2006年5月9日 阪神タイガース vs. 千葉ロッテマリーンズ

  • 阪神タイガース 成績 18勝12敗1分(対ロッテ 1勝0敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間2分 観客数:43902人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ロッテ 0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 6 0
阪神 1 0 1 1 1 0 0 3 X 7 12 2
  • (勝)オクスプリング 2勝0敗0S (S)
  • (登板投手:オクスプリング−能見−金澤−ダーウィン−藤川−久保田)
  • (負)バーン 2勝3敗0S
  • (登板投手:バーン−加藤−内−小宮山)
  • (本)シーツ 8号(ソロ=バーン)、今岡 5号(ソロ=バーン)

(試合内容)

交流戦初戦。阪神は水色の復刻版ユニフォーム(1979年〜1983年にビジターで使用したもの)を着用しての試合。

一回表、西岡空振り三振、今江ショートゴロ、福浦ファーストゴロの三者凡退。
一回裏、赤星の打球は二塁手・塀内がジャンプしてグラブに当てるも捕球できず内野安打。藤本の打席で一塁走者・赤星が二塁盗塁に成功し無死二塁に。更にワイルドピッチで赤星は三進し無死三塁となる。藤本の打球は三塁手・今江が前にこぼすもサードゴロ。シーツのライトへの打球は、右翼手・ベニーと二塁手・塀内が追いベニーがキャッチするも、二者が交錯しベニーは倒れて動けず。赤星はタッチアップで生還し1点を先制。ベニーは担架で運ばれ、右翼には大松が入った。二死走者なしで金本は空振り三振。

二回表、大松ファーストゴロの後、フランコにセンター前ヒットを打たれるが、里崎をショートライナー、塀内をサードファウルフライに打ち取った。
二回裏、今岡がセンター前ヒットで出塁。濱中空振り三振の後、鳥谷が四球を選び一死一・二塁とするが、矢野は空振り三振、オクスプリング見逃し三振。

三回表、サブロー空振り三振、バーン見逃し三振、西岡空振り三振の三者連続三振で三者凡退。
三回裏、赤星レフトフライ、藤本セカンドゴロで二死となるが、シーツがセンターバックスクリーンの右側へソロホームランを放つ。金本はピッチャーゴロ。

四回表、今江のセカンドゴロを二塁手・藤本が前にはじいてしまい一塁セーフ(記録はエラー)。福浦は空振り三振、大松ショートゴロ、一塁のみアウトで走っていた一塁走者は二塁進塁し二死二塁。フランコはファーストゴロに打ち取った。
四回裏、今岡がセンターバックスクリーンへソロホームランを放ち追加点をあげる。つづく濱中が左中間を破るツーベースヒットで出塁するが、鳥谷ショートフライ、矢野はいい当たりも遊撃手・西岡がうまく捕りショートライナー、離塁していた濱中も二塁へ戻れず併殺に。

五回表、里崎ショートゴロ、塀内レフトフライ、サブローはフルカウントから空振り三振。
五回裏、オクスプリングがセンターフェンス直撃のツーベースヒットで出塁。ここでロッテは大松が中堅に、フランコが右翼にまわり、左翼に井上が入った。投手はバーンから加藤に交代。赤星のセカンドゴロで二塁走者が三進し一死三塁となった後、藤本の代打・関本が片手でうまくレフト前にタイムリーヒットを放つ。つづくシーツがストレートの四球で歩いて一死一・二塁になるが、金本は空振り三振、今岡はレフトフライ。

六回表、二塁に関本が入る。井上レフト前ヒット、西岡センター前ヒット、今江レフト前タイムリーヒット。3連打でロッテが1点を返す。ここで久保コーチが通訳を伴いマウンドへ。尚も無死一・二塁、福浦をライトフライに打ち取るが、大松に四球を与え一死満塁にしてしまう。ここで、阪神ベンチはオクスプリングから能見に投手交代。フランコをフルカウントから見逃し三振に打ち取り二死満塁とすると、今度は金澤に投手交代。里崎を空振り三振に打ち取りピンチを切り抜けた。
六回裏、濱中レフトフライの後、鳥谷が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁するが、矢野はフルカウントから空振り三振、二塁へ走っていた鳥谷も盗塁死となり三振ゲッツー。

七回表、四番手・ダーウィンが登板。塀内は追い込みながらも左足スネ付近に死球を与えてしまう。塀内は負傷交代となり、代走に渡辺正。加藤の代打・橋本は空振り三振に打ち取るが、井上のサードゴロを三塁手・今岡が捕球するも二塁へ悪送球してしまい、一死一・三塁のピンチをまねく。西岡のちょこんとバットに当てた打球は、ライト線ギリギリに入るタイムリーツーベースヒットとなり三塁走者が生還。尚も一死二・三塁で、今江に四球を与え一死満塁としてしまうが、福浦をフルカウントから空振り三振に打ち取り二死。大松の打球は鳥谷が好捕しショートライナーで三者残塁。ダーウィンはガッツポーズを見せた。
七回裏、マウンドは内。代走した渡辺が二塁の守備に。ダーウィンの代打・桧山はレフト左へのフライ。赤星はショートフライ。関本ショートゴロ。

八回表、五番手・藤川が登板。フランコはサードファウルフライ、里崎は空振り三振、渡辺正の代打・堀は空売り三振。
八回裏、堀が二塁に。シーツがレフトフェンス直撃のツーベースヒットで出塁。金本ファーストゴロで二塁走者・シーツが三進し一死三塁に。そして、今岡がセンターフェンス直撃のタイムリースリーベースヒットを放つ。つづく濱中がセンター犠牲フライ。さらに、鳥谷レフト前ヒットの後、矢野が右中間を破るタイムリーツーベースヒットを放ち、この回3点目をあげる。ここで投手が小宮山に交代。藤川の代打・林はレフトフライ。

九回表、六番手・久保田が登板。小宮山の代打・パスクチはフルカウントからセンターフライ、井上はフルカウントから空振り三振で二死後、西岡にライト前ヒットを打たれる。今江の打席で一塁走者・西岡に二塁盗塁を決められるが、今江を空振り三振に打ち取り試合終了。

阪神は昨年の日本シリーズの対戦相手ロッテとの交流戦初戦に勝利し、貯金を今季最多の6とした。2位中日が敗れたため、2位に浮上。
また、初回に赤星が盗塁を決めた試合の連勝記録が17に伸びた。
ロッテは今季2度目の4連敗で、勝率は5割に逆戻りとなった。

(注目選手)

  • シーツ:先制の犠牲フライ&2点目となるソロホームラン
  • 今岡 誠:4月23日対巨人戦以来16日ぶりのホームランを含む3安打2打点

先発オーダー

ロッテ

  • 1
  • 西岡
  • 2
  • 今江
  • 3
  • 福浦
  • 4
  • ベニー
  • 5
  • フランコ
  • 6
  • 里崎
  • 7
  • 塀内
  • 8
  • サブロー
  • 9
  • バーン

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • オクスプリング

審判団

  • 本塁:橘高
  • 一塁:丹波
  • 二塁:谷
  • 三塁:杉本