弾くレフト前ヒットとなる。ここで久保ピッチングコーチがマウンドへ。二死一・二塁で、城石の代打・鈴木健にフルカウントから四球を与えて、二死満塁としてしまうが、青木のピッチャーゴロで本塁封殺とし、得点許さず。

七回表、三番手・高井が登板。三塁手が度会に交代。先頭・金本がレフトスタンドへソロホームランを放つ。濱中は空振り三振、鳥谷も空振り三振、矢野はライトフライ。
七回裏、二番手・ダーウィンが登板。右翼手が中村豊に交代。リグスはショートゴロ、度会もショートゴロ、ラミレスはライトフライで三者凡退。

八回表、先頭・藤本が四球で出塁すると、中村豊の初球に二塁盗塁成功。中村豊は送りバントを試みるもキャッチャーファウルフライ。一死二塁で、赤星がフルカウントから四球を選び一死一・二塁にとするが、関本はサードゴロ併殺。
八回裏、宮出は初球を打ってライトフライ、田中浩はショートゴロ、梶本はピッチャーゴロで三者凡退。

九回表、今季初登板となる松岡が四番手で登場。シーツはサードライナー、金本はファーストライナー、ダーウィンの代打・片岡はサードゴロで三者凡退。
九回裏、三番手・桟原が登板。米野はショートフライ、松岡の代打・志田は空振り三振、青木はショートゴロで三者凡退に打ち取り試合終了。

阪神は3試合連続先発野手全員安打、3試合連続の2桁安打を記録して、2カード連続の勝ち越し。
先発・杉山は6回を投げ116球、被安打6、与四死球5、奪三振3、失点3で、今季初勝利。
首位・中日が負けたため、優勝マジックは33のまま。首位とのゲーム差は8.0に縮まった。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 杉山

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • リグス
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • 宮出
  • 6
  • 田中浩
  • 7
  • 梶本
  • 8
  • 米野
  • 9
  • ガトームソン

審判団

  • 本塁:杉永
  • 一塁:名幸
  • 二塁:橘高
  • 三塁:有隅