2006年5月28日 西武ライオンズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 27勝18敗1分(対西武 1勝2敗0分)
  • インボイスSEIBUドーム 13時31分開始 試合時間:4時間13分 観客数:36324人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 0 4 0 0 0 0 0 0 4 9 1
西武 0 1 1 0 2 0 0 0 0 1x 5 10 1
  • (勝)小野寺 1勝0敗12S (S)
  • (登板投手:松永−許−星野−石井−小野寺)
  • (負)久保田 3勝3敗10S
  • (登板投手:オクスプリング−ダーウィン−能見−藤川−久保田)
  • (本)スペンサー 2号(3ラン=松永)

(試合内容)

阪神は、右手首痛の今岡に代わって1軍登録された藤原が、9番サードで今季初スタメン。

一回表、スペンサーはレフトフライ。一死後、赤星がフルカウントから四球を選び、シーツがレフト前ヒットを放つ。スタートを切っていた一塁走者・赤星が三塁を陥れ、一死一・三塁のチャンスをつかむ。しかし、金本はフルカウントから空振り三振、濱中はファーストゴロ。
一回裏、福地はフルカウントから見逃し三振、片岡はセンターフライで二死後、中島にショートの頭上を越えるレフト前ヒットを打たれる。そして、カブレラの打席で中島が二塁盗塁、さらに捕手・矢野が二塁へ悪送球してしまい、ボールがセンターへ抜ける間に、走者・中島に三塁へ進まれてしまう。二死三塁だったが、カブレラはフルカウントからセンターフライに打ち取る。

二回表、関本はフルカウントから空振り三振。一死後、鳥谷がショート内野安打、矢野がフルカウントから四球を選び、一死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、藤原はファーストフライ、スペンサーは空振り三振。
二回裏、和田はセンターフライ、リーファーは空振り三振で二死後、中村にフルカウントから四球を与え、田原の初球に一塁走者・中村に二塁盗塁を決められる。そして、田原にセカンドの横を抜くセンター前タイムリーヒットを浴び、先制点を許す。栗山はセカンドゴロ。

三回表、赤星は見逃し三振、シーツはレフトフライで二死後、金本がフルカウントからライト前ヒット、濱中もライト前ヒットを放ち、二死一・三塁とする。しかし、関本は初球を打ってレフトフライ。
三回裏、福地サードゴロで一死後、片岡にレフトオーバーのツーベースヒットを打たれ、中島にはレフト前ヒットを打たれる。この打球の処理に左翼手・金本が手間取っている間に、二塁走者・片岡が生還。一死一塁で、カブレラはサードゴロ併殺。

四回表、先頭・鳥谷はフルカウントから四球、矢野もフルカウントから四球を選び、無死一・二塁のチャンスをつかむ。藤原の送りバントは、捕手・田原が捕球し、三塁へ送球。しかし、これが悪送球となり、タイムリーエラーで1点を返す。そして無死一・二塁で、スペンサーがレフトスタンドへ逆転3ランホームランを放つ。赤星はサードライナー。ここで投手が許に交代。シーツが初球を打ってライト前ヒットで出塁。金本はセカンドゴロ、二塁はアウトとなるが、走者・シーツのスライディングで体勢を崩された遊撃手・中島が一塁へ送球できず。二死一塁で、濱中はセカンドゴロ。
四回裏、和田はサードゴロ、リーファーは空振り三振、中村は空振り三振で三者凡退。

五回表、関本はセカンドゴロ、鳥谷はサードゴロ、矢野は空振り三振で三者凡退。
五回裏、田原は初球を打ってレフトフライ、栗山はセカンドゴロで二死後、福地にフルカウントからセカンド内野安打を打たれる。片岡の打席で一塁走者・福地に二塁盗塁を決められ、片岡にセンター前タイムリーヒットを浴びる。つづく中島の打席でも、一塁走者・片岡に二塁盗塁を決められる。さらに中島の打席でワイルドピッチがあり、二塁走者・片岡が三進。中島に四球を与え、二死一・三塁としてしまうと、カブレラにセンター前同点タイムリーを浴びる。ここで投手がダーウィンに交代。和田はレフトフライに打ち取った。

六回表、藤原の代打・藤本はファーストゴロ、スペンサーはライトフライ、赤星はフルカウントからセカンドゴロで三者凡退。
六回裏、前の回で代打で出場した藤本が二塁に入り、三塁に関本がまわった。リーファーはセカンドゴロ、中村はフルカウントからショートライナー、田原はサードゴロで三者凡退。

七回表、シーツは空振り三振、金本はフルカウントからセカンドゴロ、濱中は初球を打ってレフトライナーで三者凡退。
七回裏、投手が今日27歳の誕生日を迎えた能見に交代。栗山の代打・G.G.佐藤は見逃し三振、福地は見逃し三振、片岡ショートゴロで三者凡退。

八回表、前の回で代打で出場したG.G.佐藤が右翼に入った。先頭・関本がフルカウントから四球を選び、鳥谷が送りバントを成功させ、一死二塁。矢野がセンター前ヒットで繋ぎ、一死一・三塁とする。ここで投手が星野に交代。藤本はフルカウントから空振り三振で二死。ここで投手が石井に交代。スペンサーの代打・桧山は空振り三振で得点ならず。
八回裏、投手が藤川に交代。先頭・中島に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれる。しかし、カブレラは空振り三振、和田は空振り三振、リーファーも空振り三振の三者連続空振り三振に打ち取る。

九回表、赤星はサードゴロ、シーツはファーストファウルフライで二死後、金本がセカンド内野安打、濱中は粘ってフルカウントから四球を選ぶ。ここで中堅手が赤田に交代。二死一・二塁のチャンスだったが、関本は空振り三振。
九回裏、中村は空振り三振、田原は空振り三振、G.G.佐藤は空振り三振で、2イニングを通じて六者連続空振り三振に打ち取る。

十回表、投手が抑えのエース・小野寺に交代。鳥谷は空振り三振、矢野は空振り三振で二死後、藤本が初球を打って三遊間を破るレフト前ヒットで出塁。桧山の初球にワイルドピッチがあり、一塁走者・藤本が二進。二死二塁となるが、桧山は空振り三振。
十回裏、投手が久保田に交代。先頭・赤田に初球をレフト前に運ばれ、片岡に送りバントを決められて一死二塁とされる。そして、中島にレフトフェンス直撃のタイムリーヒットを浴び、サヨナラ負け。

先発・オクスプリングは、4回2/3を投げ106球、5安打、4四球、4つの盗塁を許し、4失点で、スペンサーの逆転3ランで奪った2点のリードを守れなかった。
2番手以降に登板したダーウィン、能見、藤川は好投したが、クローザーの久保田が打たれてしまった。久保田は3敗目(3敗いずれもサヨナラ負け)。
西武は今季初のサヨナラ勝ちで2位に浮上。西武・中島は2004年4月9日以来となる自身2本目のサヨナラタイムリー。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • DH
  • スペンサー
  • 2
  • 赤星
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 関本
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 藤原
  • -
  • オクスプリング

西武

  • 1
  • 福地
  • 2
  • 片岡
  • 3
  • 中島
  • 4
  • カブレラ
  • 5
  • 和田
  • 6
  • DH
  • リーファー
  • 7
  • 中村
  • 8
  • 田原
  • 9
  • 栗山
  • -
  • 松永

審判団

  • 本塁:有隅
  • 一塁:渡田
  • 二塁:嶋田
  • 三塁:山本