2006年6月23日 阪神タイガース vs. 東京ヤクルトスワローズ

  • 阪神タイガース 成績 38勝28敗1分(対ヤクルト 3勝4敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間37分 観客数:48480人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ヤクルト 0 4 0 0 0 0 0 1 2 7 10 4
阪神 0 0 0 0 0 0 0 4 0 4 7 1
  • (勝)ガトームソン 5勝3敗0S (S)木田 2勝2敗3S
  • (登板投手:ガトームソン−高井−館山−松井−木田)
  • (負)下柳 5勝6敗0S
  • (登板投手:下柳−金澤−能見−安藤)
  • (本)片岡 1号(3ラン=松井)、米野 3号(ソロ=米野)

(試合内容)

この日から、同一リーグでの公式戦が再開。

一回表、青木はセカンドゴロ。リグスにフルカウントから四球を与えるが、岩村をセカンドゴロ併殺に打ち取った。
一回裏、鳥谷は空振り三振。一死から赤星がレフト前ヒットを放つと左翼手・ラミレスが打球を逸らし、その間に赤星は二塁へ進み一死二塁と先制のチャンス。シーツがフルカウントから四球を選び、一・二塁とする。金本のライトフライで二塁走者・赤星が三進。スペンサーがカウント1−3から四球を選び二死満塁とするが、片岡は初球を打ってレフトフライ。

二回表、ラミレスの打球は下柳のグラブを弾くも、遊撃手・鳥谷が追いつく。しかし一塁への送球が逸れ、ショートエラーとなって先頭打者を出してしまう。つづくラロッカにストレートの四球を与え無死一・二塁。宮出の送りバントは、打者・走者宮出の足が速く、一塁セーフとなって無死満塁のピンチとなる。大原はフルカウントからファーストゴロに打ち取り、一塁手・シーツが本塁へ送球し本塁アウト、更に捕手・矢野が一塁へ送球し、二塁手・藤本が一塁ベースカバーに入り、アウトのタイミングだったが、一塁塁審・西本はセーフの判定。これに対し投手・下柳、更には岡田監督も加わって抗議をするが判定は覆らず。一死満塁で、米野の三遊間への打球は鳥谷がダイビングキャッチしショートライナーで二死とするが、続くガトームソンにショートの頭を越えるセンター前2点タイムリーヒットを打たれてしまう。更に一死一・三塁で、青木の打席でワイルドピッチがあり三塁走者が還り、青木には左中間へタイムリーツーベースを打たれ0−4となる。リグスは空振り三振。
二回裏、矢野はライトフライ、藤本はフルカウントからセンターフライ、下柳はフルカウントからショートゴロで三者凡退。

三回表、この回先頭の岩村にレフトへツーベースヒットを打たれる。ラミレスをレフトフライに打ち取った後、ラロッカにフルカウントから四球を与え、一死一・二塁としてしまう。宮出の右中間へのセンターフライで、一塁走者・岩村が三進し、二死一・三塁となるが、大原は見逃し三振。
三回裏、鳥谷はレフトフライ、赤星は空振り三振、シーツは見逃し三振で三者凡退。

四回表、米野は空振り三振、ガトームソンはショートゴロで二死後、青木にセンター前ヒットを打たれるが、リグスはショートゴロ。
四回裏、先頭・金本が初球をレフトポール際へあわやホームラン性の当たりを放つもファール。その後、3球目を打ってセカンド内野安打で出塁する。スペンサーは空振り三振、片岡は初球を打ってサードファウルフライで二死一塁となった後、矢野がセンター前ヒットを放ち、さらに中堅手・青木がボールを弾いたのを見て二塁走者・金本が三進して、二死一・三塁のチャンスをつかむ。しかし、藤本はフルカウントからセカンドゴロ。

五回表、岩村はセカンドゴロ、ラミレスはサードゴロ、ラロッカはファーストフライで三者凡退。
五回裏、下柳の代打・林はフルカウントからハーフスイングをとられて空振り三振、鳥谷は空振り三振で二死後、赤星がセンター前ヒットで出塁するが、シーツは空振り三振。
六回表、投手が金澤に交代。宮出はセカンドゴロ、大原はピッチャーゴロ、米野は空振り三振で三者凡退。
六回裏、金本はレフトフライ、スペンサーはセンターフライ、片岡は空振り三振で三者凡退。

七回表、ガトームソン空振り三振の後、青木にセカンド内野安打を打たれる。しかし、金澤が素早い牽制球で刺し二死に。リグスは空振り三振で、結局3人で打ち取った。
七回裏、矢野は空振り三振、藤本のヒット性の当たりは中堅手・青木の好捕にあいセンターフライ、金澤の代打・桧山もいい当たりを放つも右翼手・宮出の好捕にあいライトライナーで三者凡退。

八回表、投手が能見に交代。先頭・岩村にレフトオーバーのツーベースヒットを打たれる。ラミレスをフルカウントから空振り三振に打ち取ったところで、久保投手コーチがマウンドへ。、ラロッカの初球にパスボールがあり、二塁走者・岩村が三進して、一死三塁となる。そして、ラロッカには三塁線を破るタイムリーツーベースを打たれる。なおも一死二塁だったが、宮出は空振り三振、大原は空振り三振。
八回裏、投手が高井に交代。鳥谷ピッチャーゴロの後、赤星が四球で出塁する。シーツは併殺コースのショートゴロだったが、捕球した遊撃手・大原が二塁へトス出来ず、オールセーフで一死一・二塁となる。つづく金本の初球がボールとなったところで、古田選手兼監督がマウンドへ。金本は併殺コースのセカンドゴロだったが、捕球した二塁手・ラロッカが二塁へ悪送球し、この間に走者・赤星が本塁生還。二塁走者・シーツも三進し、一死一・三塁となる。ここで投手が館山に交代。スペンサーが空振り三振に倒れた後、投手が松井に交代。二死一・三塁で、片岡がライトスタンドへ3ランホームランを放ち1点差に詰め寄る。矢野はファーストファウルフライ。

九回表、投手が安藤に交代。先頭・米野にソロホームランを浴びる。松井の代打・畠山をフルカウントから見逃し三振に打ち取った後、青木にフルカウントから四球を与えると、リグスにレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースヒットを浴びる。なおも一死二塁だったが、岩村は空振り三振、ラミレスはセンターフライ。
九回裏、投手が木田に、二塁手が三木に、左翼手が志田に交代。先頭・藤本が一二塁間を破るライト前ヒットで出塁。つづく安藤の代打・濱中のレフトへ飛球は左翼手・志田が捕れず、ラッキーなヒットとなって無死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、鳥谷はセカンドゴロ併殺で二死三塁に。赤星が四球で出塁して、二死一・三塁となるが、シーツはショートゴロで試合終了。

先発・下柳は5回を投げ84球、5安打3四球1暴投4失点。二回表、微妙な判定が影響を受けたか、その回に4点を失った。
片岡が2005年8月18日の横浜戦以来となるホームランを放った。
また、ヤクルトは巨人を抜いて3位に浮上した。

(注目選手)

  • 片岡 篤史:一時は1点差に詰め寄る3ランホームラン

先発オーダー

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • リグス
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • ラロッカ
  • 6
  • 宮出
  • 7
  • 大原
  • 8
  • 米野
  • 9
  • ガトームソン

阪神

  • 1
  • 鳥谷
  • 2
  • 赤星
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • スペンサー
  • 6
  • 片岡
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 下柳

審判団

  • 本塁:友寄
  • 一塁:西本
  • 二塁:笠原
  • 三塁:杉永