2006年4月30日 阪神タイガース vs. 東京ヤクルトスワローズ

  • 阪神タイガース 成績 13勝10敗1分(対ヤクルト 3勝3敗0分)
  • 阪神甲子園球場 14時00分開始 試合時間:3時間2分 観客数:48503人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ヤクルト 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 7 0
阪神 0 0 0 0 0 2 0 0 X 2 10 0
  • (勝)江草 3勝1敗0S (S)久保田 0勝2敗5S
  • (登板投手:江草−藤川−久保田)
  • (負)藤井 1勝3敗0S
  • (登板投手:藤井−木田)
  • (本)

(試合内容)

矢野は休養、浅井が今季初スタメンマスク。

一回表、青木空振り三振、宮本ショートゴロ、岩村フルカウントからショートゴロで三者凡退。
一回裏、赤星ショートゴロの後、関本がフルカウントからショートの横を抜くレフト前ヒットで出塁。シーツがセンターフライに倒れた後、金本がフルカウントから四球を選んで二死一・二塁のチャンスをつかむが、今岡は初球を打ってショートゴロ。

二回表、ラミレスはセカンドゴロ、ラロッカ空振り三振、リグス空振り三振で三者凡退。
二回裏、先頭・濱中が四球を選び、鳥谷レフトフライの後、浅井がレフト前ヒットを放って一死一・二塁に。そして、江草が送りバントを決め二死二・三塁とする。しかし、赤星は見逃し三振。

三回表、宮出センターフライ、米野見逃し三振、藤井空振り三振で三者凡退。
三回裏、関本見逃し三振の後、シーツが投手・藤井の右手首付近を直撃するセンター前ヒットで出塁。藤井は治療のため一旦ベンチに下がったが、再びマウンドに戻った。金本はショートゴロ併殺。

四回表、先頭・青木の三遊間への打球は遊撃手・鳥谷が横っ飛びで追いつくも、打者・青木の足が速く内野安打となる。宮本に送りバントを決められ、岩村に四球を与えて一死一・二塁のピンチを招く。ラミレスの初球、二塁走者・青木に三塁盗塁を決められ一死一・三塁とされるが、ラレミスはセカンドゴロ併殺に打ち取り得点許さず。
四回裏、今岡ファーストゴロの後、濱中がライト前ヒットで出塁するが。鳥谷ピッチャーゴロで二塁封殺、浅井見逃し三振。

五回表、先頭・ラロッカに三遊間を破るレフト前ヒット、リグスにライト線ギリギリに入るヒットを打たれ、無死一・三塁のピンチを背負う。宮出はレフトへの浅いフライで三塁走者は動けず。しかし、米野にセンター前タイムリーヒットを打たれ、ヤクルトに先制点を許す。なおも一死一・二塁で藤井は送りバントをするも、一塁手・シーツがダッシュよく捕球して三塁封殺。青木はサードゴロ。
五回裏、先頭・江草がレフト前へプロ入り初ヒットを放って出塁するが、赤星見逃し三振、関本サードゴロ併殺。

六回表、宮本セカンドゴロ、岩村にレフトポール際へホームラン性の当たりを打たれるも、風に流されてファウル。フルカウントになった後、レフト前ヒットを打たれるが、ラミレスはレフトフライ、ラロッカは空振り三振。
六回裏、先頭・シーツが三遊間を破るレフト前ヒット、金本がライトフェンス直撃のツーベースヒットを放って無死二・三塁のチャンスをつかむ。今岡がライトへ犠牲フライを放ち同点。二塁走者・金本も三進し、一死三塁に。そして、濱中もフルカウントからライトへ犠牲フライを放ち勝ち越しに成功する。鳥谷はピッチャーゴロ。

七回表、投手が藤川に、捕手が野口に、右翼手が桧山に交代。リグスはサードゴロ、宮出の三塁線を破りそうな打球を三塁手・今岡が横っ飛びで捕球するも、一塁への送球がそれて内野安打となる。しかし、米野は強烈な当たりのサードライナー、捕球した三塁手・今岡がすかさず一塁へ送球し、飛び出していた走者・宮出が戻れず併殺となる。
七回裏、先頭・桧山がセカンドの左を破るセンター前ヒットで出塁、野口が送りバントを試みるも2球連続でファウル、スリーバントを試みようとした時にワイルドピッチがあり、一塁走者・桧山が二進する。野口は結局ショートゴロに倒れるが、赤星が一二塁間を破るライト前ヒットを放ち一死一・三塁とする。しかし、関本セカンドフライ、シーツはピッチャーゴロで追加点ならず。

八回表、藤川が2イニング目。藤井の代打・真中にフルカウントから四球を与える(代走に三木)。青木の初球、一塁走者・三木に二塁盗塁を決められ無死二塁のピンチを背負う。青木に送りバントを決められ一死三塁とされるが、宮本空振り三振、岩村見逃し三振でピンチ脱出。
八回裏、投手が木田に交代。金本空振り三振の後、今岡がライト前ヒットで出塁(代走に藤本)。藤川の代打・林の初球にワイルドピッチがあり、一塁走者・藤本が二進し、一死二塁のチャンスをつかむが、林は空振り三振、鳥谷はピッチャーゴロ。

九回表、投手が久保田に交代、二塁に藤本が入り、三塁に関本がまわった。ラミレスをセカンドゴロに打ち取った後、ラロッカにセンター前ヒットを打たれる。リグスのセンターへのヒット性の当たりは中堅手・赤星がよく前進してキャッチ、そしてすかさず一塁へ送球し、走者・ラロッカが戻れず併殺となって試合終了。

先発・江草は6回を投げ、5安打1四球6奪三振1失点の好投で3勝目。阪神打線は10安打を放ちながら、犠牲フライ2つによる2点しかとれなかったが、七回から登板した藤川が2イニングを無失点に抑え、最終回は赤星のファインプレーにも助けられ、久保田が無失点に抑えて逃げ切った。
阪神は今季初の1点差での勝利をあげ、貯金を今季最多タイの3とした。
ヤクルトは甲子園では昨年7月5日以来の5連敗。今季ワーストタイの借金5で、5カード連続の負け越し。

(注目選手)

先発オーダー

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • 宮本
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • ラロッカ
  • 6
  • リグス
  • 7
  • 宮出
  • 8
  • 米野
  • 9
  • 藤井

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 浅井
  • 9
  • 江草

審判団

  • 本塁:吉本
  • 一塁:佐々木
  • 二塁:橘高
  • 三塁:杉永