2006年8月17日 阪神タイガース vs. 横浜ベイスターズ

  • 阪神タイガース 成績 57勝46敗3分(対横浜 14勝4敗0分)
  • 京セラドーム大阪 18時00分開始 試合時間:3時間10分 観客数:33498人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
横浜 0 0 0 2 0 2 3 0 0 7 11 0
阪神 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 9 0
  • (勝)吉見 2勝6敗0S (S)
  • (登板投手:吉見−加藤)
  • (負)下柳 9勝9敗0S
  • (登板投手:下柳−相木−太陽−桟原)
  • (本)シーツ 13号(ソロ=吉見)、村田 27号(ソロ=下柳)、吉村 18号(ソロ=下柳)

(試合内容)

一回表、先頭・石井の打球は捕球した一塁手・シーツから一塁ベースカバーに入った投手・下柳へトスし平凡なファーストゴロかと思われたが、打者走者・石井の足がわずかに早くファースト内野安打に。小池に送りバントを決められ一死二塁。金城のセンターフライで二塁走者がタッチアップし二死三塁とされるが、村田を空振り三振に打ち取った。
一回裏、赤星の三遊間への打球は遊撃手・石井がうまく捕りショートゴロ、関本はショートライナー。二死後、シーツがフルカウントからレフトスタンドへ先制のソロホームランを放つ。金本はセカンドゴロ。

二回表、吉村の打球は捕手・矢野がよく追いつきキャッチャーファウルフライ、佐伯はショートゴロ、内川はライトフライで三者凡退。
二回裏、濱中サードゴロの後、鳥谷が高いバウンドのセカンド内野安打で出塁。矢野がレフト前ヒットを放ち一死一・二塁とするが、藤本のピッチャー返しの打球は二塁手・内川が捕球しセカンドゴロ併殺。

三回表、相川は見逃し三振、吉見はセカンドゴロ、石井もセカンドゴロで三者凡退。
三回裏、下柳はショートゴロ、赤星の打球は一塁手・佐伯が飛びついて捕球しファーストゴロ、関本は見逃し三振で三者凡退。

四回表、小池は空振り三振。一死後、金城にショートの横を抜くセンター前ヒットを打たれる。続く村田にレフト左へツーベースヒットを打たれ、一死二・三塁のピンチを迎えると、吉村にバットを折りながらも三塁の頭上を越えるレフト線タイムリーツーベースを打たれ二者が生還、逆転を許してしまう。尚も一死二塁で、佐伯の二遊間への打球は遊撃手・鳥谷がよく追いつきショートゴロ。この間に走者は三進し二死三塁とされるが、内川はセカンドフライ。
四回裏、シーツはセカンドゴロ、金本はライトフライ、濱中はフルカウントから空振り三振で三者凡退。

五回表、この回先頭の相川にフルカウントから四球を与えてしまうが、吉見の送りバントは捕手・矢野が捕球し二塁へ送球しアウトに、更に一塁へ転送され併殺となり二死走者なしとなる。石井は空振り三振で結局3人で攻撃を退けた。
五回裏、鳥谷はレフトフライ、矢野はショートライナー。藤本のサードへの打球は、三塁手・村田の一塁への送球がわずかに遅れたかサード内野安打で二死一塁となるが、下柳は空振り三振。

六回表、小池はサードゴロ、金城の打球は中堅手・赤星がフェンス際でよく追いつきセンターフライ。二死後、村田にレフトスタンドへソロホームランを打たれると、続く吉村にもレフトスタンドへソロホームランを打たれる。佐伯の左中間への打球は左翼手・金本が追いつきレフトフライ。
六回裏、赤星が三塁前にセイフティバントを試みるもファウルとなり、結局見逃し三振。一死から、関本がショート後方に落ちるヒットで出塁。シーツはセイフティバントを試みるが投手・吉見が捕球し一塁はアウトとなり二死二塁に。金本がフルカウントから四球を選び二死一・二塁となるが、濱中はセンターフライに倒れた。

七回表、この回先頭の内川にフルカウントから四球を与える。相川の一二塁間への打球は二塁手・藤本が懸命に飛びつくも届かずライト前ヒットで無死一・二塁に。吉見は送りバントの構えからバスター、投手・下柳が捕球するも一塁ベースカバーが誰も居らずオールセーフで無死満塁の大ピンチとなる。石井は高いバウンドのピッチャーゴロで本塁封殺とするが、小池に三遊間を破るレフト前タイムリーヒットを打たれ1点を失う。ここで下柳から二番手・相木に投手交代。一死満塁で、金城はセカンドゴロで本塁封殺、二死満塁とするが、村田にフルカウントから一塁の頭上を越えるライト前タイムリーヒットを打たれ、この回さらに2点を失う。吉村は空振り三振。
七回裏、鳥谷はレフトフライ、矢野はライトフライ、藤本はピッチャーライナーで三者凡退。

八回表、太陽、浅井のバッテリーに交代。この回先頭の佐伯にセンター前ヒットを打たれる。内川の代打・藤田はレフトフライ。一死後、相川に死球を与えると、吉見に送りバントを決められ二死二・三塁とされる。しかし石井を空振り三振に打ち取った。
八回裏、代打した藤田が二塁に入る。浅井の打球は高いバウンドで投手・吉見が捕球するも一塁ベースカバーは誰も居らず内野安打となりノーアウトのランナーが出る。赤星がレフト前ヒットで続き無死一・二塁とすると、関本がライト線へヒットを放つ。三塁を回ろうとした浅井を吉竹三塁コーチが止めたが、打者走者・関本は二塁に到達しようとしており(関本の記録はシングルヒット)、赤星は二三本間、浅井は三本間に挟まれる形となり、結局浅井が三本間で挟殺され一死二・三塁となる。シーツはフルカウントからピッチャー返しの打球を放つもピッチャーゴロで走者は動けず二死二・三塁に。金本はショートフライに倒れ得点ならず。

九回表、四番手・桟原が登板。小池は空振り三振、金城の打球は遊撃手・鳥谷がよく追いつきショートゴロ、村田はショートゴロで三者凡退。
九回裏、二番手・加藤が登板。この回先頭の濱中が左中間へツーベースヒットを放つ。鳥谷は空振り三振、桟原の代打・林のファーストゴロで、二塁走者・濱中が三進。二死三塁で、藤本はキャッチャーフライで試合終了。

先発・下柳は7回途中で降板。球数98球、被安打9、与四球2、失点7で、自己ワーストのシーズン9敗目を喫した。
横浜・吉見は2004年5月25日以来となる阪神戦勝利。
今日試合の無かった首位・中日も優勝マジックは1つ減って36となり、首位とのゲーム差は8.0に拡がった。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 小池
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 村田
  • 5
  • 吉村
  • 6
  • 佐伯
  • 7
  • 内川
  • 8
  • 相川
  • 9
  • 吉見

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 下柳

審判団

  • 本塁:真鍋
  • 一塁:嶋田
  • 二塁:友寄
  • 三塁:名幸