2006年8月2日 読売ジャイアンツ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 50勝41敗3分(対巨人 5勝7敗0分)
  • 東京ドーム 18時00分開始 試合時間:2時間58分 観客数:44287人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2 7 1
巨人 0 0 0 0 1 2 0 0 X 3 9 0
  • (勝)西村 5勝4敗0S (S)高橋尚 1勝3敗3S
  • (登板投手:西村−林−久保−高橋尚)
  • (負)福原 7勝2敗0S
  • (登板投手:福原−ダーウィン−ウィリアムス)
  • (本)李承ヨプ 34号(2ラン=福原)、濱中 15号(ソロ=西村)

(試合内容)

先週のヤクルト戦でヘッドスライディングをして、首を痛めた赤星がスタメンをはずれた。

一回表、先頭・鳥谷がセンター前ヒットで出塁。続く林はフルカウントから空振り三振、走っていた鳥谷も二塁でアウトとなり二死走者なしとなる。濱中はショートゴロ。ノーアウトの走者を出したが、結局3人で攻撃終了。
一回裏、矢野は空振り三振、木村拓も空振り三振、二岡はセンターフライで三者凡退。

二回表、金本の一塁線への打球は、一塁手・李承ヨプがよく抑えファーストゴロ。シーツはライトフライ、片岡はセカンドゴロで三者凡退。
二回裏、李はショートライナー、高橋由はショートゴロ、阿部は空振り三振で三者凡退。

三回表、矢野はセカンドゴロ、藤本はショートゴロ、福原は見逃し三振で三者凡退。
三回裏、この日が31歳の誕生日のディロンはフルカウントから見逃し三振。一死後、亀井にショートの横を抜くセンター前ヒットを打たれる。続く西村はバントの構えもカウント2−2から見逃し三振。矢野の打席で、一塁走者・亀井が牽制で刺され巨人の攻撃終了。

四回表、この回先頭の鳥谷が一二塁間を抜くライト前ヒットで出塁。続く林が右中間を破るツーベースヒットを放ち、無死二・三塁の先制のチャンスを作る。しかし濱中はサード正面のゴロで一死に。金本のセカンドゴロの間に三塁走者が生還し1点を先制する。二死三塁でシーツはライトフライ。
四回裏、矢野はセンターフライ、木村拓は空振り三振。二死後、二岡に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれるが、李は見逃し三振。

五回表、片岡はファーストゴロ、矢野はファーストゴロ、藤本はサードゴロで三者凡退。
五回裏、この回先頭の高橋由にセンターオーバーのツーベースヒットを打たれる。続く阿部にセンター前ヒットを打たれて、無死二・三塁のピンチ。ディロンはショートライナーかと思われたが、この打球を遊撃手・鳥谷が弾いてしまいその間に三塁走者が生還、同点とされる。なおも無死一・二塁で亀井はカウント0−3からセンターフライ。二塁走者がタッチアップで三進し一死一・三塁とされ、西村は初球スクイズを試みるが、阪神バッテリーがはずし三塁走者・阿部を三本間で挟殺、二死とする。スクイズ失敗の後、西村にピッチャー強襲の内野安打を打たれ二死一・三塁とされるが、矢野はサードゴロでなんとか同点どまりに抑えた。

六回表、福原は空振り三振。一死後、鳥谷のセンターへ抜けそうな打球は二塁手・木村拓がよく追いつくもセカンド内野安打。林はファウルで粘るもフルカウントから見逃し三振、二塁へ走った鳥谷も盗塁死し攻撃終了。
六回裏、この回先頭の木村拓の三遊間への打球は遊撃手・鳥谷が横っ飛びでとめるも木村拓の足が勝りショート内野安打に。一塁走者の代走に小坂が送られる。無死一塁で二岡はショートゴロで二塁封殺。一死一塁とするが、李承ヨプにセンターバックスクリーンへ勝ち越しの2ランホームランを打たれる。続く高橋由にもライト前ヒットを打たれ、ここで久保コーチがマウンドへ。阿部の打席で一塁走者・高橋由が二塁盗塁に成功し一死二塁となり、阿部にフルカウントから四球を与え一死一・二塁。ディロンは見逃し三振で二死とするが、亀井のセカンドへの打球は内野安打となり二死満塁に。しかし西村を見逃し三振に打ち取った。

七回表、代走した小坂が二塁に、三塁に古城が入る。この回先頭の濱中がセンターバックスクリーンへソロホームランを放ち1点差に詰め寄る。金本がセンター前ヒットで続くと、ここで尾花コーチがマウンドへ。シーツはピッチャーゴロで一死二塁に。片岡のセカンドゴロの間に走者は三進、矢野はストレートの四球で二死一・三塁に。藤本に代打・桧山が告げられたところで、巨人は先発・西村から林に投手交代。藤本の代打・桧山は空振り三振に倒れた。
七回裏、二番手・ダーウィンが登板。二塁に関本が入る。矢野はライトフライ、小坂のピッチャー返しの打球は投手・ダーウィンに当たるが落ち着いてボールを拾いピッチャーゴロ、二岡はライトフライで三者凡退。

八回表、関本はショートゴロ、鳥谷は見逃し三振。林に代打・スペンサーが告げられたところで巨人は林から久保に投手交代。二死走者なしで、林の代打・スペンサーは空振り三振。
八回裏、三番手・ウィリアムスが登板。代打したスペンサーが中堅の守備につく。李は空振り三振、高橋由も空振り三振。二死後、阿部にフルカウントから四球を与えたところで、久保コーチが通訳を伴いマウンドへ。続く古城にカウント0−3となったところで一塁手・シーツがマウンドへ。古城にもストレートの四球を与え二死一・二塁に。しかし亀井を空振り三振に打ち取った。

九回表、四番手・高橋尚が登板。濱中はファーストファウルフライ。一死後、金本がレフト前ヒットで出塁するが、シーツがサードゴロ併殺に倒れ試合終了。

先発・福原は6回を投げ99球、被安打9、与四球1、奪三振9、失点3(自責点2)の内容で、今季2敗目。6月1日の楽天戦(甲子園)から続けていた連勝が7でストップ。
チームは3連敗となり、貯金は一桁の9に減った。
なお、首位・中日は負けたため、中日とのゲーム差は6.0のまま。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 鳥谷
  • 2
  • 3
  • 濱中
  • 4
  • 金本
  • 5
  • シーツ
  • 6
  • 片岡
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 福原

巨人

  • 1
  • 矢野
  • 2
  • 木村拓
  • 3
  • 二岡
  • 4
  • 李承ヨプ
  • 5
  • 高橋由
  • 6
  • 阿部
  • 7
  • ディロン
  • 8
  • 亀井
  • 9
  • 西村

審判団

  • 本塁:杉永
  • 一塁:渡田
  • 二塁:有隅
  • 三塁:佐々木