2006年6月8日 北海道日本ハムファイターズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 32勝22敗1分(対日本ハム 2勝3敗0分)
  • 札幌ドーム 18時01分開始 試合時間:3時間18分 観客数:28505人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 2 0 0 0 0 4 0 0 0 6 11 0
日本ハム 0 0 0 1 0 2 0 0 1 4 7 0
  • (勝)福原 2勝1敗0S (S)久保田 3勝4敗13S
  • (登板投手:福原−ウィリアムス−藤川−久保田)
  • (負)八木 6勝3敗0S
  • (登板投手:八木−清水−トーマス)
  • (本)金本 6号(2ラン=八木)、スペンサー 4号(満塁=八木)、小笠原 9号(2ラン=福原)

(試合内容)

始球式はトリノ五輪カーリング女子日本代表の小野寺歩さんが務めた。

一回表、スペンサーはサードゴロ、赤星は空振り三振。二死後、シーツがフルカウントからセンター前ヒットを放って出塁。続く金本がライトスタンドへ2ランホームランを放ち、2点を先制する。濱中はショートゴロ。
一回裏、森本はサードゴロ、田中賢は空振り三振。二死後、小笠原にセンターオーバーのツーベースヒットを打たれる。セギノールにフルカウントから四球を与え、二死一・二塁としてしまうが、稲葉はファーストゴロ。

二回表、今岡はレフトフライの後、鳥谷のボテボテのゴロはショート内野安打となり一死一塁。矢野はレフトフライで二死。関本の打席でカウント2−0から鳥谷が二塁盗塁に成功し二死二塁に。関本が四球を選び、二死一・二塁とするが、スペンサーはファーストフライ。
二回裏、先頭・木元にセンター前ヒットを打たれる。小谷野のセカンドゴロは二塁手・関本が捕球するも体勢を崩し二塁封殺のみ。鶴岡はショートゴロ併殺に打ち取った。

三回表、赤星はショートゴロ、シーツはライトフライ。二死から金本が四球で出塁するが、濱中はセカンドゴロ。
三回裏、金子は見逃し三振、森本はライトフライ、田中賢は見逃し三振で三者凡退。

四回表、この回先頭の今岡がレフトへヒットを放つ。鳥谷の三塁前へセーフティバントを決め、無死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、矢野はいい当たりもライトライナー、関本のライト線への当たりは右翼手・稲葉がよく追いつきライトフライ、スペンサーはレフトフライ。
四回裏、先頭・小笠原にフルカウントから四球を与える。セギノール空振り三振の後、稲葉に左中間を破るタイムリーヒットを打たれ、一塁走者の小笠原が一気に生還。三塁を狙った打者走者・稲葉は二・三塁間でアウトとなり二死走者無しに。木元の打球はスペンサーが飛びついて捕球しライトライナー。

五回表、赤星はセカンドゴロ、シーツの右中間への当たりは中堅手・森本の好捕にあってセンターフライ、金本もセンターフライで三者凡退。
五回裏、小谷野の左中間深い所への打球は、中堅手・赤星がよく追いつきジャンピングキャッチ。鶴岡は見逃し三振、金子はピッチャーゴロで三者凡退。

六回表、この回先頭の濱中が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁。今岡が見逃し三振に倒れた後、鳥谷が粘って左中間へヒットを放ち、一死一・二塁とする。矢野が初球をレフト前に運び、一死満塁とすると、ブラウン投手コーチがマウンドへ。
つづく関本はファーストファウルフライに倒れるが、スペンサーがレフトスタンドへ満塁ホームランを叩き込み、先発・八木をKOする。
二番手・清水が登板。赤星が三塁線を破るヒットを放つ。打った赤星は二塁を狙うが、左翼手・小谷野から二塁への好返球にあって二塁タッチアウト。
六回裏、この回先頭の森本にセンター前ヒットを打たれる。田中賢の打球は鳥谷が追いつきショートフライに打ち取った後、小笠原にライトスタンドへ2ランホームランを打たれる。セギノールの一塁線への当たりは、シーツが飛びつき好捕しファーストゴロ。稲葉はセカンドゴロ。

七回表、シーツはライトフライ、金本はファーストゴロで二死後、濱中が四球で出塁するが、今岡は空振り三振。
七回裏、二番手・ウィリアムスが登板。二塁に藤本が入り、二塁を守っていた関本が三塁に。木元はセカンドゴロ、小谷野のサードゴロを捕球した三塁手・関本の一塁への送球はややそれたが、一塁手・シーツがうまくタッチしてアウト、鶴岡はセカンドゴロで三者凡退。

八回表、投手がトーマスに、捕手が中嶋に交代。鳥谷はショートゴロ、矢野はサードゴロ、関本はフルカウントから四球で出塁するが、スペンサーのレフトへの当たりは左翼手・小谷野がスライディングキャッチ。
八回裏、投手が藤川に、右翼手が中村豊交代。金子はライトフライ、森本には粘られるもフルカウントから空振り三振、田中賢はセカンドゴロで三者凡退。

九回表、赤星サードゴロで一死後、シーツが三塁線を破るレフト前ヒットで出塁。金本のファーストゴロで二塁走者・シーツが三進するが、濱中はレフトフライ。
九回裏、投手が久保田に交代。先頭・小笠原に一塁線を破るツーベースヒット、セギノールに三遊間を破るレフト前ヒットを打たれ無死一・三塁のピンチを招く。一塁走者が飯山に交代。稲葉にはフルカウントからいい当たりを打たれるも、シーツの好守もありファーストゴロ併殺となる。この間に三塁走者・小笠原がホームインし、2点差となる。二死走者無しとなって、木元に四球を与えたところで久保投手コーチがマウンドへ。小谷野の代打・小田を三振に打ち取り試合終了。

阪神は連敗を3でストップ。首位・巨人が敗れたため、6月3日以来となる首位奪還となった。
先発・福原は6回を投げ82球、5安打2四球3失点で2勝目。
最後に投げた久保田は2安打1四球1失点と苦しんだが、なんとか日本ハムの反撃を断ち、13セーブ目をあげた。
日本ハムの先発・八木は自己ワーストの6失点。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • スペンサー
  • 2
  • 赤星
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • DH
  • 濱中
  • 6
  • 今岡
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 関本
  • -
  • 福原

日本ハム

  • 1
  • 森本
  • 2
  • 田中賢
  • 3
  • 小笠原
  • 4
  • DH
  • セギノール
  • 5
  • 稲葉
  • 6
  • 木元
  • 7
  • 小谷野
  • 8
  • 鶴岡
  • 9
  • 金子
  • -
  • 八木

審判団

  • 本塁:真鍋
  • 一塁:森
  • 二塁:佐々木
  • 三塁:中村