2006年5月23日 千葉ロッテマリーンズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 25勝15敗1分(対ロッテ 3勝0敗0分)
  • 千葉マリンスタジアム 18時18分開始 試合時間:3時間21分 観客数:19747人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2 5 0
ロッテ 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 8 2
  • (勝)藤川 3勝0敗0S (S)久保田 3勝2敗9S
  • (登板投手:井川−藤川−久保田)
  • (負)薮田 2勝2敗1S
  • (登板投手:小野−小林雅)
  • (本)今岡 7号(ソロ=小野)、桧山 2号(ソロ=薮田)

(試合内容)

9連勝中のロッテと3連勝中の阪神の3回戦。雨と強風(試合開始時の風速は9M)の中での試合となったが、阪神のマスコット、トラッキーとラッキーも千葉マリンスタジアムに応援にかけつけ、千葉ロッテのマスコット、マーくんとともに始球式を行った。

一回表、赤星はセカンドゴロ、桧山はセカンドゴロ、シーツはサードゴロで三者凡退。
一回裏、西岡はセンターフライ、堀はショートゴロ。二死後、福浦にセンター前ヒットを打たれるも、里崎をセンターフライに打ち取った。

二回表、金本レフトフライの後、今岡は腰の当たりに死球を受け一死一塁。濱中はショートゴロで二塁封殺。鳥谷は四球を選び二死一・二塁となるが、野口は空振り三振。
二回裏、ベニーはライトフライ、今江は空振り三振で二死とした後、パスクチに四球を与える。続く辻にレフト前ヒットを打たれ二死一・二塁とされるが、大塚をライトフライに打ち取った。

三回表、藤本センターフライの後、赤星のサードへの打球は三塁手・今江がこぼし、エラーで出塁。しかし桧山はフルカウントからセカンド後方へのフライ、シーツはサードライナー。
三回裏、この回先頭の西岡にレフト線へツーベースヒットを打たれ無死二塁のピンチ。堀に二塁の横を抜くセンター前タイムリーヒットを打たれ先制を許す。福浦の打席で、一塁走者・堀は、投手・井川の牽制につり出され一・二塁間で挟まれ一死。福浦セカンドゴロの後、里崎にセンター前ヒットを打たれると、続くベニーにレフト前ヒットを打たれ二死一・二塁となる。ここで久保コーチがマウンドへ。つづく今江にレフトへいい当たりをされるもレフトフライに打ち取った。

四回表、金本はセンターフライ、今岡はサードゴロ、濱中はファーストファウルフライで三者凡退。
四回裏、パスクチは空振り三振、辻はライトライン際へのフライ。二死から大塚にレフトへツーベースヒットを打たれるが、西岡をピッチャーゴロに打ち取った。

五回表、鳥谷はピッチャーゴロ、野口はショートゴロ、藤本はショートゴロで三者凡退。
五回裏、堀はレフトフライ、福浦はセカンドゴロ、里崎は空振り三振で三者凡退。
ここで千葉マリンスタジアムでは花火が打ち上げられ、トラッキー&ラッキー、マーくん&リーン&ズーくんが登場。

六回表、赤星がセカンド内野安打で出塁。続く桧山が初球を打って一二塁間を抜くライト前ヒット、無死一・二塁のチャンスを掴む。しかし好調・シーツがサードゴロ併殺に打ち取られ二死三塁に。金本はサードファウルフライに倒れ、得点はならなかった。
六回裏、ベニーはファーストフライ、今江は空振り三振、パスクチは空振り三振で三者凡退。

七回表、この回先頭の今岡がレフトスタンドへライナーで飛び込む同点ホームランを放つ。濱中のキャッチャーファウルフライは里崎が捕れずエラーが記録される。直後、濱中がレフト前ヒットを放ち出塁。ここでロッテ井上コーチがマウンドへ。鳥谷の初球、濱中が今季初の盗塁を決め無死二塁に。鳥谷のセカンドゴロで二塁走者は三進し一死三塁。野口サードゴロでランナー動けず二死三塁、藤本はレフトフライに倒れ、勝ち越しはならなかった。
七回裏、辻はショートゴロ、大塚は見逃し三振、西岡は空振り三振の三者凡退。

八回表、赤星はサードゴロ、桧山はファーストゴロ、シーツはショートゴロで三者凡退。
八回裏、堀はサードゴロ、福浦はセンターフライ、里崎は見逃し三振で三者凡退。

九回表、先発・小野に代わり、二番手・小林雅が登板。二塁に渡辺正が入る。金本はフルカウントから空振り三振、今岡は見逃し三振、濱中セカンドフライで三者凡退。
九回裏、ベニーのサードへのフライは風に流されるも今岡が追いつき捕球しサードフライ。今江の打球は左翼・金本がよく追いつきレフトフライ。パスクチはライトフライで三者凡退。
試合は延長戦へ。

十回表、三番手・薮田が登板。この回先頭の鳥谷が四球で出塁。続く野口が送りバントをするも、ピッチャーが捕り二塁へ送球し二塁封殺、更に一塁へ転送され併殺に。藤本は空振り三振で結局三人で攻撃終了。
十回裏、先発・井川に代わり、二番手・藤川が登板。三塁に関本が入った。辻の代打・フランコをライトフライに打ち取った後、大塚にフルカウントから四球を与える。続く西岡にセンター前ヒットを打たれ一死一・二塁とされる。田中正の代打・橋本をピッチャーゴロに打ち取るも、打球が緩かったため一塁のみアウト。走者はそれぞれ進塁し二死二・三塁となる。しかし、福浦を空振り三振に打ち取った。

十一回表、二塁に根元が入る。赤星セカンドフライの後、桧山がライトスタンドへ勝ち越しのソロホームランを放つ。シーツはセーフティバントを狙うもピッチャーゴロ、金本は空振り三振。
十一回裏、三番手・久保田が登板。里崎を初球セカンドゴロ、ベニーをショートゴロ、今江をセカンドライナーの三者凡退に打ち取り試合終了。

阪神先発の井川は、9回を投げ128球、被安打7、8奪三振で自責点1の好投。5回以降はパーフェクトな内容だった。
ロッテの連勝は9でストップ。阪神は今季3度目の4連勝、1点差ゲーム6連勝、貯金は今季最多の10とし、首位・巨人が敗れたため、首位とのゲーム差を今季最小の0.5とした。

(注目選手)

  • 井川 慶:9回1失点(5回以降はパーフェクト)の好投
  • 今岡 誠:2試合連続となる同点ホームラン
  • 桧山 進次郎:延長11回、勝ち越しホームラン

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • DH
  • 桧山
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 野口
  • 9
  • 藤本
  • -
  • 井川

ロッテ

  • 1
  • 西岡
  • 2
  • 3
  • 福浦
  • 4
  • 里崎
  • 5
  • ベニー
  • 6
  • 今江
  • 7
  • パスクチ
  • 8
  • DH
  • 9
  • 大塚
  • -
  • 小野

審判団

  • 本塁:秋村
  • 一塁:真鍋
  • 二塁:栄村
  • 三塁:小林