2006年6月17日 オリックスバファローズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 36勝26敗1分(対オリックス 5勝0敗0分)
  • 大阪ドーム 14時00分開始 試合時間:3時間20分 観客数:34932人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 1 0 3 0 1 0 0 0 5 8 0
オリックス 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 5 0
  • (勝)オクスプリング 4勝0敗0S (S)
  • (登板投手:オクスプリング−ウィリアムス−藤川−久保田)
  • (負)オバミュラー 1勝5敗0S
  • (登板投手:オバミュラー−山本−吉川−金子)
  • (本)林 1号(3ラン=オバミュラー)、林 2号(ソロ=吉川)

(試合内容)

常陸宮正仁殿下と華子妃殿下が、この試合を観戦。
試合前のイベントとして「OBガチンコ関西対決」が行われ、木戸克彦氏(阪神OB)と村上隆行氏(近鉄OB)が対戦した。

阪神はこの日17日付けでダーウィンと入れ替わって1軍に登録されたオクスプリングが先発。
また、昨日16日付けで赤松と入れ替わって1軍に登録された林が、5月13日のソフトバンク戦以来となるスタメン出場。

一回表、先頭・鳥谷がセカンド内野安打で出塁。赤星は見逃し三振。つづくシーツの打席で、投手・オバミュラーにボークがあり、一塁走者・鳥谷が二塁に進塁する。シーツは初球を打ってセンターフライで二死。金本が四球を選んで二死一・二塁となるが、今岡はフルカウントから空振り三振。
一回裏、先頭・谷に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれる。村松はセカンドゴロだったが、二塁手・藤本がボールを弾いたため、一塁のみアウト。一死二塁で、中村はフルカウントからライトフライ、清原はショートゴロ。

二回表、先頭・濱中が四球で出塁する。林セカンドフライの後、矢野が三遊間を破るレフト前ヒットを放つ。一死一・二塁で、藤本がセンター前へ抜けるタイムリーヒットを放ち、阪神が先制する。なおも一死一・二塁だったが、鳥谷はショートゴロ併殺。
二回裏、北川サードゴロの後、グラボースキーにストレートの四球を与えるが、塩崎は空振り三振、後藤はセンターフライ。

三回表、赤星はショートゴロ、シーツは初球を打ってライトフライ、金本はフルカウントからセカンドゴロで三者凡退。
三回裏、的山はフルカウントからセカンドゴロ、谷のフルカウントから打った飛球はショート後方に落ちるかと思われたが、遊撃手・鳥谷がよく追いついてショートフライ、村松はフルカウントからショートゴロで三者凡退。

四回表、先頭・今岡が右手首付近に死球を受ける。治療を施した後、一塁ベースへ。濱中がフルカウントからライト前ヒットを放って無死一・三塁のチャンスをつかむ。そして、林がライトの2階スタンドへ叩き込む3ランホームランを放つ。矢野がセンターフライに倒れたところで、投手が山本に交代。藤本はフルカウントからショートゴロ、鳥谷はレフトファウルフライ。
四回裏、三塁手が片岡に交代。中村をセンターフライに打ち取った後、清原にフルカウントから四球を与えるが、北川は左中間へのレフトフライ、グラボースキーは空振り三振。

五回表、赤星はピッチャーゴロ、シーツは空振り三振で二死後、金本がフルカウントから四球で出塁するが、片岡は初球を打ってサードゴロ。
五回裏、塩崎のセカンド頭上への打球は二塁手・藤本がジャンピングキャッチしてセカンドライナー、後藤はセカンドゴロ、的山はショートゴロで三者凡退。

六回表、投手が吉川に交代。濱中ショートゴロの後、林がライトスタンドへ2打席連続のホームランを放つ。矢野はバットを折られながらもサード内野安打で出塁。藤本はセカンドゴロで併殺コースだったが、二塁封殺の後、遊撃手・後藤からの一塁送球がそれたため、一塁はセーフとなる。二死一塁となって、鳥谷の打席で一塁走者・藤本が二塁盗塁を試みるも失敗し、この回終了。
六回裏、谷をサードゴロに打ち取った後、村松にセンター前ヒットを打たれる。中村は高いバウンドのサードゴロで一塁のみアウト。つづく清原にフルカウントから四球を与え一死一・二塁としてしまうと、北川にライト線へタイムリーツーベースヒットを浴びる。ここで久保投手コーチが、脇坂通訳を伴いマウンドへ。なおも二死二・三塁だったが、グラボースキーは見逃し三振に打ち取った。

七回表、鳥谷が空振り三振に倒れた後、赤星が左足太もも付近をかすめる死球で出塁。シーツ空振り三振で二死になった後、金本の初球に一塁走者・赤星が二塁盗塁に成功。金本は敬遠の四球で歩かされ、二死一・二塁に。つづく片岡はフルカウントから四球を選んで二死満塁となるが、濱中は初球を打ってサードゴロ。
七回裏、投手がウィリアムスに交代。塩崎はフルカウントからセカンドフライ、後藤の代打・水口は空振り三振、的山の代打・相川はサードゴロで三者凡退。

八回表、投手が金子に、捕手が鈴木に交代。二塁に水口が入り、遊撃に二塁から塩崎がまわった。林が空振り三振に倒れた後、矢野が右腕に当たる死球で出塁する。ここで神部投手コーチがマウンドへ。藤本はレフトフライ、鳥谷は空振り三振。
八回裏、投手が藤川に、捕手が野口に交代。谷サードゴロの後、村松にセンター前ヒットを打たれるが、中村は高めのボール球を振らせて空振り三振、清原はセンターフライ。

九回表、先頭・赤星がライト前ヒットで出塁するが、シーツはショートゴロ併殺。二死となって、金本が四球で出塁するが、片岡はセカンドゴロ。
九回裏、投手が久保田に、三塁手が関本に交代。北川はショートゴロ、グラボースキーはレフトフライで二死後、塩崎のショートへの高いバウンドは、遊撃手・鳥谷がバウンドを合わせられず、ショート内野安打となる。しかし、水口をセカンドゴロに打ち取り試合終了。

阪神はスタメン出場した林の活躍で連続カード負け越しを3でストップし、オリックスに対して今季5連勝、昨年から9連勝となった。また、貯金を2桁の10に戻し、交流戦の勝ち越しを決めた。
林はプロ入り初の2打席連続ホームランを記録。
先発・オクスプリングは6回を投げ102球、3安打3四球1失点で4勝目をあげた。
四回表に死球を受けた今岡は、大阪市内の病院で精密検査を受け、右手尺骨打撲という診断結果。骨には異常は無かった。
オリックスは、借金が今季ワーストの12となり、交流戦最下位が決定。
また、オリックス・清原は歴代10位タイとなるプロ通算2284試合出場を果たした。

(注目選手)

  • 林 威助:プロ入り初の2打席連続ホームランで4打点

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 鳥谷
  • 2
  • 赤星
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • DH
  • 濱中
  • 7
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 藤本
  • -
  • オクスプリング

オリックス

  • 1
  • 2
  • 村松
  • 3
  • 中村
  • 4
  • DH
  • 清原
  • 5
  • 北川
  • 6
  • グラボースキー
  • 7
  • 塩崎
  • 8
  • 後藤
  • 9
  • 的山
  • -
  • オバミュラー

審判団

  • 本塁:橘高
  • 一塁:山村
  • 二塁:真鍋
  • 三塁:丹波