2006年7月13日 阪神タイガース vs. 広島東洋カープ

  • 阪神タイガース 成績 46勝34敗2分(対広島 6勝2敗2分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:2時間52分 観客数:42650人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
広島 1 0 0 1 2 0 0 1 0 5 13 0
阪神 0 1 0 0 1 0 0 0 0 2 10 0
  • (勝)黒田 8勝6敗0S (S)永川 3勝3敗12S
  • (登板投手:黒田−高橋−永川)
  • (負)オクスプリング 4勝2敗0S
  • (登板投手:オクスプリング−江草−能見−金澤)
  • (本)梵 5号(ソロ=オクスプリング)

(試合内容)

一回表、東出の打球は、三塁手・関本がフェンスにぶつかりながら好捕しサードファウルフライ。一死後、梵にレフトスタンドへ先制ホームランを打たれる。嶋の打球は遊撃手・鳥谷がよく止めショートゴロ、新井はライトフライ。
一回裏、赤星は三球で空振り三振、藤本も空振り三振、濱中も空振り三振で、三者連続空振り三振の三者凡退。

二回表、前田の打球は右翼手・濱中がよく追いつきライトフライ。一死から、栗原にセンター前ヒットを打たれるが、森笠をショートゴロ併殺に打ち取った。
二回裏、金本は初球を打ってセンターフライ。一死後、シーツがセンター前方にポトリと落ちるヒットを放ち出塁。続く鳥谷の高いバウンドの打球は、一塁手・栗原が捕球し一塁へ送球するも内野安打となり、一死一・二塁のチャンスを作る。すると矢野がセンター前へタイムリーヒットを放ち二塁走者・シーツが生還、同点に追いつく。なおも一死一・二塁で、関本はファーストライナーで、飛び出していた一塁走者・矢野も戻れず併殺で攻撃終了。

三回表、倉はレフトフライ、黒田はサードゴロ、東出はファーストゴロで三者凡退。
三回裏、オクスプリングはピッチャーゴロ。一死から、赤星がセンター前ヒットで出塁。藤本の初球に一塁走者・赤星が二塁盗塁に成功(約1ヶ月ぶりの盗塁)し一死二塁に。藤本のセカンドゴロの間に二塁走者が三進し二死三塁とするが、濱中はサードゴロ。

四回表、この回先頭の梵の打球は三塁手・関本の頭上を越えレフトへ転がるツーベースヒットとなり無死二塁。嶋のセカンドゴロの間に走者は三進し一死三塁に。新井のセンターフライで三塁走者がタッチアップ、犠飛となり広島に勝ち越しを許す。更に、前田に左中間へ、続く栗原には三遊間を破るレフト前ヒットを打たれ二死一・二塁とされるが、森笠をサードライナーに打ち取った。
四回裏、この回先頭の金本がレフト前ヒットで出塁するが、シーツはセカンドゴロ併殺。鳥谷はセカンドゴロで結局3人で攻撃終了。

五回表、倉は空振り三振。一死後、黒田がセカンド内野安打で出塁。東出はセンターフライに打ち取るが、梵の打席でボークをとられ一塁走者が二進し二死二塁に。カウント0−2から梵にレフト線へツーベースヒットを打たれ二塁走者が生還、1点を失う。ここで久保ピッチングコーチが脇坂通訳を伴いマウンドへ。
二死二塁で、嶋にフルカウントからレフト前にポトリと落ちるタイムリーヒットを打たれ更に1点を失う。続く新井にショートの横を抜くレフト前ヒットを打たれ二死一・二塁とされたところで、先発・オクスプリングから二番手・江草に投手交代。前田をカウント2−0からファーストライナーに打ち取った。

五回裏、この回先頭の矢野がフルカウントからレフト前ヒットで出塁。関本はショートゴロで二塁封殺、一死一塁に。江草が送りバントを決め二死二塁とする。続く赤星の打球は高いバウンドで、二塁手・東出がセカンドベース後方で捕球するも内野安打となり二死一・三塁となる。そして、藤本がレフト前へタイムリーヒットを放ち1点を返す。尚も二死一・二塁だったが、濱中はレフトフライ。

六回表、この回先頭の栗原にセンター前ヒットを打たれるが、森笠の代打・廣瀬をカウント0−3からライトフライ、倉をセカンドゴロ併殺に打ち取った。
六回裏、代打した廣瀬が中堅の守備に入った。金本はセカンドゴロ、シーツは見逃し三振、鳥谷はセカンドゴロで三者凡退。

七回表、黒田は空振り三振、東出は見逃し三振、梵はショートゴロで三者凡退。
七回裏、この回先頭の矢野が右中間ツーベースヒットで出塁し無死二塁のチャンスをつかむ。関本の代打・片岡はレフトフライ、江草の代打・桧山は空振り三振で二死二塁に。赤星のセンターへ抜けそうな打球は、遊撃手・梵の好捕にあい、間一髪で一塁アウトとなった。

八回表、三番手・能見が登板。代打した片岡が三塁に入った。嶋サードファウルフライの後、新井に一二塁間を抜くライト前ヒットを打たれる。前田にはライト線を破るツーベースヒットを打たれ一死二・三塁に。そして、栗原にセンターへ犠牲フライを打たれ1点を失う。二塁走者・前田もタッチアップで三進し、二死三塁となるが、廣瀬は空振り三振。
八回裏、投手が高橋に交代。藤本の三遊間への当たりは遊撃手・梵が追いつきショートゴロ。一死後、濱中が投手・高橋のグラブを弾くショート内野安打で出するが、金本はセンターフライ、シーツはショートゴロ。

九回表、四番手・金澤が登板。倉を空振り三振に打ち取った後、高橋の代打・浅井のキャッチャー前への打球は、投手・金澤と捕手・矢野がお見合いする格好になり、キャッチャー内野安打となる。しかし、東出はセカンドゴロ、梵はセンターフライ。
九回裏、投手が永川に交代。鳥谷は空振り三振、矢野はファーストゴロで二死後、片岡がフルカウントから四球で出塁するが、林はピッチャーゴロで試合終了。

阪神は2桁安打を放ちながら2点止まり。対広島戦の連勝が3でストップした。
先発・オクスプリングは五回表途中で降板し、被安打9、失点4で2敗目。
今日試合の無かった首位・中日とのゲーム差は3.0に拡がった。

(注目選手)

  • 矢野 輝弘:タイムリーヒットを含む3安打猛打賞

先発オーダー

広島

  • 1
  • 東出
  • 2
  • 3
  • 4
  • 新井
  • 5
  • 前田
  • 6
  • 栗原
  • 7
  • 森笠
  • 8
  • 9
  • 黒田

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • 濱中
  • 4
  • 金本
  • 5
  • シーツ
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 関本
  • 9
  • オクスプリング

審判団

  • 本塁:深谷
  • 一塁:佐々木
  • 二塁:橘高
  • 三塁:木内