2006年6月16日 オリックスバファローズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 35勝26敗1分(対オリックス 4勝0敗0分)
  • 神戸スカイマークスタジアム 18時00分開始 試合時間:3時間12分 観客数:33585人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 6 0 0 0 0 0 0 0 6 13 0
オリックス 0 2 1 0 0 0 0 0 0 3 11 0
  • (勝)下柳 5勝5敗0S (S)久保田 4勝5敗14S
  • (登板投手:下柳−ダーウィン−藤川−久保田)
  • (負)平野佳 6勝4敗0S
  • (登板投手:平野佳)
  • (本)

(試合内容)

オリックスは、中村と清原が4月26日のロッテ戦以来のスタメンそろい踏み。
また、試合前のイベントとして「OBガチンコ関西対決」が行われ、川藤幸三氏(阪神OB)と金村義明氏(近鉄OB)が対戦した。

一回表、鳥谷はスイングをとられ空振り三振、赤星はレフトフライ。二死から、シーツのピッチャー返しの打球は投手・平野佳に当たってピッチャー内野安打となる。しかし、金本はライトフライ。
一回裏、相川はサードゴロ、村松はライトフライ。二死から、中村に右中間を破るツーベースヒットを打たれる。続く清原にフルカウントから四球を与え、北川にセンター前ヒットを打たれて、二死満塁のピンチを迎えるが、水口はライトフライに打ち取った。

二回表、今岡がセカンドの横を抜くライト前ヒットで出塁。濱中はフルカウントから四球を選び無死一・二塁の先制のチャンス。しかし、スペンサーは見逃し三振、矢野はライトフライで二死となる。藤本のレフト方向へのファウルフライは左翼手・迎と遊撃手・塩崎が追うも捕れず。命拾いした藤本はセンター前ヒットを放ち、二死満塁とする。ここで、神部ピッチングコーチがマウンドへ。鳥谷がショートタイムリー内野安打を放ち三塁走者が生還、1点を先制する。続く赤星が初球をセンター前へ運び、タイムリーヒットとなって2点を追加。更にシーツも初球を打ってレフト線を破る2点タイムリーツーベースヒット、金本も初球を打って右中間へのタイムリーツーベースヒットとなり、この回6点目。今岡はファーストゴロ。
二回裏、先頭の塩崎にセンター前ヒットを打たれる。続く迎にもセンター前ヒットを打たれ無死一・二塁にされると、日高にライト前タイムリーヒットを打たれる。尚も無死一・三塁で、相川はショートゴロだったが二塁封殺のみで、その間に三塁走者が生還。一死一塁となり、村松にレフト前ヒットを打たれたところで、久保ピッチングコーチがマウンドへ。一死一・二塁で、中村はサードファウルフライ、清原は空振り三振に打ち取った。

三回表、捕手が的山に交代。先頭・濱中がセンター前ヒットで出塁。スペンサーの三塁線への打球は三塁手・中村がよく追いつきサードゴロ、二塁封殺で一死一塁に。矢野はセンターフライ、藤本は空振り三振。
三回裏、先頭・北川にフルカウントからショート内野安打を打たれる。水口はセカンドフライで一死。塩崎の打席で、ワイルドピッチがあり一塁走者が二進。塩崎のファーストゴロの間に走者が三進し二死三塁とされると、迎にピッチャー返しのセンター前へタイムリーヒットを打たれる。続く的山にライト前ヒットを打たれ二死一・二塁となったところで、久保ピッチングコーチがマウンドへ。相川はサードへのフライに打ち取った。

四回表、鳥谷空振り三振の後、赤星がレフト前ヒットで出塁するが、シーツは空振り三振、金本はセンターフライ。
四回裏、村松ピッチャーゴロの後、中村にフルカウントから四球を与える。清原にレフト前ヒットを打たれ一死一・二塁とされるが、北川をショートフライ、水口を当たり損ねのピッチャーゴロに打ち取った。

五回表、先頭・今岡がセンター前ヒットで出塁。濱中が三遊間を破るヒットで続き無死一・二塁。スペンサーがショートフライに倒れた後、矢野の高いバウンドのショートゴロの間に走者がそれぞれ進塁し二死二・三塁になるが、藤本はフルカウントからショートゴロに倒れ二者残塁。
五回裏、先頭・塩崎に三塁前へのバントヒットを決められる。しかし迎を空振り三振、的山をピッチャーゴロ併殺打に打ち取った。

六回表、鳥谷セカンドゴロ、赤星セカンドゴロ、シーツはセカンドゴロで三者凡退。
六回裏、二番手・ダーウィンが登板。相川の代打・谷は見逃し三振、村松は見逃し三振、中村はセカンドゴロで三者凡退。

七回表、遊撃に後藤、左翼に谷が入り、塩崎が二塁に、迎が右翼に移った。金本はファーストゴロ、今岡はピッチャーゴロ、濱中はサードゴロで三者凡退。
七回裏、清原はセカンドフライ、北川はセカンドゴロ、後藤はセンターフライで三者凡退。

八回表、スペンサーがセカンドフライに倒れた後、矢野が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁。藤本が送りバントを決め二死二塁とするが、鳥谷はセカンドゴロ。
八回裏、三番手・藤川が登板。塩崎は空振り三振。一死から、迎の代打・グラボースキーに四球を与えるが、的山を空振り三振、谷をレフトフライに打ち取った。

九回表、右翼にグラボースキーが入った。赤星セカンドゴロの後、シーツがレフト線へツーベースヒットを放つ。金本は敬遠で、一死一・二塁となるが、今岡はセカンドゴロ併殺打に倒れた。
九回裏、四番手・久保田が登板。三塁に今岡に替わって関本が入る。村松はサードゴロ、中村はスイングをとられ空振り三振、清原空振り三振の三者凡退で試合終了。

阪神は二回表、二死から5連打、打者一巡の猛攻で一挙6点をとり試合を決めた。対オリックス戦は今季4連勝で、昨年から8連勝となった。
先発・下柳は5回を投げ、毎回の被安打11も3失点に抑えて5勝目。またチームは貯金を9とし、今季の交流戦の勝率5割以上が確定した。
オリックス先発・平野佳は、両リーグ最多となる7度目の完投も、2回の6失点が響き4敗目。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 鳥谷
  • 2
  • 赤星
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • DH
  • スペンサー
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 藤本
  • -
  • 下柳

オリックス

  • 1
  • 相川
  • 2
  • 村松
  • 3
  • 中村
  • 4
  • DH
  • 清原
  • 5
  • 北川
  • 6
  • 水口
  • 7
  • 塩崎
  • 8
  • 9
  • 日高
  • -
  • 平野佳

審判団

  • 本塁:東
  • 一塁:真鍋
  • 二塁:丹波
  • 三塁:橘高