2006年7月15日 阪神タイガース vs. 中日ドラゴンズ

  • 阪神タイガース 成績 48勝34敗2分(対中日 2勝4敗0分)
  • 京セラドーム大阪 18時00分開始 試合時間:3時間5分 観客数:33922人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
中日 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 10 0
阪神 0 0 0 0 0 2 0 0 X 2 7 0
  • (勝)井川 8勝5敗0S (S)藤川 3勝0敗9S
  • (登板投手:井川−ウィリアムス−藤川)
  • (負)山本昌 4勝5敗0S
  • (登板投手:山本昌−高橋聡−鈴木)
  • (本)T・ウッズ 20号(ソロ=井川)

(試合内容)

昨日の中日戦で代打ホームランを放った町田が6番・ファーストで先発出場。

一回表、森野は初球を打ってセカンドゴロ、荒木はセンターフライで二死後、井端のピッチャー返しの打球は投手・井川が背中側でグラブに当てるも、その後打球の行方を見失いピッチャー内野安打となり二死一塁に。しかしT・ウッズはライトフライ。
一回裏、先頭・関本がセンター前ヒットで出塁。赤星が空振り三振に倒れた後、濱中が左手一本でレフト前に運ぶヒットを放ち、一死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、金本は空振り三振、シーツはショートゴロに倒れ、二者残塁。

二回表、アレックスは空振り三振、井上はセンターフライ、英智はショートフライで三者凡退。
二回裏、町田はセカンドゴロ。矢野が3球目にレフトポール付近に大きな当たりを放つも、わずかに左に切れてファール。結局、矢野はピッチャーゴロ、鳥谷はサードゴロで三者凡退。

三回表、谷繁はセカンドゴロ、山本昌はショートゴロで二死後、森野に左中間へレフト前ヒットを打たれる。荒木の三塁線へのサードゴロを三塁手・シーツがよく追いつくも、一塁はセーフ。さらに二塁走者・森野が好走塁で三塁へ到達し、二死一・三塁のピンチを迎える。しかし、井端はショートゴロに打ち取る。
三回裏、井川はショートゴロ、関本はサードフライ、赤星は見逃し三振で三者凡退。

四回表、T・ウッズにセンターフェンス上段を直撃するツーベースヒットを打たれ、アレックスにストレートの四球を与え、無死一・二塁のピンチを招く。井上には送りバントを決められ、一死二・三塁とされる。英智はショートゴロで各ランナー動けず。谷繁には敬遠の四球を与えて、二死満塁となるが、山本昌はサードゴロに打ち取り得点許さず。
四回裏、濱中はフルカウントから見逃し三振、金本は空振り三振、シーツはライトフライで三者凡退。

五回表、森野のサード前への打球はボテボテのゴロとなりサード内野安打となる。荒木は送りバントをするもキャッチャーファウルフライ。井端はフルカウントから空振り三振。さらに二塁へ走った一塁走者・森野も捕手・矢野が刺して、結局3人で打ち取った。
五回裏、町田はショートゴロ、矢野もショートゴロ、鳥谷はレフトフライで三者凡退。

六回表、T・ウッズに右中間スタンドへソロホームランを打たれ、中日に先制を許す。続くアレックスにショートの横を抜くセンター前ヒットを打たれると、久保投手コーチがマウンドへ。井上は空振り三振、英智の打席で一塁走者・アレックスが投手・井川の牽制に誘い出されて二塁でタッチアウト。英智はショートゴロ。
六回裏、井川はピッチャーゴロ、関本はサードゴロで二死後、赤星がバントヒットで出塁すると、濱中がライトフェンス直撃のタイムリーツーベースヒットを放ち同点に追いつく。二死二塁で、金本が一塁線を破るタイムリーツーベースヒットを放ち、勝ち越しに成功。なおも二死二塁だったが、シーツはライトファウルフライ。

七回表、二塁手が藤本に交代。一塁に三塁からシーツがまわり、三塁に二塁から関本がまわった。谷繁はセンターフライ、山本昌の代打・渡邉は空振り三振(これで井川は今季100奪三振)、森野は見逃し三振で三者凡退。
七回裏、二番手・高橋聡が登板。藤本は空振り三振。矢野の2球目は顔付近への危ないボールとなったが、矢野は辛うじて避けた。結局、矢野はフルカウントから空振り三振。鳥谷はセカンドゴロで三者凡退。

八回表、二番手・ウィリアムスが登板。荒木を空振り三振に打ち取った後、井端に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれる。T・ウッズは空振り三振に打ち取るが、アレックスにセンター前ヒットを打たれる。ここで久保ピッチングコーチがマウンドへ。二死一・二塁で、井上の代打・高橋光の三遊間への当たりは、遊撃手・鳥谷が抑えて二塁封殺とし、ピンチ脱出。
八回裏、三番手・鈴木が登板。中堅手が藤井に交代し、右翼に中堅から英智がまわった。ウィリアムスの代打・林はショートゴロ。一死後、関本がバットを折りながらもレフト前ヒットで出塁。赤星の送りバントは中日守備陣のミスを誘い、内野安打となって一死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、濱中はショートゴロ併殺。

九回表、三番手・藤川が登板。右翼手が中村豊に交代。英智の代打・立浪に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれる。代走は鎌田。谷繁は空振り三振、鈴木の代打・奈良原も空振り三振、森野はファーストファウルフライで試合終了。

オールスターゲーム前の最後の首位攻防戦第2Rは阪神が連勝。2カード連続の勝ち越しで今季最多の貯金14とし、首位・中日とのゲーム差を1.0に縮めた。
先発・井川は7回を投げ118球、被安打7、与四球2、奪三振5、失点1の好投でチームトップタイの8勝目。七回表に渡邉から今季100個目の奪三振を記録した。

(注目選手)

  • 濱中 治:同点タイムリーヒット
  • 金本 知憲:勝ち越しのタイムリーヒット
  • 井川 慶:7回1失点の好投でチームトップタイの8勝目

先発オーダー

中日

  • 1
  • 森野
  • 2
  • 荒木
  • 3
  • 井端
  • 4
  • T・ウッズ
  • 5
  • アレックス
  • 6
  • 井上
  • 7
  • 英智
  • 8
  • 谷繁
  • 9
  • 山本昌

阪神

  • 1
  • 関本
  • 2
  • 赤星
  • 3
  • 濱中
  • 4
  • 金本
  • 5
  • シーツ
  • 6
  • 町田
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 鳥谷
  • 9
  • 井川

審判団

  • 本塁:橘高
  • 一塁:井野
  • 二塁:友寄
  • 三塁:有隅