2006年5月31日 阪神タイガース vs. 東北楽天ゴールデンイーグルス

  • 阪神タイガース 成績 28勝19敗1分(対楽天 1勝1敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間26分 観客数:41983人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
楽天 0 0 0 0 1 1 0 0 4 6 12 0
阪神 0 0 0 0 3 0 0 0 0 3 4 1
  • (勝)青山 1勝3敗0S (S)福盛 0勝0敗9S
  • (登板投手:グリン−小倉−吉田豊−青山−福盛)
  • (負)久保田 3勝4敗11S
  • (登板投手:杉山−ダーウィン−ウィリアムス−藤川−久保田)
  • (本)

(試合内容)

一回表、先頭の鉄平に左中間へヒットを打たれる。しかし高須の初球で鉄平が二塁盗塁に失敗。高須の一二塁間への当たりは二塁手・藤本が追いつくも投げられず内野安打となり一死一塁。憲史の打席、カウント2−2のところで一塁走者・高須が二塁盗塁に成功、一死二塁となる。しかし憲史を空振り三振、フェルナンデスをショートゴロに打ち取った。
一回裏、赤星はショートゴロ、藤本はサードライナー、シーツは空振り三振で三者凡退。

二回表、この回先頭の礒部に右中間を破るツーベースヒットを打たれる。しかしリックはショートゴロ。沖原のサードゴロの間に二塁走者に三進されるが、カツノリをファーストゴロに打ち取った。
二回裏、金本ショートフライ、桧山セカンドゴロで二死後、鳥谷がストレートの四球で出塁。片岡は大きな当たりもセンターフライ。

三回表、グリンはサードゴロ、鉄平はサードゴロ、高須はセカンドゴロの三者凡退。
三回裏、矢野は中飛、杉山は見逃し三振、赤星はサードゴロで三者凡退。

四回表、憲史はファーストゴロ、フェルナンデスは空振り三振で二死とするが、礒部にライト前ヒットを打たれ二死一塁。しかしリックを空振り三振に打ち取った。
四回裏、藤本はショートゴロ、シーツはショートゴロ、金本はサードフライで三者凡退。

五回表、沖原にショート後方にポトリと落ちるヒットを打たれる。カツノリは空振り三振に打ち取るが、一塁走者・沖原は二塁盗塁に成功し一死二塁。グリンにフルカウントから四球を与え一死一・二塁。鉄平は、ライトポール際に大きなファウルを打たれた後、空振り三振に打ち取り二死とするが、続く高須に左中間へタイムリーヒットを打たれ、先制を許す。尚も二死一・三塁だったが、憲史はファーストゴロに打ち取った。
五回裏、桧山空振り三振の後、鳥谷がフルカウントから四球を選び出塁。続く片岡も四球を選び、一死一・二塁とする。ここで楽天・鹿島コーチがマウンドへ。
矢野がセンターフェンスダイレクトのタイムリーツーベースヒットを放ち二塁走者・鳥谷が生還、同点とする。なおも一死二・三塁、杉山の代打・スペンサーの一・二塁間への打球は二塁手・リックがよく捕りセカンドゴロ。二死となるが、赤星がレフト前へタイムリーヒットを放ち二者が生還、2点を勝ち越す。藤本はセカンドゴロ。

六回表、二番手・ダーウィンが登板。フェルナンデスにレフト前ヒットを打たれる。礒部にもレフト前ヒットを打たれ無死一・二塁。リックにセンター前へタイムリーヒットを打たれ1点を返される。しかし、沖原をファーストゴロ併殺打。二死三塁となった後、カツノリをカウント0−3からショートゴロに打ち取った。
六回裏、シーツがレフトフライで一死後、金本がライト前ヒットで出塁。桧山への11球目でボークがあり、一塁走者が二塁へ進塁。しかし桧山はレフトフライで二死。鳥谷の打席でワイルドピッチがあり、二塁走者が三進して二死三塁となるが、鳥谷はショートゴロ。

七回表、三番手・ウィリアムスが今季初登板。グリンの代打・佐竹を空振り三振、鉄平を空振り三振、高須をショートゴロの三者凡退に打ち取った。
七回裏、二番手・小倉が登板。憲史が一塁にまわり、牧田が左翼に入る。片岡はレフトフライ、矢野はレフトフライ、ウィリアムスの代打・林はサードフライで三者凡退。

八回表、四番手・藤川が登板。三塁に関本が入る。この回先頭の憲史にレフト前ヒットを打たれる。牧田に送りバントを決められ一死二塁とされる。しかし、礒部は粘られるもフルカウントからセカンドゴロ、リックはファーストゴロに打ち取った。
八回裏、三番手・吉田豊が登板。赤星はショートへのハーフライナー、藤本はショートゴロ。二死となったところで、吉田から青山に投手交代。シーツは空振り三振。球審の判定にシーツがややエキサイトしたか、両チームの選手がベンチを出る一幕もあったがすぐに収まった。

九回表、五番手・久保田が登板。沖原をフルカウントから四球で出してしまう。カツノリの代打・藤井にストレートの四球を与え無死一・二塁。ここで久保コーチがマウンドへ。一塁走者に代走・西村、青山に代打・酒井が送られる。酒井に三塁線へ送りバントを決められ一死二・三塁とされると、続く鉄平にライト前へ2点タイムリーヒットを打たれ逆転を許す。さらに高須に四球を与え、一死一・二塁。憲史を高いバウンドのピッチャーゴロに打ち取ったが、投手・久保田の一塁への送球が逸れ、その間に二者が生還。憲史は一・二塁間に挟まれアウトとなり二死走者なしとなる。牧田の打球は二塁手・藤本がよくとめるも一塁への送球がワンバウンドとなり内野安打。礒部をファーストフライに打ち取り、長いイニングが終わった。
九回裏、五番手・福盛が登板。捕手が中谷に交代。三塁を守っていた沖原が遊撃にまわり、代打した酒井が三塁に入る。金本はレフトフライ、桧山はセカンドゴロ。二死から鳥谷が四球を選び出塁。関本がレフト前ヒットを放ち二死一・二塁とするが、矢野が見逃し三振に倒れ試合終了。

阪神は五回裏に一旦は逆転に成功したものの、楽天投手陣から4安打しか放てなかった。
ウィリアムスが七回に今季初登板を果たし、その後、藤川、久保田とつないで、今回初のJFK揃い踏みとなったが、九回に登板したクローザーの久保田が制球難で自滅し、逆転負け。
楽天は甲子園球場で初勝利。4番手で投げたルーキー青山がプロ入り初勝利をあげた。

(注目選手)

先発オーダー

楽天

  • 1
  • 鉄平
  • 2
  • 高須
  • 3
  • 憲史
  • 4
  • フェルナンデス
  • 5
  • 礒部
  • 6
  • リック
  • 7
  • 沖原
  • 8
  • カツノリ
  • 9
  • グリン

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 桧山
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 片岡
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 杉山

審判団

  • 本塁:東
  • 一塁:西本
  • 二塁:前田
  • 三塁:杉永