2006年4月13日 阪神タイガース vs. 中日ドラゴンズ

  • 阪神タイガース 成績 5勝4敗1分(対中日 0勝2敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間41分 観客数:43307人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
中日 0 0 0 3 0 2 0 1 3 9 13 1
阪神 0 0 0 5 0 0 0 0 0 5 7 1
  • (勝)川上 2勝0敗0S (S)
  • (登板投手:川上−岡本−平井)
  • (負)能見 0勝3敗0S
  • (登板投手:オクスプリング−杉山−金澤−能見−相木)
  • (本)福留 4号(2ラン=オクスプリング)、5号(2ラン=杉山)、アレックス 4号(ソロ=オクスプリング)

(試合内容)

一回表、荒木セカンド左への打球は藤本がうまく捕りセカンドゴロ、井端センターフライ、福留センターフライで三者凡退。
一回裏、赤星がショート内野安打で出塁。しかし藤本空振り三振、シーツはショートゴロ併殺打。

二回表、T・ウッズ、アレックスは二者連続三振、立浪セカンドゴロ。
二回裏、この回先頭の金本がフルカウントから四球を選んで出塁。しかし今岡ライトフライ、濱中ライトフライ、鳥谷サードゴロ。

三回表、上田空振り三振、谷繁ファーストゴロ、川上ショートゴロで三者凡退。
三回裏、この回先頭の矢野がセンター前ヒットで出塁。しかしオクスプリングはスリーバント失敗。赤星はセカンドゴロで一塁走者・矢野が二塁手・荒木のタッチをかいくぐろうとしたが、オーバーランでアウトになり二死一塁に。藤本の打席で赤星が二塁盗塁に失敗し攻撃終了。

四回表、荒木はフルカウントからキャッチャーファウルフライ。井端には粘られフルカウントから11球目をセンター前ヒットされると、続く福留に先制の2ランホームランをライトスタンドへ打たれてしまう。T・ウッズをセカンドゴロに打ち取り二死とするが、アレックスにレフトスタンドへソロホームランを打たれる。立浪はピッチャーゴロ。
四回裏、藤本はレフトライン際へのフライ、シーツは空振り三振で二死となるが、金本が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁し、今岡がライト前ヒットで続き二死一・二塁とこの試合初めて得点圏に走者を進める。続く濱中が左腕付近への死球で二死満塁とすると、鳥谷は詰まった当たりもレフト前に落ちる2点タイムリーヒットを放ち1点差に迫る。なおも二死一・二塁のチャンスで矢野はストレートの四球。再び二死満塁となると、阪神ベンチはオクスプリングに代打・桧山を送る。フルカウントから桧山のライトへの打球は、右翼手・上田がグラブに当てるも落とし、その間に満塁の走者全員が生還、逆転に成功する(記録は右翼手・上田のタイムリーエラー)。赤星はショートゴロ。

五回表、上田セカンドゴロの後、谷繁にショートの横を抜くレフト前ヒットを打たれる。川上に送りバントを決められ二死二塁とされるが、荒木をピッチャーゴロに打ち取った。
五回裏、藤本はショートファウルフライ、シーツはセカンドフライ、金本はキャッチャーファウルフライ。

六回表、井端に粘られフルカウントから四球を与えると、続く福留にセンターバックスクリーンへ2ランホームランを打たれ同点とされる。T・ウッズ三振の後、アレックスには三塁手の頭上を越える高いバウンドのレフト前ヒットを打たれる。立浪三振で二死とした後、上田にはライト線へポトリと落ちるツーベースヒットを打たれ二死二・三塁に。谷繁は敬遠の四球で二死満塁となるが、川上をファーストファウルフライに打ち取った。
六回裏、今岡、濱中が連続空振り三振で二死となった後、鳥谷が高いバウンドのサード内野安打で出塁するも、矢野は空振り三振。

七回表、三番手・金澤が登板。荒木空振り三振、井端ライトフライで二死とした後、福留にライト前ヒットを打たれる。続くT・ウッズにフルカウントから四球を与え二死一・二塁としてしまうが、アレックスを空振り三振に打ち取った。
七回裏、金澤の代打・林は見逃し三振、赤星空振り三振、藤本ショートゴロの三者凡退。

八回表、四番手・能見が登板。この回先頭の立浪にレフト前ヒットを打たれる(代走に英智)。上田に代打・川相が送られ送りバントを決められる。続く谷繁に右中間を破るタイムリーツーベースヒットを打たれ二塁走者が生還、勝ち越しを許す。尚も一死二塁で、川上の代打・高橋光はセンターフライ。二塁走者の谷繁はタッチアップで三進し二死三塁とされるが、荒木を三振に打ち取った。
八回裏、マウンドは二番手・岡本。代走した英智が中堅、代打した川相が三塁に入り、中堅の福留が右翼に入った。シーツがセンターフライに倒れた後、金本が左中間へ詰まった当たりもレフト前に落ちるヒットで出塁するが、今岡はセカンドゴロ併殺。

九回表、先頭・井端に四球を与える。福留のショートゴロは難しいバウンドだったが遊撃手・鳥谷がうまく捌いて一塁アウト。一死二塁の場面で、投手が相木に交代。T・ウッズにはフルカウントからライト前ヒットを打たれ一死一・三塁に。一塁走者の代走は藤井。アレックスはピッチャーゴロだったが、投手・相木がボールを掴み損ね、さらに焦って本塁へ悪送球し、三塁走者・井端が本塁生還、各走者も進塁し一死二、三塁となる。英智は叩きつけるバッティングで高いバウンドとなり一塁へのタイムリー内野安打となり、さらに1点追加。なおも一死一・三塁で、川相にライト前タイムリーヒットを打たれる。谷繁にフルカウントから四球を与えて満塁にしてしまうが、岡本の代打・渡邉はセカンドゴロ併殺で、ようやくこの回終了。
九回裏、投手が平井に交代。代打で出た渡邉が一塁の守備についた。濱中ライトフライの後、鳥谷がストレートの四球で出塁するが、矢野サードゴロ、相木の代打・関本空振り三振で試合終了。

阪神は一度は逆転に成功したものの、昨日の試合と同様に中継ぎ陣が崩れ、甲子園開幕戦は連敗スタートとなった。
なお、シーツはこの日ノーヒットに終わり、開幕から続いていた連続安打が9試合でストップした。

(注目選手)

先発オーダー

中日

  • 1
  • 荒木
  • 2
  • 井端
  • 3
  • 福留
  • 4
  • T・ウッズ
  • 5
  • アレックス
  • 6
  • 立浪
  • 7
  • 上田
  • 8
  • 谷繁
  • 9
  • 川上

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • オクスプリング

審判団

  • 本塁:真鍋
  • 一塁:嶋田
  • 二塁:土山
  • 三塁:杉永