2006年8月9日 横浜ベイスターズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 55勝41敗3分(対横浜 12勝2敗0分)
  • 横浜スタジアム 18時00分開始 試合時間:2時間53分 観客数:17050人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 3 0 0 0 0 0 0 1 0 4 11 0
横浜 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 5 2
  • (勝)井川 9勝7敗0S (S)
  • (登板投手:井川−ウィリアムス−藤川)
  • (負)三浦 7勝7敗0S
  • (登板投手:三浦−川村)
  • (本)吉村 17号(ソロ=井川)

(試合内容)

一回表、赤星のフルカウントからの打球は左翼手・吉村が追いついたかと思ったが後逸し、その間に赤星は一気に三塁へ到達し(記録はレフト前ヒットと左翼手・吉村のエラー)、無死三塁のチャンスをつかむ。関本はフルカウントから見逃し三振に倒れるが、続くシーツが三遊間を破るタイムリーヒットを放ち三塁走者が生還、1点を先制する。金本がライトフライに倒れ二死となるが、濱中が右中間を破るタイムリースリーベースヒットを放ち、一塁走者・シーツが生還。更に二塁手・種田からの送球を三塁手・村田が捕れず、ボールがファウルゾーンを転がる間に、打者走者・濱中も生還する(記録はスリーベースヒットと二塁手・種田のエラー)。鳥谷はファーストゴロ。
一回裏、石井は止めたバットにボールが当たりサードゴロ、小池もサードゴロ、金城もサードゴロで三者凡退。

二回表、先頭・矢野がライト前ヒットで出塁するが、藤本はピッチャーゴロ併殺。井川は見逃し三振で、結局3人で攻撃終了。
二回裏、先頭・村田がレフトフェンス直撃の打球を打たれるがシングルヒット。吉村はセンターフライ、内川はセカンドゴロ併殺で、結局3人で打ち取った。

ここで横浜スタジアムに突然雨が降り出した。

三回表、赤星はセンターフライ、関本は空振り三振、シーツは初球を打ってレフトフライで三者凡退。
三回裏、種田は初球を打ってショートゴロ、相川、三浦は連続空振り三振で三者凡退。

四回表、先頭・金本がセンター前に抜けるヒットで出塁するが、濱中はフルカウントから空振り三振、鳥谷はセンターフライ、矢野は見逃し三振。
四回裏、石井を見逃し三振に打ち取った後、小池にセンター前ヒットを打たれるが、金城はセカンドゴロ併殺。

五回表、藤本はセカンドゴロ、井川は見逃し三振、赤星はセンターフライで三者凡退。
五回裏、村田をセンターフライに打ち取った後、吉村にライトスタンドへソロホームランを打たれる。内川は初球を打ってライトフライ、種田は左中間へのセンターフライ。

六回表、関本が空振り三振に倒れた後、シーツがレフト前ヒットで出塁。金本のセカンドゴロで一塁走者・シーツが二進。二死二塁で、濱中はセンターフライ。
六回裏、相川はセカンドゴロ、三浦はショートゴロで二死後、石井にレフト前ヒットを打たれるが、小池は空振り三振。

七回表、鳥谷はセカンドフライ、矢野は空振り三振で二死後、藤本がセカンドの頭上を越えるライト前ヒット、井川がレフト前にポトリと落ちるヒットを放ち、二死一・二塁とする。しかし、赤星はショートゴロ。
七回裏、金城にレフトへ大きな当たりを打たれるも、左翼手・金本がフェンス手前でキャッチしてレフトフライ。村田は空振り三振、吉村はフルカウントからセカンドゴロで三者凡退。

八回表、関本が空振り三振に倒れた後、シーツがライトフェンス上段を直撃するヒット(右翼手・金城のクッションボールの処理が早かったためシングルヒット)で出塁。金本が右中間フェンス直撃のツーベースヒットを放ち、一死二・三塁のチャンスをつかむ。ここで阿波野ピッチングコーチがマウンドへ。濱中は敬遠の四球で歩かされ一死満塁となる。鳥谷はセカンドゴロで本塁を封殺され二死に。矢野はフルカウントからインコースのボール球を選び、押し出しの四球で1点追加する。藤本はカウント1−3になったがサードゴロ。
八回裏、内川はファーストフライ、種田はショートゴロで二死後、相川にレフト前ヒットを打たれる。三浦の代打・鶴岡の初球にワイルドピッチがあり、一塁走者・相川が二進。鶴岡に四球を与え、二死一・二塁となる。ここで久保ピッチングコーチがマウンドへ。石井のボテボテの内野ゴロを二塁手・藤本がよく前進して処理しセカンドゴロ。

九回表、二番手・川村が登板。井川の代打・林がレフトオーバーのツーベースヒットで出塁。赤星は左中間へのセンターフライ。関本が打席に入った時に、関本のお腹付近に虫がとまったことに気付いた井野球審が虫をはらった。関本はフルカウントからセカンドゴロに倒れるが、この間に二塁走者・林が三進。二死三塁で、シーツはフルカウントから空振り三振。
九回裏、二番手・ウィリアムスが登板。小池はショートゴロ、金城はショートゴロで二死。ここで右肩に張りがあるということで数試合登板を控えていた藤川が三番手として登板。村田をセカンドフライに打ち取り試合終了。

阪神は4試合連続の2桁安打で今季3度目の5連勝。今季最多の貯金14とし、今季の対横浜戦勝ち越しが決定した。
先発・井川は8回を投げ112球、被安打5、与四球1、奪三振5、失点1の好投でチームトップタイの9勝目。
右肩の不安が伝えられていた藤川は最終回二死で登板し、村田に対して5球を投げてセカンドフライに打ち取った。
首位・中日は勝ったため、首位とのゲーム差は5.0のまま。
横浜は今季6度目の4連敗。

(注目選手)

  • 井川 慶:8回を投げ1失点の好投でチームトップタイの9勝目
  • シーツ:先制タイムリーヒットを含む3安打猛打賞

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 井川

横浜

  • 1
  • 石井啄
  • 2
  • 小池
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 村田
  • 5
  • 吉村
  • 6
  • 内川
  • 7
  • 種田
  • 8
  • 相川
  • 9
  • 三浦

審判団

  • 本塁:井野
  • 一塁:西本
  • 二塁:真鍋
  • 三塁:有隅