2006年7月26日 中日ドラゴンズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 49勝37敗2分(対中日 2勝7敗0分)
  • ナゴヤドーム 18時00分開始 試合時間:3時間17分 観客数:37638人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 1 0 0 0 0 0 1 0 0 2 6 1
中日 0 0 0 0 0 1 3 1 X 5 9 0
  • (勝)山本昌 5勝5敗0S (S)岩瀬 1勝2敗24S
  • (登板投手:山本昌−平井−岩瀬)
  • (負)ダーウィン 0勝1敗1S
  • (登板投手:福原−ダーウィン−江草−金澤)
  • (本)濱中 13号(ソロ=山本昌)

(試合内容)

一回表、赤星は空振り三振、関本はショートフライ。二死後、濱中がレフトスタンドぎりぎりに入るソロホームランを放ち1点を先制。金本はセカンドファウルフライ。
一回裏、先頭・荒木にフルカウントから四球を与える。続く井端に三塁手・関本の横を抜くツーベースヒットを打たれ、無死二・三塁のピンチとなる。しかし、福留を見逃し三振、T・ウッズを空振り三振、アレックスをライトフライに打ち取った。

二回表、シーツの飛球は中堅手・英智の好捕でセンターフライ、矢野はライトフライ、鳥谷は空振り三振で三者凡退。
二回裏、森野センターフライの後、谷繁に四球を与えるが、英智は空振り三振、山本昌は見逃し三振。

三回表、藤本はセカンドゴロ、福原は空振り三振、赤星は見逃し三振で三者凡退。
三回裏、荒木はセカンドゴロ、井端はショートゴロ、福留はセカンドゴロで三者凡退。

四回表、関本は見逃し三振、濱中は空振り三振、金本はレフトフライで三者凡退。
四回裏、T・ウッズは見逃し三振、アレックスはレフトフライ。二死から、森野に四球を与える。続く谷繁には粘られるが、ライトフライに打ち取った。

五回表、シーツの打球は左翼手・アレックスがダイレクトで捕球したかと思ったが、グラブからボールがこぼれて記録はヒットとなり無死一塁。矢野はライトフライに倒れたが、鳥谷がストレートの四球を選び一死一・二塁とする。しかし、藤本の打球は三塁手・森野が捕球しサードフライ、福原は空振り三振で追加点ならず。
五回裏、英智はショートゴロ、山本昌はショートゴロ、荒木はサードゴロで三者凡退。
なお五回終了で試合が成立したことにより、中日・谷繁が史上36人目、捕手では4人目となる通算2000試合出場を達成。

六回表、赤星は空振り三振、関本は三球で空振り三振、濱中はセンターフライで三者凡退。
六回裏、この回先頭の井端にレフト前ヒットを打たれる。福留レフトフライの後、T・ウッズにストレートの四球を与え一死一・二塁としてしまうと、続くアレックスにセカンドの横を抜くセンター前タイムリーヒットを打たれ同点に。尚も一死一・二塁で、森野は弱い当たりのピッチャーゴロ。走者がそれぞれ進塁し二死二・三塁になるが、谷繁はレフトフライ。

七回表、この回先頭の金本が三遊間深いところへのショート内野安打で出塁。シーツがレフト前ヒットを放ち無死一・二塁とすると、続く矢野が送りバントを決め一死二・三塁に。鳥谷はショートゴロで本塁に突入した三塁走者は本塁タッチアウト、二死一・二塁となるが、藤本の代打・町田がセンター前へタイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功。一塁走者の代走に秀太。福原の代打・浅井はショートゴロ。
七回裏、二番手・ダーウィンが登板。代走した秀太が三塁に入り、三塁を守っていた関本が二塁の守備に。英智の代打・井上はフルカウントからセカンドゴロ。山本昌の代打・高橋光にセンター前ヒットを打たれる。代走は藤井。荒木に一・二塁間を破るライト前ヒットを打たれると、一塁走者・藤井が一気に三塁へ走る。右翼手・濱中から三塁への送球が逸れてしまい(記録は濱中の悪送球エラー)、その間に藤井が生還、同点に追いつかれる。打者走者の荒木も二塁へ到達し一死二塁に。井端にフルカウントから四球を与え一死一・二塁としてしまうと、続く福留に一・二塁間を破るライト前タイムリーヒットを打たれ勝ち越しを許す。尚も一死一・三塁で、T・ウッズにセンターへ大きな犠牲フライを打たれ、三塁走者がタッチアップで還り、中日のリードが2点に。さらに、アレックスには三遊間を破るレフト前ヒットを打たれ、二死一・二塁となったところで、二番手・ダーウィンから三番手・江草に投手交代。森野に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれ二死満塁となるが、谷繁はキャッチャーファウルフライ。

八回表、二番手・平井が登板。代走した藤井が中堅に入り、一塁に渡邉が入った。赤星はサードゴロ、関本はいい当たりもライトライナー、濱中は空振り三振で三者凡退。
八回裏、平井の代打・奈良原に左中間へツーベースヒットを打たれる。藤井に送りバントを決められ一死三塁。ここで三番手・江草から四番手・金澤に投手交代。一死三塁で荒木がスクイズ、投手・金澤が捕球に行くも捕れず、三塁走者が生還。井端は空振り三振。

九回表、三番手・岩瀬が登板。金本はセカンドゴロ、シーツはセンターフライ。二死後、矢野が一・二塁間を破るライト前ヒットを放つ。しかし鳥谷は空振り三振で試合終了。

先発・福原は6回を投げ105球、被安打3、与四球4、奪三振5、失点1と好投したが、二番手・ダーウィンが中日打線につかまった。
首位・中日とのゲーム差は今季最大の3.5に。ナゴヤドームでは4連敗となった。
中日・谷繁が史上36人目、捕手としては野村克也氏(現楽天監督)、木俣達彦氏、伊東勤氏(現西武監督)に次いで4人目となる2000試合出場を達成した。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • 濱中
  • 4
  • 金本
  • 5
  • シーツ
  • 6
  • 矢野
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 福原

中日

  • 1
  • 荒木
  • 2
  • 井端
  • 3
  • 福留
  • 4
  • T・ウッズ
  • 5
  • アレックス
  • 6
  • 森野
  • 7
  • 谷繁
  • 8
  • 英智
  • 9
  • 山本昌

審判団

  • 本塁:敷田
  • 一塁:笠原
  • 二塁:真鍋
  • 三塁:杉永