阪神タイガース 試合結果

• （勝）福原 7勝1敗0S　（Ｓ）藤川 3勝0敗10S
• （登板投手：福原−藤川）
• （負）上原 3勝6敗0S
• （登板投手：上原）
• （本）

（試合内容）

前半戦最後の試合。巨人の先発・上原は中４日での登板、阪神・福原は２日スライドして中７日での登板。
巨人の５番は２００４年まで阪神に在籍していたジョージ・アリアス。
始球式は、ＪＲＡの武豊騎手が行った。

一回表、二岡ライトフライで一死後、木村拓に四球を与える。しかし、高橋由、李を連続空振り三振に打ち取った。
一回裏、赤星はサードライナー。一死後、藤本がセンター前ヒットで出塁。しかし、濱中は見逃し三振、金本のライト前方への打球は右翼手・木村拓が懸命に前進して好捕しライトフライ。

二回表、アリアスの三遊間への打球は深い所で遊撃手・鳥谷がよく追いつきショートゴロ、阿部もショートゴロ。二死後、矢野には初球、背中に死球を与えてしまう。仁志の打席で矢野に二塁盗塁を決められると、仁志には敬遠気味の四球を与え二死一・二塁に。上原には粘られるも空振り三振に打ち取った。
二回裏、シーツはキャッチャーファウルフライ、鳥谷は空振り三振、矢野は空振り三振で三者凡退。

三回表、二岡の打球は三塁手・関本が弾くも間に合いサードゴロ、木村拓はレフトフライ、高橋由はショートゴロで三者凡退。
三回裏、関本ショートゴロ、福原キャッチャーゴロ、赤星レフトフライで三者凡退。

四回表、李はファーストライナー、アリアスは空振り三振、阿部にレフトへ大きな打球を打たれるも左翼手・金本が追いつきレフトフライで三者凡退。
四回裏、藤本は空振り三振、濱中は空振り三振、金本は見逃し三振で三者凡退。

五回表、この回先頭の矢野にセンター前ヒットを打たれる。仁志は初球に送りバントを失敗した後、ヒッティングに切り替えるもショートゴロ併殺打、上原は初球を打ってセカンドゴロで、結局３人で退けた。
五回裏、シーツはセンターフライ、鳥谷はファーストゴロ、矢野はライトフライ。

六回表、二岡はライトフライ、木村拓はセカンドゴロ、高橋由は空振り三振で三者凡退。
六回裏、この回先頭の関本がセンター前ヒットで出塁。福原が送りバントを決め一死二塁とするが、赤星はショートゴロ、藤本の右中間への打球は右翼手・木村拓が追いつきライトフライ。

七回表、李はセカンドゴロ、アリアスはサードゴロ。二死後、阿部にレフト前ヒットを打たれるが、矢野を空振り三振に打ち取った。
七回裏、濱中はサードゴロ。一死後、金本がライト前ヒットで出塁。しかしシーツはフルカウントから空振り三振、二塁へ走っていた一塁走者・金本もタッチアウトとなり併殺で３アウト。

八回表、仁志はサードゴロ、上原はセカンドライナー、二岡は見逃し三振で三者凡退。
八回裏、この回先頭の鳥谷が右中間を破るツーベースヒットで出塁すると、矢野が送りバントを決め一死三塁とする。関本はセンターへやや浅いフライだったが、三塁走者・鳥谷がタッチアップで本塁へ。中堅手・高橋由が本塁へ好返球するもピッチャーマウンド付近でワンバウンドし大きく跳ねたため、本塁は間一髪セーフ。ついに均衡を破る１点が入る。福原の代打・桧山はライトフライ。

九回表、二番手・藤川が登板。木村拓は空振り三振、高橋由も空振り三振。二死後、李が粘ってフルカウントから四球で出塁。代走に小坂。しかしアリアスは見逃し三振で試合終了。

阪神は前半戦最後の試合を今季６度目の完封勝利で飾り、貯金を今季最多タイの１４とした。また、雨天中止で試合の無かった首位・中日とのゲーム差を１．５に縮めた。
先発・福原は８回を投げ１００球、被安打２、与四死球３、奪三振７、無失点の好投で自身７連勝。
巨人は好投の先発・上原を見殺し。今季５度目の完封負けで借金１１。なお、借金が２桁で前半戦ターンを迎えるのは１９９７年（最終順位４位）の借金１１以来９年ぶり。
今日の甲子園球場の観衆４万８５５０人は今季最多。

（注目選手）

• 福原 忍：スライド登板ながら８回被安打２無失点の好投で７連勝
• 関本 健太郎：貴重な１点を生み出す犠牲フライを放つ
• 鳥谷 敬：貴重な１点に繋がるツーベースヒット＆好走塁で決勝のホームイン