2006年4月26日 横浜ベイスターズ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 10勝9敗1分(対横浜 5勝0敗0分)
  • 横浜スタジアム 18時01分開始 試合時間:2時間52分 観客数:18526人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 3 3 1 1 1 0 0 0 9 15 0
横浜 2 1 0 0 0 1 1 0 0 5 8 0
  • (勝)下柳 2勝1敗0S (S)
  • (登板投手:下柳−能見−藤川−久保田)
  • (負)三浦 1勝2敗0S
  • (登板投手:三浦−佐久本−秦−岸本)
  • (本)吉村 3号(ソロ=下柳)、鳥谷 1号(3ラン=三浦)、村田 8号(ソロ=下柳)、内川 1号(ソロ=能見)

(試合内容)

新大関の白鵬が始球式を務めた。

一回表、赤星ショートゴロの後、藤本が四球で出塁。シーツがセンターフェンスダイレクトのツーベースヒットを放ち、一死二・三塁と先制のチャンス。しかし金本の打球は二塁手・種田の正面、軽くジャンプした種田が捕球しセカンドライナー、今岡はサードゴロに倒れ、先制はならなかった。
一回裏、石井ファーストゴロの後、小池にライト前ヒットを打たれる。金城をセンターフライに打ち取り二死とするが、佐伯に死球を与え二死一・二塁。村田にセンター前タイムリーヒットを打たれ先制を許す。更に種田にもセンター前タイムリーヒットを打たれ2点目をとられる。相川はセカンドゴロ。

二回表、先頭・濱中がセンター前ヒットで出塁。鳥谷がライト線へツーベースヒットを放ち、無死二・三塁とする。矢野のセンターへの大きな飛球は中堅手・金城が捕球したかに見えたがグラブに当てただけで捕れず(記録はセンターオーバーのタイムリーツーベースヒット)、濱中が先制のホームイン。尚も無死二・三塁で下柳がライトへ犠牲フライを放ち同点に追いつく。更に一死三塁で、赤星がセンター前タイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功する。続く藤本が初球、送りバントを決め二死二塁とするがシーツはフルカウントから空振り三振に倒れた。
二回裏、先頭・吉村にセンターへソロホームランを打たれ同点とされる。三浦はセンターフライ、石井は見逃し三振、小池はライトフライ。

三回表、先頭・金本がセンター前ヒットで出塁。今岡がレフトフライに倒れた後、濱中がフルカウントから詰まりながらもセンター前ヒットを放ち一死一・二塁とすると、鳥谷がライトスタンドへ3ランホームランを放つ。矢野は空振り三振、下柳は見逃し三振。
三回裏、金城の一・二塁間への打球は一塁手・シーツがファインプレーでファーストゴロ、佐伯レフトフライ、村田セカンドフライの三者凡退。

四回表、先頭・赤星がレフト前ヒットで出塁。藤本が送りバントを決め、一死二塁。続くシーツが三遊間を破るレフト前ヒットを放ち、二塁走者の赤星が生還。送球の間に打者走者のシーツは二塁へ進む。尚も一死二塁だったが、金本はショートゴロ、今岡はセンターフライに倒れた。
四回裏、種田に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれるが、相川をサードゴロ併殺打に打ち取った。吉村は空振り三振。

五回表、濱中セカンドフライの後、鳥谷のレフト線への当たりは左翼手・小池がクッションボールの処理に手間取り、鳥谷は三塁へ到達する(記録はスリーベースヒット)。矢野がレフトへ犠牲フライを放ち1点を追加する。下柳は見逃し三振。
五回裏、三浦の代打・鶴岡はショートゴロ、石井ショートゴロ。二死から小池に四球を与えるも金城はサードゴロ。

六回表、二番手・佐久本が登板。先頭・赤星が四球で出塁。続く藤本はバントの構えも2ストライクとなったためヒッティングに切り替え右中間を破るタイムリーツーベースヒットを放つ。シーツのライトフライで二塁走者・藤本がタッチアップで三進し、一死三塁。しかし金本は見逃し三振、今岡は空振り三振に倒れた。
六回裏、佐伯センターフライの後、村田にレフトスタンドへソロホームランを打たれる。種田はファーストライナー、相川はショートゴロ。

七回表、三番手・秦が登板。濱中はフルカウントから空振り三振、鳥谷はセカンドゴロ、矢野はショートゴロで三者凡退。
七回裏、二番手・能見が登板。吉村を見逃し三振にとった後、秦の代打・内川にレフトスタンドへソロホームランを打たれる。石井はピッチャーゴロ、小池はショートゴロ。

八回表、四番手・岸本が登板。能見の代打・桧山センターフライの後、赤星がこの試合3本目のヒットとなるレフト前ヒットで出塁する。藤本はショートゴロで二塁はアウト、そして一塁はタイミング的にセーフと思われたが、一塁塁審・木内の判定はアウトで併殺となる。
八回裏、三番手・藤川が登板。金城にセカンド内野安打を打たれるが、佐伯、村田、種田を三者連続空振り三振に打ち取った。

九回表、シーツがサードゴロに倒れた後、金本がセンター前ヒットを放つ。今岡はセンターフライに倒れるが、濱中がサード内野安打で出塁し、二死一・二塁とする。そして、ヒットが出ればサイクルヒット達成の鳥谷に打順がまわるが、ショートゴロに倒れた。

九回裏、四番手・久保田が登板。三塁に関本、右翼に中村豊が入る。相川、吉村、岸本の代打・古木を三者連続空振り三振に打ち取り、試合終了。

先発・下柳は6回を投げ83球、被安打6(うち被本塁打2)、与四死球2、奪三振2、失点4で2勝目。
阪神は3試合連続の2桁安打で今季の対横浜戦は負けなしの5連勝、また昨年からの対横浜戦を6連勝とした。
プロ通算100勝にあと1勝としていた横浜の先発・三浦は今季ワーストの8失点。横浜は借金7となり最下位に転落した。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 下柳

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 小池
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 佐伯
  • 5
  • 村田
  • 6
  • 種田
  • 7
  • 相川
  • 8
  • 吉村
  • 9
  • 三浦

審判団

  • 本塁:上本
  • 一塁:木内
  • 二塁:渡田
  • 三塁:友寄