2006年7月9日 東京ヤクルトスワローズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 44勝33敗2分(対ヤクルト 5勝6敗0分)
  • 秋田こまちスタジアム 13時30開始 試合時間:3時間4分 観客数:25283人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 0 0 2 0 0 0 1 3 14 0
ヤクルト 0 0 2 0 0 1 1 0 X 4 5 0
  • (勝)ゴンザレス 3勝4敗0S (S)木田 2勝4敗7S
  • (登板投手:ゴンザレス−高井−花田−木田)
  • (負)江草 5勝5敗0S
  • (登板投手:ダーウィン−江草−能見−安藤)
  • (本)

(試合内容)

林が一塁手で初の先発出場。

一回表、赤星は空振り三振。一死から藤本がライト前ヒットで出塁するが、林はセカンドゴロで二塁封殺、二死一塁となる。金本はセンターフライ。
一回裏、青木はレフトフライ、リグスはショートゴロ、岩村はレフトフライで三者凡退。

二回表、先頭・シーツがライト前ヒットで出塁。濱中ライトフライの後、鳥谷がレフト前ヒットを放ち、一死一・二塁のチャンスをつかむが、矢野は空振り三振、ダーウィンは空振り三振。
二回裏、ラミレスは空振り三振。続くラロッカが3球目に打った内野安打になりそうな三塁線へのボテボテのゴロは、三塁手・シーツの好判断でファウル。結局ラロッカはサードゴロで二死。宮出に四球を与えるが、米野はライトフライ。

三回表、赤星は初球を打ってセンターフライ。続く藤本が一二塁間を破るライト前ヒットで出塁。林ライトフライの後、金本がレフト線に落ちるポテンヒットを放ち、二死一・二塁とするが、シーツはサードゴロ。
三回裏、先頭・城石に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれると、ゴンザレスに送りバントを決められる。青木に四球を与えて、一死一・二塁のピンチに。リグスのサードゴロは三塁手・シーツが三塁ベースを踏んで三塁封殺のみ。岩村に四球を与えて二死満塁としてしまうと、ラミレスにセンター前2点タイムリーヒットを浴びる。なおも二死一・三塁だったが、ラロッカはフルカウントからセンターフライに打ち取る。

四回表、先頭・濱中がライト前ヒットで出塁する。鳥谷はファーストゴロで二塁封殺、矢野はファーストゴロで一塁アウトのみ。二死二塁で、ダーウィンは見逃し三振。
四回裏、宮出は見逃し三振、米野はレフト線へのフライ、城石は初球を打ってショートゴロで三者凡退。

五回表、先頭・赤星のショートゴロはバウンドが変わり、遊撃手・城石が捕れず、ボールがレフトへ抜ける。さらに赤星が判断よく二塁へ進む(記録はツーベースヒット)。藤本のセカンドゴロで二塁走者・赤星が三進。続く林がフルカウントから四球を選び、一死一・三塁とする。金本のセカンド横への打球は二塁手・ラロッカのグラブをはじき、ライトへ抜けるタイムリーヒットとなる。そして、シーツがライトへ犠牲フライを放ち同点とする。濱中は初球を打ってショートゴロ。
五回裏、林がベンチに下がり、シーツが三塁から一塁へまわり、三塁に関本が入る。ゴンザレスはライトフライ、青木はセカンドゴロで二死後、リグスにフルカウントから四球を与えるが、岩村はピッチャーゴロ。

六回表、先頭・鳥谷がフルカウントから四球で出塁。矢野は送りバントを出来ず、結局セカンドゴロで二塁封殺のみ。一死一塁で、ダーウィンの代打・片岡がセンター前ヒットを放ち一死一・二塁とするが、赤星のショートゴロで二塁封殺、藤本はサードフライで勝ち越しならず。
六回裏、2番手・江草が登板。ラミレス、ラロッカに連続四球を与え、無死一・二塁のピンチを招く。宮出が送りバントを決め、一死二・三塁とされると、米野にライト前タイムリーヒットを浴び、勝ち越しを許す。なおも一死一・三塁だったが、城石はセカンドゴロ併殺に打ち取った。

七回表、先頭・関本がレフト前ヒットを放って出塁。金本が三塁ベンチ前へファウルフライを打ち上げてしまうが、三塁手・岩村がグラブに当てるも捕れず。助かった金本がライト前ヒットを放ち、無死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、シーツはセンターフライ、濱中はピッチャーゴロ併殺に倒れる。
七回裏、3番手・能見が登板。ゴンザレスの代打・志田にセンター前ヒットを打たれると、青木にレフトオーバーのタイムリーツーベースヒットを打たれる。無死二塁で、リグスにはレフトポール際へ大きなファウルをを打たれるが、結局センターフライ。岩村はショートゴロ、ラミレスはキャッチャーファウルフライで、さらなる追加点は許さず。

八回表、2番手・高井が登板。先頭・鳥谷が四球で出塁。ここで投手が花田に交代。矢野はサードゴロ併殺に倒れる。能見の代打・桧山はファーストゴロで結局3人で攻撃終了。
八回裏、4番手・安藤が登板。ラロッカはライトライナー、宮出はセカンドゴロ、米野は空振り三振で三者凡退。

九回表、4番手・木田が登板。二塁手が三木に交代。先頭・赤星がフルカウントからショート内野安打で出塁すると、藤本の打席でワイルドピッチがあり、一塁手・赤星が二進する。藤本はフルカウントからサードファウルフライに倒れるが、関本がレフト前ヒットを放ち、一死一・三塁とする。ここで古田兼任監督がマウンドへ。金本がライト前タイムリーヒットを放ち1点差に迫る。なおも一死一・二塁だったが、シーツは空振り三振、濱中はセンターフライに倒れ試合終了。

阪神は14安打を放って毎回ランナーを出すも1点差負け。雨天中止で試合の無かった首位・中日とのゲーム差は3.0に拡がった。
金本が363試合連続で先発4番出場を果たし、近鉄時代の石井浩郎を抜きプロ野球歴代単独2位となった。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • 4
  • 金本
  • 5
  • シーツ
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • ダーウィン

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • リグス
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • ラロッカ
  • 6
  • 宮出
  • 7
  • 米野
  • 8
  • 城石
  • 9
  • ゴンザレス

審判団

  • 本塁:小林
  • 一塁:土山
  • 二塁:森
  • 三塁:佐々木