2006年5月18日 阪神タイガース vs. 北海道日本ハムファイターズ

  • 阪神タイガース 成績 21勝15敗1分(対日本ハム 1勝1敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間1分 観客数:48020人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
日本ハム 0 0 0 2 2 0 0 0 0 4 10 0
阪神 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 7 0
  • (勝)ダルビッシュ 2勝4敗0S (S)MICHEAL 1勝0敗11S
  • (登板投手:ダルビッシュ−武田久−MICHEAL)
  • (負)下柳 3勝3敗0S
  • (登板投手:下柳−太陽−相木)
  • (本)

(試合内容)

試合前、日本ハム・SHINJOが、阪神時代のユニホームを着てノックを受けた。

前日の雨天中止を受け、下柳は今季4度目のスライド登板。阪神は今岡が2003年10月7日巨人戦(甲子園)以来3シーズンぶりに先発から外れ、桧山が今季初めて五番に入り、片岡が六番サードで今季初のスタメン出場を果たした。

一回表、森本ライトフライ、マシーアスはセカンドフライ、小笠原セカンドゴロで三者凡退。
一回裏、先頭・赤星が死球で出塁。続く藤本はバントの構えも四球で出塁し、無死一・二塁の先制のチャンス。シーツはファーストファウルフライ、金本はフルカウントからライトフライで、一塁を飛び出していた藤本も戻れず併殺に。

二回表、セギノールはレフトフライ、SHINJOはショートゴロ、田中幸サードゴロで三者凡退。
二回裏、桧山センターフライ、片岡は粘るもカメラマン席の前で小笠原がよく追いつきサードファウルフライ。二死から、鳥谷がレフトフェンスに当たるツーベースヒットで出塁。矢野は敬遠の四球で二死一・二塁となるが、下柳は空振り三振。

三回表、鶴岡にセンター前ヒットを打たれる。金子セカンドフライ、ダルビッシュは送りバントするも捕球した矢野が二塁へ送球し二塁封殺、二死一塁とする。森本はフルカウントからスイングをとられ空振り三振。
三回裏、先頭・赤星が三塁線を破るツーベースヒットを放ち無死二塁。藤本が送りバントを決め一死三塁とすると、シーツが右中間にタイムリーヒットを放ち1点を先制する。金本はファーストゴロで二塁封殺、二死一塁となる。桧山がセカンドの横を抜くセンター前ヒットを放ち二死一・二塁。しかし片岡はライトフライ。

四回表、マシーアスはレフトフライ、小笠原はピッチャーゴロ。二死からセギノールに四球を与えると、SHINJOにセンター前ヒットを打たれ、田中幸にはストレートの四球を与え、二死満塁のピンチを迎える。鶴岡にカウント1−3からレフト前へ2点タイムリーヒットを打たれ逆転を許す。尚も二死一・二塁だったが、金子はセカンドフライに打ち取った。
四回裏、鳥谷空振り三振、矢野空振り三振、下柳ショートゴロで三者凡退。

五回表、先頭・ダルビッシュにレフト前ヒットを打たれる。森本セカンドゴロで二塁封殺。マシーアスに左中間へツーベースヒットを打たれ一死二・三塁のピンチを迎える。続く小笠原に一塁の横を抜くタイムリーツーベースヒットを打たれ二者が生還、1−4となる。尚も一死二塁で、セギノールの左中間へ高々と上がった打球は、フェンス際で赤星が軽くジャンプしてキャッチ。SHINJOの打席でパスボールがあり二塁走者は三塁に進塁し、二死三塁としてしまうが、SHINJOはフルカウントから空振り三振。
五回裏、赤星センターフライ、藤本フルカウントからショートゴロ。二死から、シーツがセンター前ヒットで出塁。しかし金本はセンターフライ。

六回表、太陽が二番手として今季初登板。田中幸を空振り三振に打ち取った後、鶴岡にセンター前ヒット、金子にセンター前ヒットを打たれ一死一・二塁とされるが、ダルビッシュを見逃し三振、森本を三振に打ち取った。
六回裏、セカンドに田中賢が入り、マシーアスがレフトにまわった。桧山センターフライの後、片岡が二塁手の横を抜く今季初ヒットで出塁。しかし鳥谷はファーストゴロ併殺打。

七回表、マシーアスはピッチャーゴロ、小笠原は空振り三振、セギノールはサードゴロの三者凡退。
七回裏、小笠原が一塁にまわり、三塁に飯山が入った。矢野見逃し三振、太陽の代打・林はファーストゴロ、赤星ショートゴロで三者凡退。

八回表、三番手・相木が登板。SHINJOはバットが折れてファーストファウルフライの後、田中賢にセンター前ヒットを打たれる。鶴岡ピッチャーゴロで二死二塁。金子の打席で、矢野が二塁へ牽制球を投げ、大きくリードしていた二塁走者・田中賢は戻れず牽制死。
八回裏、二番手・武田久が登板。先頭・藤本がショート内野安打で出塁。しかしシーツはライトフライ、金本の一・二塁間抜けそうな打球は二塁手・田中賢が好捕しセカンドゴロ併殺打。

九回表、金子空振り三振の後、武田久の代打・小田にピッチャー返しのセンター前ヒットを打たれる。しかし、森本はセカンドゴロ、マシーアスはセカンドゴロ。
九回裏、三番手・MICHEALが登板。捕手は中嶋に交代。桧山空振り三振、片岡サードゴロ、鳥谷セカンドゴロの三者凡退で試合終了。

阪神は打撃好調のシーツが先制打を放つも、先発・下柳が四回表、五回表に乱れて逆転負け。
首位・巨人は敗れたものの、2位・中日がプロ野球タイ記録となる4試合連続完封で勝利したため、首位とのゲーム差は3.0、2位とのゲーム差は1.5となった。
日本ハムは今季5度目の逆転勝ちで、ロッテと並んで首位タイに浮上した。

(注目選手)

  • シーツ:先制タイムリーヒットを含む2安打

先発オーダー

日本ハム

  • 1
  • 森本
  • 2
  • マシーアス
  • 3
  • 小笠原
  • 4
  • セギノール
  • 5
  • SHINJO
  • 6
  • 田中幸
  • 7
  • 鶴岡
  • 8
  • 金子
  • 9
  • ダルビッシュ

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 桧山
  • 6
  • 片岡
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 下柳

審判団

  • 本塁:佐藤
  • 一塁:山村
  • 二塁:飯塚
  • 三塁:杉永