2006年4月29日 阪神タイガース vs. 東京ヤクルトスワローズ

  • 阪神タイガース 成績 12勝10敗1分(対ヤクルト 2勝3敗0分)
  • 阪神甲子園球場 14時00分開始 試合時間:3時間25分 観客数:48517人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 3 0 0 3 10 2
阪神 0 0 3 0 0 0 2 1 X 6 9 1
  • (勝)金澤 3勝0敗0S (S)久保田 0勝2敗4S
  • (登板投手:安藤−金澤−藤川−久保田)
  • (負)五十嵐 0勝1敗1S
  • (登板投手:川島−五十嵐−高津−高井−松井)
  • (本)シーツ 6号(3ラン=川島)、青木 1号(3ラン=金澤)、鳥谷 2号(ソロ=松井)

(試合内容)

一回表、先頭・青木にフルカウントから四球を与えるが、真中はピッチャーゴロ併殺。岩村にレフト前ヒットを打たれるが、ラミレスはセカンドゴロ。
一回裏、赤星セカンドライナー、藤本空振り三振、シーツはライトフライで三者凡退。

二回表、ラロッカ空振り三振の後、リグスに一二塁間を破るライト前ヒットを打たれると、宮本の打席でリグスに二塁盗塁を決められ一死二塁となる。しかし、宮本はフルカウントからサードゴロ、米野はファーストゴロ。
二回裏、金本ファーストゴロの後、今岡センター前ヒット、濱中が四球を選んで一死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、鳥谷センターフライ、矢野見逃し三振。

三回表、先頭・川島に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれる。青木ショートゴロで二塁封殺、真中のセーフティ気味のバントは、結果的に送りバントとなり二死二塁になるが、岩村見逃し三振。
三回裏、安藤見逃し三振の後、赤星セカンドの横を破るセンター前ヒット、藤本の一二塁間への当たりは二塁手・ラロッカがよく捕るも一塁への送球がそれ、一塁手・リグスが転倒して足がベースから離れ内野安打となる。この間に赤星は三塁へ進み、一死一・三塁のチャンスをつかむ。そして、シーツがフルカウントから打った瞬間それとわかる3ランホームランを左中間スタンドに叩き込み、阪神が3点先制。金本はレフトフライ、今岡もレフトフライ。

四回表、ラミレスはセンターフライ、ラロッカはキャッチャーファウルフライで二死後、リグスに左中間を破るツーベースヒットを打たれるが、宮本は空振り三振。
四回裏、濱中サードゴロの後、鳥谷のサードゴロを岩村がはじき、記録はエラーで出塁するが、矢野はピッチャーゴロ併殺。

五回表、先頭・米野センター前ヒット、川島が送りバントを決め、一死二塁とされる。青木の緩い打球のサードゴロは三塁手・今岡が素早く処理して一塁アウト、二塁走者は動けず。真中のセンター後方への打球は中堅手・赤星がよく走ってキャッチして、得点許さず。
五回裏、安藤センターフライの後、赤星が一二塁間を破るライト前ヒットで出塁するが、藤本はライトフライ、シーツはセンターフライ。

六回表、先頭・岩村に四球を与えるが、ラミレスはサードゴロ併殺。ラロッカにライト前ヒットを打たれるが、リグスはセカンドフライ。
六回裏、金本フルカウントから空振り三振、今岡ショートゴロで二死後、濱中が一二塁間を破るライト前ヒット、鳥谷ショート内野安打で二死一・二塁のチャンスをつかむが、矢野はファーストフライ。

七回表、投手が金澤に交代。先頭・宮本にライト前ヒットを打たれる。米野のショートへの当たりは遊撃手・鳥谷がよく追いついて二塁封殺。川島の代打・ユウイチのショートへの当たりは鳥谷が追いつくもはじいてしまい、記録はエラーで一死一・二塁となる。そして、青木に同点3ランホームランを浴びてしまう。なおも、真中にピッチャー強襲ヒットを打たれるが、岩村はセーフティバントを狙うも小フライとなりキャッチャーフライ、ラミレスはショートゴロ。
七回裏、投手が五十嵐に交代。金澤の代打・林が今シーズン初めての四球を選んで出塁。赤星送りバントの構えも四球で無死一・二塁のチャンスをつかむ。ここでヤクルトは投手を五十嵐から高津に交代。藤本は初球で送りバントを決め、一死二・三塁とする。シーツ四球で満塁に。ここでヤクルトは投手を高津から高井に交代。金本はピッチャーゴロ、しかし捕球した投手・高井が本塁へ悪送球し、三塁走者・林が生還、さらに二塁走者・赤星も俊足飛ばして生還し、2点勝ち越す。今岡ファーストファウルフライ、濱中の当たりはレフト前ヒットと思われたが、遊撃手・宮本にジャンピングキャッチされ、さらなる追加点はならず。

八回表、投手が藤川に、三塁手が関本に、右翼手が中村豊に交代。ラロッカはセンターフライ、リグスは空振り三振で二死後、宮本に低めの変化球をうまく拾われてセンター前ヒットを打たれる。しかし米野は空振り三振。
八回裏、投手がルーキー松井に交代。鳥谷がライトスタンドへソロホームランを放ち貴重な1点が入る。矢野ピッチャーゴロの後、関本が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁するが、赤星空振り三振、藤本センターライナー。

九回表、投手が久保田に交代。松井の代打・土橋は空振り三振、青木は見逃し三振で二死後、真中にフルカウントから四球を与える。岩村にもフルカウントとなるが最後は見逃し三振で試合終了。

先発・安藤は毎回安打を許すも6回を6安打2四球3奪三振無失点に抑えた。2番手・金澤が今シーズン初失点となる同点3ランを浴びてしまったが、七回にヤクルトの自滅にも助けられて勝ち越すと、八回には鳥谷が貴重なソロホームランを放ち、藤川−久保田の必勝リレーで逃げ切った。
阪神は今季初めての1桁安打での勝利で、4月勝ち越しが決定。

(注目選手)

  • シーツ:先制3ランホームラン
  • 鳥谷 敬:貴重な追加点となるソロホームラン
  • 安藤 優也:毎回安打を打たれるも6回無失点の好投

先発オーダー

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • 真中
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • ラロッカ
  • 6
  • リグス
  • 7
  • 宮本
  • 8
  • 米野
  • 9
  • 川島

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 安藤

審判団

  • 本塁:名幸
  • 一塁:橘高
  • 二塁:杉永
  • 三塁:吉本