2006年5月16日 阪神タイガース vs. 北海道日本ハムファイターズ

  • 阪神タイガース 成績 21勝14敗1分(対日本ハム 1勝0敗0分)
  • 倉敷マスカットスタジアム 18時00分開始 試合時間:4時間2分 観客数:21435人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
日本ハム 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 6 1
阪神 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 1x 3 8 0
  • (勝)久保田 3勝2敗7S (S)
  • (登板投手:オクスプリング−ダーウィン−藤川−久保田)
  • (負)岡島 0勝2敗1S
  • (登板投手:リー−武田勝−武田久−MICHEAL−岡島)
  • (本)小笠原 5号(2ラン=オクスプリング)

(試合内容)

一回表、森本には粘られるもライトファウルフライ、木元はセカンドゴロ、小笠原はレフトフライの三者凡退。
一回裏、先頭・赤星がストレートの四球で出塁するが、関本はショートゴロ併殺打。シーツはサードゴロ。

二回表、セギノールはフルカウントから見逃し三振、稲葉セカンドゴロ、SHINJOピッチャーゴロの三者凡退。
二回裏、金本空振り三振、今岡セカンドフライ、濱中ショートゴロで三者凡退。

三回表、高橋ピッチャーゴロ、金子空振り三振、リー空振り三振の三者凡退。
三回裏、鳥谷がフルカウントから四球、矢野は初球を打ってレフト前ヒットで、無死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、オクスプリングの送りバントは投手・リーが捕球し三塁封殺、さらに一塁へ転送され併殺となる。二死二塁で、赤星の三遊間を抜けようかという打球は三塁手・小笠原が横っ飛びで好捕し3アウト。

四回表、先頭・森本にライト前ヒットを打たれる。木元のセカンドゴロで一塁走者が二進し一死二塁とされると、続く小笠原にライトスタンドへ2ランホームランを打たれ先制を許す。セギノールに四球を与えたところで、久保投手コーチがマウンドへ行き一呼吸置く。稲葉はレフトフライ、SHINJOには粘られるが空振り三振に打ち取った。
四回裏、関本空振り三振、シーツはセカンドゴロで二死後、金本が二塁手の横を抜くセンター前ヒットで出塁。続く今岡がライト前ヒットを放ち、二死一・二塁とする。濱中にボールカウント0−2となったところで、ブラウン投手コーチがマウンドへ。濱中は結局ストレートの四球で二死満塁となる。しかし鳥谷はカウント1−3からセカンドゴロ。

五回表、高橋サードゴロ、金子センターフライ、リー空振り三振の三者凡退。
五回裏、矢野ショートゴロの後、オクスプリングが一・二塁間を破るライト前ヒットで出塁。赤星はフルカウントから四球を選び、一死一・二塁とする。さらに関本が四球を選び一死満塁とすると、シーツがセンター前へ2点タイムリーヒットを放ち同点に追いつく。
ここで先発・リーから武田勝に投手交代。一死一・二塁で金本はピッチャーゴロだったが、懸命に一塁を駆け抜けて併殺を免れ、二塁封殺のみで二死一・三塁となる。しかし今岡はサードゴロ。

六回表、森本センターフライ、木元空振り三振で二死後、小笠原にセンター前ヒットを打たれるが、セギノールをライトフライに打ち取った。
六回裏、濱中サードゴロ、鳥谷センターフライ、矢野空振り三振で三者凡退。

七回表、二番手・ダーウィンが登板。稲葉ショートゴロの後、SHINJOにレフトオーバーのツーベースヒットを打たれ一死二塁となる。しかし高橋はセンターフライ、金子はショートゴロ。
七回裏、ダーウィンの代打・スペンサーはライトフライ、赤星は空振り三振、関本はサードゴロで三者凡退。

八回表、三番手・藤川が登板。武田勝の代打・マシーアスは空振り三振、森本はファーストフライ、木元は空振り三振の三者凡退。
八回裏、三番手・武田久が登板。シーツのセンターフライの後、金本が四球を選んで出塁。しかし、今岡は見逃し三振、濱中はピッチャーゴロ。

九回表、藤川が2イニングス目。小笠原は空振り三振、セギノールも空振り三振、稲葉サードゴロで三者凡退。
九回裏、鳥谷空振り三振、矢野ショートフライ、藤川の代打・桧山はレフトフライで三者凡退。
試合は延長戦へ。

十回表、マウンドは四番手・久保田。先頭・SHINJOにレフト前ヒットを打たれる。高橋はスリーバント失敗。金子は最初はバントの構えだったがフルカウントからピッチャーゴロで、一塁走者が二塁へ進み二死二塁に。武田久の代打・小田はレフトフライ。
十回裏、四番手・MICHEALが登板。捕手が中嶋に交代。赤星セカンドゴロ、関本空振り三振、シーツ空振り三振で三者凡退。

十一回表、久保田が2イニングス目。森本はライトフライ、木元はセカンドゴロ、小笠原は空振り三振で三者凡退。
十一回裏、五番手・岡島が登板。金本セカンドゴロ、今岡ピッチャーゴロ、濱中ライトファウルフライで三者凡退。

十二回表、久保田が3イニングス目。二塁手の関本が三塁にまわり、二塁に藤本、右翼に中村豊が入った。先頭・セギノールにセンター前ヒットを打たれる。代走は田中賢。稲葉に送りバントを決められ一死二塁とされると、SHINJOを敬遠し一死一・二塁となるが、中嶋の代打・田中幸は初球を打たせてセカンドゴロ併殺に打ち取った。
十二回裏、捕手が鶴岡に、三塁手の小笠原が一塁にまわり、代走した田中賢が二塁に入り、三塁手が飯山に交代。鳥谷は初球をキャッチャーファウルフライ。一死から、矢野が二塁手の頭上を越すライト前ヒットを放つ。代走に林。久保田の代打・浅井がレフト前ヒットを放ち一死一・二塁とする。赤星のショートへの打球は、遊撃手・金子がグラブに当てるも捕れず、オールセーフで一死満塁に。(記録はショートエラー)
一死満塁で関本は空振り三振に倒れ二死となるが、シーツが三塁線を破るヒットを放ちサヨナラ勝利。

阪神は今季3度目となるサヨナラ勝ちで、シーツは自身2度目となるサヨナラヒット。
先発・オクスプリングは6回を投げ101球3安打1四球6奪三振で、小笠原に浴びた2ランによる失点のみに抑えた。
打線は、日本ハムの先発・リーを五回裏途中で降板させたものの、その後に登板した日本ハムの中継ぎ陣から点を奪えず、延長戦に途中したが、引き分け寸前の延長十二回裏二死満塁で、シーツの一打で決着をつけた。

(注目選手)

  • シーツ:延長十二回サヨナラヒットと全打点をあげる活躍
  • 藤川 球児:2回パーフェクトで4奪三振
  • 久保田 智之:3回を無失点に抑える力投

先発オーダー

日本ハム

  • 1
  • 森本
  • 2
  • 木元
  • 3
  • 小笠原
  • 4
  • セギノール
  • 5
  • 稲葉
  • 6
  • SHINJO
  • 7
  • 高橋
  • 8
  • 金子
  • 9
  • リー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • オクスプリング

審判団

  • 本塁:山村
  • 一塁:杉永
  • 二塁:佐藤
  • 三塁:友寄