2006年5月22日 阪神タイガース vs. オリックスバファローズ

  • 阪神タイガース 成績 24勝15敗1分(対オリックス 3勝0敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間9分 観客数:33002人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
オリックス 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 11 0
阪神 1 0 1 1 3 2 0 0 X 8 14 1
  • (勝)オクスプリング 3勝0敗0S (S)
  • (登板投手:オクスプリング−太陽−相木)
  • (負)前川 1勝4敗0S
  • (登板投手:前川−ユウキ−山本)
  • (本)鳥谷 3号(ソロ=ユウキ)、今岡 6号(3ラン=ユウキ)

(試合内容)

オリックスの先発は昨年まで阪神に在籍していた前川。

一回表、ガルシアのレフトへの打球は金本が懸命に前進するもショートバウンドでのキャッチとなりレフト前ヒット。坂口にキャッチャー前への送りバントを決められた後、水口にセンター前ヒットを打たれ一死一・三塁のピンチとなる。そして中村にカウント0−3からセンターへ犠牲フライを打たれ1点を先制される。北川はショートフライ。
一回裏、先頭・赤星がフルカウントから四球で出塁すると、関本の打席で二塁盗塁に成功。関本のフルカウントから打った一二塁間への打球は、一塁手・北川が飛びついて止めファーストゴロとなるが、赤星は三進し一死三塁に。そしてシーツがライトへ大きな犠牲フライを放ち同点に追いつく。続く金本がライト前ヒットで出塁するが、今岡はセカンドゴロ。

二回表、谷ファーストファウルフライの後、塩崎にはフルカウントからピッチャー返しのセンター前ヒットを打たれる。しかし日高をショートゴロ併殺に打ち取った。
二回裏、濱中ライトフライ、鳥谷空振り三振、矢野ライトフライで三者凡退。

三回表、前川の三遊間への打球は、遊撃手・鳥谷が捕るもショート内野安打となり無死一塁。ガルシア空振り三振の後、坂口はセカンドゴロ。二塁手・関本が一塁走者・前川にタッチして二塁封殺、二死一塁に。水口の打席で一塁走者・坂口が二塁盗塁を試みるも、矢野が刺し3アウト。
三回裏、この回先頭のオクスプリングが、ライト線へツーベースヒットを放つ。赤星の打席で、前川の投球がスッポ抜けて赤星の頭の後ろを通過。この暴投の間に二塁走者は三塁へ進塁。赤星がレフト前へタイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功する。関本の打席で、赤星が二塁盗塁を試みるも失敗に終わる。
関本はフルカウントから四球を選び一死一塁。シーツが三遊間を破るレフト前ヒットで続くと、金本はストレートの四球で一死満塁となる。ここでオリックスは先発・前川から二番手・ユウキに投手交代。一死満塁で今岡は空振り三振、続く濱中はライトフライに倒れ三者残塁に終わった。

四回表、水口はサードゴロ。中村のファーストファウルフライを追ったシーツは追いつけずエラーが記録される。中村にセンター前ヒットを打たれると、続く北川にはレフト前ヒットを打たれ一死一・二塁のピンチとなるが、谷はサード正面のライナーで、飛び出していた二塁走者が戻れず併殺に。
四回裏、この回先頭の鳥谷がレフトスタンドへソロホームランを放つ。矢野はサードゴロ、オクスプリングはセカンドゴロ、赤星はライトフライ。

五回表、塩崎の二遊間への打球は鳥谷がよく追いつくもショート内野安打となり無死一塁。しかし、日高をフルカウントからセカンドゴロ併殺に打ち取った。二死走者無しとなり投手のユウキがそのまま打席に入りセカンドゴロ。
五回裏、関本サードフライの後、シーツのレフトへの打球は谷が追いつくもグラブに当てて捕れず、無死二塁のチャンス(記録はツーベースヒット)。金本は敬遠の四球で一死一・二塁となると、今岡がフルカウントからレフトスタンドへ3ランホームランを放ち3点を追加する。濱中がレフトへのツーベースヒットで続くと、鳥谷のセカンドゴロで三進し二死三塁に。矢野四球で二死一・三塁となるがオクスプリングは空振り三振。

六回表、ガルシアにレフトフェンス直撃のツーベースヒットを打たれる。坂口のセカンドゴロで二塁走者が三進。そして水口に右中間へタイムリーヒットを打たれ、三塁走者が生還する。中村はセカンドゴロ、北川はライトフライ。
六回裏、赤星レフトフライの後、関本がライト前ヒットで出塁。シーツが四球を選んで出塁し一死一・二塁とすると、金本が三遊間を破るレフト前タイムリーヒットを放ち1点を追加。今岡のセンターフライで二塁走者・シーツが三進し、二死一・三塁に。そして濱中がセンター前へタイムリーヒットを放ち8点目が入る。鳥谷はファーストゴロ。

七回表、二番手・太陽が登板。右翼にスペンサーが入る。谷はショートフライ、塩崎はセカンドフライ、日高はセカンドゴロで三者凡退。
七回裏、矢野はライトフライ、スペンサーはレフトフライ。二死後、赤星がセンター前ヒットで出塁。関本もフルカウントからセンター前ヒットを放ち、二死一・三塁となるが、シーツはセカンドフライ。

八回表、ユウキの代打・ブランボーにライト前ヒットを打たれる。ガルシアはセカンドゴロも二塁封殺のみで一塁はセーフとなり一死一塁。坂口空振り三振の後、一塁走者が二塁盗塁に失敗し3アウト。
八回裏、三番手・山本が登板、捕手が的山に交代。右翼にブランボーが入り、右翼を守っていたガルシアが中堅にまわった。金本がセンター前ヒットで出塁するが、今岡は空振り三振、太陽の代打・野口はショートゴロ併殺打。

九回表、三番手・相木が登板。水口にセンター前ヒットを打たれる。続く中村にストレートの四球を与え無死一・二塁としてしまう。北川のセカンドゴロで各走者が進塁し一死二・三塁となるが、谷は空振り三振、塩崎はセンターフライに打ち取り試合終了。

阪神は今季5度目の3連勝。今季最多の貯金9とし、今日試合の無かった首位・巨人とのゲーム差を1.5に縮めた。
先発・オクスプリングは6回を投げ9安打をされたものの無四死球で2失点に抑え土付かずの3勝目。
オリックスは11安打を放ったもの3度の併殺が響いた。2003年以来の8連敗で借金は今季ワーストの7となった。

(注目選手)

  • 今岡 誠:3ランホームラン
  • 金本 知憲:3安打2四球1打点
  • 赤星 憲広:勝ち越しタイムリーヒットを含む2安打1打点1四球1盗塁

先発オーダー

オリックス

  • 1
  • ガルシア
  • 2
  • 坂口
  • 3
  • 水口
  • 4
  • 中村
  • 5
  • 北川
  • 6
  • 7
  • 塩崎
  • 8
  • 日高
  • 9
  • 前川

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • オクスプリング

審判団

  • 本塁:渡田
  • 一塁:飯塚
  • 二塁:吉本
  • 三塁:山村