2006年8月16日 阪神タイガース vs. 横浜ベイスターズ

  • 阪神タイガース 成績 57勝45敗3分(対横浜 14勝3敗0分)
  • 京セラドーム大阪 18時00分開始 試合時間:3時間58分 観客数:33669人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
横浜 0 1 0 0 0 1 0 1 0 0 3 12 1
阪神 0 1 1 0 0 0 1 0 0 1x 4 10 0
  • (勝)橋本 1勝0敗0S (S)
  • (登板投手:安藤−江草−ダーウィン−ウィリアムス−橋本)
  • (負)加藤 5勝4敗0S
  • (登板投手:三浦−川村−加藤)
  • (本)佐伯 4号(ソロ=安藤)、吉村 26号(ソロ=ダーウィン)

(試合内容)

一回表、先頭・石井の打球は投手・安藤のグラブをかすり、二塁手・藤本がバックアップし捕球するもピッチャー内野安打となる。小池に一塁前へ送りバントを決められ一死二塁とされるが、金城をフルカウントから見逃し三振、村田を空振り三振に打ち取った。
一回裏、赤星はショートライナー、関本はスイングをとられ空振り三振、シーツは空振り三振で三者凡退。

二回表、吉村は空振り三振。一死後、佐伯にレフトポールに当たるホームランを打たれ先制を許す。内川セカンドフライの後、相川に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれるが、三浦をサードゴロに打ち取った。
二回裏、この回先頭の金本が左中間を破るツーベースヒットを放つ。濱中セカンドフライの後、鳥谷の打球は二塁手・内川がよく追いつくも内野安打となり一死一・三塁のチャンス。矢野の一塁側ファウルゾーンへの打球は、一塁手・佐伯がフェンス際でよく追いつきファーストファウルフライで二死となる。しかし、藤本がセンター前へタイムリーヒットを放ち三塁走者が生還、同点に追いつく。尚も二死一・二塁で安藤はサードゴロ。

三回表、石井はファーストゴロ。一死後、小池に死球を与えるが、金城の打球は左翼手・金本が前進し追いつきレフトフライ、村田はショートゴロに打ち取った。
三回裏、この回先頭の赤星は高いバウンドの打球で投手・三浦が捕球するもピッチャー内野安打となり出塁。続く関本が送りバントを決め一死二塁。シーツはサードゴロで二死となるが、金本がライト前へタイムリーヒットを放ち二塁走者・赤星が生還し1点を勝ち越す。また右翼手・金城が打球を後逸する間に打者走者・金本も二塁へ進塁する(記録はシングルヒットと右翼手・金城のエラー)。二死二塁で濱中はサードゴロ。

四回表、この回先頭の吉村にセンター前ヒットを打たれるが、佐伯をサードゴロ併殺に打ち取った。二死から、内川にセカンドの横を抜くセンター前ヒットを打たれるが、相川はライトフライ。
四回裏、鳥谷はレフトフライ、矢野は空振り三振、藤本はライトフライで三者凡退。

五回表、この回先頭の三浦にセカンドの頭上を越えるセンター前ヒットを打たれる。石井見逃し三振の後、小池にセンター前ヒットを打たれ一死一・二塁とされる。しかし金城はファーストゴロ、この間に走者がそれぞれ進塁し二死二・三塁とされるが、村田をフルカウントから見逃し三振に打ち取った。
五回裏、安藤はフルカウントから空振り三振、赤星は見逃し三振。二死後、関本がレフト線へツーベースヒットを放ち二死二塁とするが、シーツはフルカウントからスイングをとられ空振り三振。

六回表、先頭・吉村に右中間フェンス直撃のツーベースヒットを打たれる。佐伯のセカンドゴロで二塁走者・吉村が三進。内川にストレートの四球を与えて、一死一・三塁に。ここで久保ピッチングコーチがマウンドへ。相川にライトへ犠牲フライを打たれ、三塁走者・吉村がタッチアップで本塁生還して同点に。二死一塁で、三浦はピッチャーゴロ。
六回裏、金本はフルカウントから空振り三振、濱中はライトフライ、鳥谷はセンターフライで三者凡退。

七回表、二番手・江草が登板。石井はセンターフライ、小池のサードへの打球は三塁手・関本が横っ飛びでキャッチしサードゴロ、金城はショートゴロで三者凡退。
七回裏、先頭・矢野がセンター前ヒットで出塁すると、藤本が送りバントを決め一死二塁とする。江草の代打・桧山は空振り三振に倒れるが、赤星がライトフェンス直撃のタイムリーツーベースヒットを放ち1点勝ち越す。関本はフルカウントからセンターフライ。

八回表、三番手・ダーウィンが登板。村田に初球をレフトスタンドへ運ばれ同点とされる。吉村にフルカウントから四球を与えると、佐伯に送りバントを決められ一死二塁とされる。内川にフルカウントから四球を与え一死一・二塁に。相川のピッチャー返しの打球は投手・ダーウィンの右手を直撃。ダーウィンが拾ってバックハンドトスで一塁へ送球しピッチャーゴロにするが、一旦治療のためにベンチへ下がった。ダーウィンは再びマウンドへ上がって投球練習をするが、三浦に代打・鈴木尚が告げられたところで、ウィリアムスに交代。二死二・三塁で、鈴木尚はピッチャーゴロに打ち取った。
八回裏、二番手・川村が登板。シーツはレフトフライ、金本の三塁線への当たりは三塁手・村田が捕ってサードゴロで二死後、濱中がフルカウントから四球で出塁するが、鳥谷はサードファウルフライ。

九回表、先頭・石井にレフト前ヒットを打たれ、小池にカウント0−3から送りバントを決められる。つづく金城に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれ一死一・三塁のピンチになる。しかし、村田の痛烈な打球は二塁手・藤本が横っ飛びで好捕し、4−6−3と渡って併殺でピンチを切り抜けた。
九回裏、三番手・加藤が登板。矢野はピッチャーマウンド後方へのサードフライ、藤本はレフトフライ、ウィリアムスの代打・林は空振り三振で三者凡退。
試合は延長戦へ。

十回表、投手が今季初登板となる橋本に交代。先頭・吉村に左中間フェンスを直撃するツーベースヒットを打たれる。佐伯はカウント0−3からキャッチャーファウルフライ。内川にフルカウントから四球を与えたところで、久保ピッチングコーチがマウンドへ。一死一・二塁のピンチだったが、相川はセカンドゴロ併殺に打ち取った。
十回裏、赤星はフルカウントから空振り三振、関本はサードゴロで二死後、シーツがフルカウントからレフトへツーベースヒットを放って出塁する。金本は敬遠の四球で歩いて二死一・二塁に。そして、濱中が左中間フェンスを直撃するタイムリーヒットを放ち、阪神がサヨナラ勝ちをおさめた。

阪神は今季8度目のサヨナラ勝ち。濱中は2002年8月3日の対ヤクルト戦以来、今季初、自身6本目のサヨナラ打。
五番手で投げた橋本が今季初登板で初勝利を飾った。
首位・中日は勝ち、優勝マジックを1つ減らして37に。首位とのゲーム差は7.5のまま。
横浜は今季3度目のサヨナラ負け。4カード連続の負け越しが決まり、京セラドーム大阪(大阪ドーム)では11連敗となった。

(注目選手)

  • 濱中 治:延長十回サヨナラタイムリーヒット
  • 藤本 敦士:同点タイムリーヒット&九回表にチームを救うファインプレー

先発オーダー

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 小池
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 村田
  • 5
  • 吉村
  • 6
  • 佐伯
  • 7
  • 内川
  • 8
  • 相川
  • 9
  • 三浦

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 安藤

審判団

  • 本塁:渡田
  • 一塁:友寄
  • 二塁:名幸
  • 三塁:真鍋