2006年5月12日 福岡ソフトバンクホークス vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 19勝13敗1分(対ソフトバンク 0勝1敗0分)
  • 福岡ヤフードーム 18時00分開始 試合時間:2時間49分 観客数:29027人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 8 1
ソフトバンク 0 0 0 3 3 2 0 0 X 8 11 0
  • (勝)斉藤和 4勝2敗0S (S)
  • (登板投手:斉藤和)
  • (負)井川 3勝3敗0S
  • (登板投手:井川−福原)
  • (本)松中 8号(3ラン=井川)

(試合内容)

桧山が1998年4月5日横浜戦(横浜)以来8年ぶりとなる2番でスタメン出場。

一回表、赤星が初球をレフト前ヒットし出塁。桧山センターフライ、シーツもセンターフライで二死後、金本の打席で一塁走者・赤星が二塁盗塁に成功。そして、金本がレフト前にタイムリーヒットを放ち1点を先制する。今岡はセカンドフライ。
一回裏、大村のレフト左への打球は左翼手・金本が追いつきレフトフライ。川崎はファーストゴロ、カブレラはセカンドフライで三者凡退。

二回表、濱中のサードファウルグラウンド後方への飛球は遊撃手・川崎が捕球しショートファウルフライ。一死から、鳥谷が右中間を破るツーベースヒットを放つ。しかし矢野はレフトフライ、藤本はセンターフライ。
二回裏、松中セカンドゴロ、ズレータは空振り三振。二死から、柴原にフルカウントから四球を与えてしまうが、江川をショートゴロに打ち取った。

三回表、赤星サードライナー、桧山空振り三振で二死後、シーツがライト線へヒットを放つが、金本は空振り三振。
三回裏、本間見逃し三振、的場ライトフライ、大村ショートゴロで三者凡退。

四回表、今岡センターフライ、濱中キャッチャーファウルフライ、鳥谷空振り三振で三者凡退。
四回裏、先頭・川崎に初球を打たれてレフト前ヒット。カブレラをセカンドフライに打ち取った後、松中にフルカウントから四球を与え一死一・二塁のピンチを招く。ズレータの三塁線への打球は今岡が好捕し、すかさず二塁へ送球し二塁封殺。しかし、二死一・三塁で柴原にピッチャー返しのセンター前タイムリーヒットを打たれ同点にされる。江川のサードへの高いバウンド打球は三塁手・今岡が捕球し一塁へ送球するも、江川の足が勝りサード内野安打となり、二死満塁に。そして、本間にフルカウントから打った一二塁間を抜きそうな打球を二塁手・藤本が追いつくも、どこにも投げられずセカンド内野安打となり、三塁走者に続きスタートを切っていた二塁走者までもが生還、1−3とされる。尚も二死一・三塁だったが的場はフルカウントから空振り三振。

五回表、先頭の矢野が初球をセンター前ヒットで出塁。しかし、藤本レフトフライ、赤星空振り三振、桧山キャッチャーファウルフライで矢野は一塁釘付けのまま3アウト。
五回裏、大村レフトフライの後、川崎に左中間へツーベースヒットを打たれる。カブレラの初球に川崎が三塁盗塁に成功。カブレラにフルカウントから四球を与えると、続く松中にライトスタンドへ3ランホームランを打たれてしまう。ズレータは空振り三振、柴原はフルカウントから空振り三振。

六回表、シーツ空振り三振、金本キャッチャーファウルフライ、今岡ショートゴロで三者凡退。
六回裏、捕手が矢野から野口に交代。江川空振り三振の後、本間のサードゴロを三塁手・今岡がエラーしてしまう。的場に送りバントを決められ、二死二塁とされると、大村にレフト前へヒットを打たれる。左翼手・金本が懸命のバックホームをするも、わずかに一塁側に返球がそれたため、本塁セーフ。さらに、川崎に左中間を破るタイムリーツーベースヒットを打たれる。なお、川崎は二三塁間に挟まれタッチアウト。

七回表、濱中セカンドゴロ、鳥谷空振り三振で二死後、野口がライト前ヒットで出塁するが、藤本は見逃し三振。
七回裏、投手は今季初登板の福原に交代。先頭・カブレラにセンター前ヒットを打たれるが、松中はショートゴロ併殺。二死となって、ズレータにレフトへヒットを打たれる(代走は森本)。しかし、柴原は見逃し三振。

八回表、二塁手・本間が一塁にまわり、二塁手が前の回で代走に出た森本に、左翼手が井手に交代。赤星セカンドフライの後、桧山が初球を打って一二塁間を破るライト前ヒットで出塁。シーツがセンターライナーに倒れた後、金本がライトへヒットを放ち二死一・三塁とする。しかし、今岡は空振り三振。
八回裏、江川の一二塁間を破りそうな打球は、二塁手・藤本が横っ飛びで捕球しセカンドゴロ。つづく本間に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれるが、的場はピッチャーゴロ(捕球した投手・福原から二塁への送球がそれたため、二塁はセーフで一塁のみアウト)。大村はキャッチャーファウルフライ。

九回表、三塁手が鳥越に交代。濱中は初球をショートゴロ、鳥谷セカンドゴロ、野口の代打・林ライトフライで試合終了。

先発・井川は6回を投げ128球、8安打3四球で今季ワーストの8失点(自責点6)で、3試合連続6失点以上となってしまった。
阪神打線は、ソフトバンクの先発・斉藤和から8安打を放つも連打が出ず、初回の1点のみに抑えられ、今季初完投を許した。なお、斉藤和は自身3度目の無四球完投勝利。
阪神は昨年から対ソフトバンク4連敗。赤星が初回に盗塁成功した試合の連勝記録が17でストップした。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 桧山
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • DH
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 藤本
  • -
  • 井川

ソフトバンク

  • 1
  • 大村
  • 2
  • 川崎
  • 3
  • カブレラ
  • 4
  • DH
  • 松中
  • 5
  • ズレータ
  • 6
  • 柴原
  • 7
  • 本間
  • 8
  • 的場
  • 9
  • 江川
  • -
  • 斉藤和

審判団

  • 本塁:有隅
  • 一塁:良川
  • 二塁:真鍋
  • 三塁:柿木園