2006年8月3日 読売ジャイアンツ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 51勝41敗3分(対巨人 6勝7敗0分)
  • 東京ドーム 18時00分開始 試合時間:3時間6分 観客数:44319人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 2 0 2 0 0 0 0 1 0 5 6 0
巨人 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 10 1
  • (勝)下柳 9勝7敗0S (S)
  • (登板投手:下柳−ダーウィン−ウィリアムス−江草−藤川)
  • (負)内海 7勝10敗0S
  • (登板投手:内海−野間口−前田−真田−栂野)
  • (本)スペンサー 6号(2ラン=内海)

(試合内容)

阪神は5番に矢野、6番に7月6日以来のスタメン出場となるスペンサーを起用した。

一回表、濱中はフルカウントからセカンドゴロ。続く鳥谷のセカンドゴロを二塁手・木村拓がこぼし一塁セーフ(記録は木村拓のエラー)。一死一塁でシーツはフルカウントから四球を選び一死一・二塁とすると、金本が一塁の横を抜くタイムリーツーベースヒットを放ち二塁走者・鳥谷が生還、1点を先制する。尚も一死二・三塁で矢野がライトへ犠牲フライを放ち三塁走者・シーツが生還、1点を追加する。二死三塁で、スペンサーは空振り三振。
一回裏、矢野はショートゴロ。一死後、木村拓にレフト前ヒットを打たれるが、二岡はライトフライ、李はサードゴロ。

二回表、関本の三遊間への打球は遊撃手・二岡がよく捕るもヘッドスライディングした関本のほうがわずかに早く、ショート内野安打となり無死一塁に。藤本が三塁前に送りバントを決め一死二塁。さらに下柳の高いバウンドのショートゴロの間に走者が三進し二死三塁とする。濱中のカウントが0−3となったところで、巨人バッテリーが敬遠気味に四球を与え、二死一・三塁となるが、鳥谷はピッチャーゴロに倒れた。
二回裏、高橋由はセンターへの浅いフライ。一死後、阿部に四球を与えるが、ディロンをセカンドゴロ併殺に打ち取った。

三回表、シーツは空振り三振、金本はレフトフライ。二死から、矢野がセンター前ヒットで出塁すると、続くスペンサーがレフトスタンドへ2ランホームランを叩き込み2点を追加する。関本はセカンドゴロ。
三回裏、亀井ショートゴロの後、内海にセンター前ヒットを打たれる。続く矢野にライト前ヒットを打たれ、一死一・二塁。木村拓の三遊間を抜けそうな打球は、遊撃手・鳥谷が飛びつきよく止め三塁へ送球するが、このボールがやや逸れてしまいショート内野安打となり一死満塁に。しかし、二岡を空振り三振、李をレフトフライに打ち取った。

四回表、藤本はサードゴロ、下柳は見逃し三振。二死後、濱中がフルカウントから四球で出塁するが、鳥谷はファーストゴロ。
四回裏、高橋由はライトフライ。阿部にセンター前ヒットを打たれると、続くディロンにストレートの四球を与え、一死一・二塁に。亀井のファーストゴロの間に走者はそれぞれ進み二死二・三塁となり、先発・内海に代打・吉川が送られる。吉川は空振り三振。

五回表、二番手・野間口が登板。シーツがライト前ヒットで出塁すると、続く金本がフルカウントから四球を選び、無死一・二塁と追加点のチャンス。しかし、矢野はバントの構えもカウント2−0となり結局見逃し三振、スペンサーはセンターフライ、関本はセカンドフライ。
五回裏、矢野はライトフェンスぎりぎりの大きなフライ。一死後、木村拓に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれる。二岡はショートゴロで二塁封殺、二死一塁に。李にセンター前ヒットを打たれ二死一・二塁とされる。高橋由のレフト前方への打球は、左翼手・金本が懸命に前進するもわずかに捕れずタイムリーヒットとなり1点を返される。ここで久保ピッチングコーチがマウンドに。二死一・三塁で阿部はセカンドゴロに打ち取った。

六回表、藤本の左中間への打球は左翼手・矢野が追いつきレフトフライ、下柳はセカンドゴロ、濱中は見逃し三振で三者凡退。
六回裏、ディロンは空振り三振、亀井はセンターフライ。二死から、野間口の代打・十川にレフト前ヒットを打たれる。ここで先発・下柳から二番手・ダーウィンに交代。一死一塁で、矢野は空振り三振。

七回表、三番手・前田が登板。鳥谷はピッチャーゴロ、シーツは空振り三振、金本はフルカウントから空振り三振で三者凡退。
七回裏、木村拓はセカンドゴロ。一死後、二岡のショートへの打球は遊撃手・鳥谷が懸命に捕球し一塁へ送球するが、これがやや逸れ一塁セーフ(記録はショート内野安打)。ここで久保ピッチングコーチがマウンドへ行き、ダーウィンからウィリアムスに投手交代。李を空振り三振、高橋由をショートゴロに打ち取った。

八回表、四番手・真田が登板。この回先頭の矢野がライト前ヒットで出塁。スペンサーが四球を選び無死一・二塁。関本が送りバントを決め一死二・三塁となったところで、藤本の代打に林、二塁走者の代走に赤星が送られる。林がカウント0−2となったところで巨人バッテリーは勝負を避け敬遠の四球。一死満塁で、ウィリアムスの代打・桧山はフルカウントから四球を選び押し出しで1点を追加する。二塁走者の代走に秀太。なおも一死満塁だったが濱中はサードゴロ併殺打。
八回裏、四番手・江草が登板。中堅に代走に出た赤星、右翼に代打に出た桧山、三塁に代走に出た秀太が入り、関本が三塁から二塁にまわった。阿部はピッチャーゴロ、ディロンの打球は二塁手・関本がお手玉するも間に合いセカンドゴロ、亀井はレフトフライで三者凡退。

九回表、五番手・栂野(とがの)が登板。鳥谷はライトフライ、シーツはレフトフライ、金本はフルカウントからセカンドゴロで三者凡退。
九回裏、五番手・藤川が登板。栂野の代打・清水はセカンドゴロ、矢野は空振り三振、木村拓はフルカウントから空振り三振の三者凡退で試合終了。

先発・下柳は六回途中で降板するも1失点に抑え、チーム単独トップの9勝目をあげた。
チームは連敗を3、東京ドームの連敗を4でストップ。
また、首位・中日は勝ったため、首位とのゲーム差は6.0のまま。
巨人・内海は今季最短の4回で降板し4失点、両リーグを通じてワーストの10敗目となった。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 濱中
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 矢野
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • 関本
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 下柳

巨人

  • 1
  • 矢野
  • 2
  • 木村拓
  • 3
  • 二岡
  • 4
  • 李承ヨプ
  • 5
  • 高橋由
  • 6
  • 阿部
  • 7
  • ディロン
  • 8
  • 亀井
  • 9
  • 内海

審判団

  • 本塁:佐々木
  • 一塁:敷田
  • 二塁:渡田
  • 三塁:有隅