2006年4月12日 阪神タイガース vs. 中日ドラゴンズ

  • 阪神タイガース 成績 5勝3敗1分(対中日 0勝1敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間39分 観客数:46090人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
中日 0 0 0 0 0 4 1 1 1 7 10 0
阪神 1 1 3 0 0 0 0 0 0 5 7 0
  • (勝)石井 1勝0敗0S (S)岩瀬 0勝1敗4S
  • (登板投手:山本昌−中田−石井−岩瀬)
  • (負)能見 0勝2敗0S
  • (登板投手:下柳−藤川−能見−相木)
  • (本)シーツ 3号(ソロ=山本昌)、アレックス 2号(3ラン=下柳)、3号(ソロ=能見)、福留 3号(ソロ=相木)

(試合内容)

珍しくスタメン2番に偵察メンバー・オクスプリングを入れた阪神。中日の先発が山本昌ということで一回表の守りから関本が2番セカンドに入った。

一回表、荒木サードゴロ、井端ファーストゴロ、福留サードフライの三者凡退。
一回裏、赤星は粘るもセンターフライ、関本ライトフライで二死となるが、シーツがカウント1−3からセンターへ先制のソロホームランを放つ。金本はライトフライ。

二回表、T・ウッズはショートゴロ、アレックスはライトフライで二死後、立浪にレフトの前に落ちるヒットを打たれる。しかし英智をファーストゴロに打ち取った。
二回裏、今岡センターフライの後、濱中がレフト前ヒット。続く鳥谷がライトへヒットを放ち一死一・三塁と追加点のチャンス。そして、矢野のファーストゴロの間に三塁走者が還り1点を追加。なおも二死二塁だったが下柳は三振。

三回表、この回先頭の谷繁にライト前ヒットを打たれる。山本昌に送りバントを決められ一死二塁とされるが、荒木をサードゴロ、井端には粘られるもフルカウントから見逃し三振に打ち取った。
三回裏、この回先頭の赤星がショート深い所への内野安打で出塁すると、関本の初球に二塁盗塁に成功。関本が送りバントを決め、一死三塁とする。シーツがフルカウントからセンター前にタイムリーヒットをはなち三塁走者が生還。続く金本が一・二塁間を破るヒットをはなち、一塁走者のシーツは三塁まで進み一死一・三塁とする。ここで中日は山本昌に代え、前日の試合(雨天中止)で先発予定だった中田をマウンドに送る。今岡が四球を選び一死満塁となると、濱中はフルカウントから四球を選び、押し出しで4点目が入る。続く鳥谷がセンター前へタイムリーヒットを放ち5点目が入る。なおも一死満塁だったが、矢野空振り三振、下柳空振り三振。

四回表、この回先頭の福留にセンター前ヒットされるも、T・ウッズをセカンドゴロ併殺に打ち取る。アレックスは三振。
四回裏、赤星レフトフライ、関本三振、シーツ三振で三者凡退。

五回表、立浪レフトフライの後、英智にセンター前ヒットを打たれるが、谷繁をセカンドゴロ併殺に打ち取った。
五回裏、金本センターフライ、今岡三振、濱中のセンターへ抜けそうな当たりは遊撃手・井端が好捕しショートゴロ。

六回表、中田の代打・藤井ライトフライの後、荒木に四球を与える。井端に左中間へタイムリーツーベースヒットを打たれ、荒木が生還。福留のショート後方への打球は鳥谷がよく追いつきショートフライで二死とする。T・ウッズにはフルカウントから四球を与え二死一・二塁のピンチを招くと、アレックスにレフトスタンドへ3ランホームランを打たれ、5−4と1点差に詰め寄られる。立浪にフルカウントから四球を与え、このイニング3つ目の四球。ここで下柳に代え二番手投手・藤川をマウンドに送る。藤川が6番に入り、9番右翼手で桧山が入る。
二死一塁で英智を三振に打ち取った。
六回裏、三番手・石井が登板。代打した藤井がそのままセンターの守備に。鳥谷、矢野が連続空振り三振の後、桧山ショートフライ。

七回表、谷繁フルカウントから見逃し三振の後、藤井にフルカウントからセンター前ヒットを打たれる。荒木に送りバントを決められ二死二塁とされると、井端に三遊間を破るレフト前タイムリーヒットを打たれ同点とされる。福留の初球はスッポ抜けの球でワイルドピッチ、この間に二塁走者が三進する。福留に四球を与え二死一・三塁としてしまうが、T・ウッズを見逃し三振に打ち取り、なんとか勝ち越しは許さなかった。
七回裏、赤星フルカウントからショートゴロ、関本ライトフライ、シーツはピッチャーゴロで三者凡退。

八回表、三番手・能見が登板。6番セカンドに藤本が入る。この回先頭のアレックスにフルカウントからレフトスタンドへ勝ち越しのホームランを打たれる。立浪ショートゴロの後、ピッチャーの石井に四球を与える。谷繁に送りバントを決められ二死二塁とされるが、藤井をセカンドゴロに打ち取った。
八回裏、金本空振り三振。ここで中日は三塁手が立浪から川相に交代。今岡ショートフライ、藤本空振り三振の三者凡退。

九回表、マウンドは四番手・相木。荒木見逃し三振、井端ピッチャーゴロの後、福留にセンターへソロホームランを打たれる。T・ウッズはセカンドゴロ。
九回裏、マウンドは岩瀬、一塁に渡邉。鳥谷ピッチャーゴロ、矢野ショートフライ、桧山の代打・スペンサー空振り三振で試合終了。

阪神は試合序盤で5−0とリードし、三回裏に中日先発の山本昌をKOするも、六回表に先発・下柳が突如乱れると、中継ぎ陣も失点しリードを守れなかった。打撃陣は中日三番手の石井に3イニングを無安打に抑えられるなど、四回以降は一人の走者も出せず、逆転負けを喫した。

(注目選手)

  • シーツ:9試合連続安打となる先制弾とタイムリーヒット。

先発オーダー

中日

  • 1
  • 荒木
  • 2
  • 井端
  • 3
  • 福留
  • 4
  • T・ウッズ
  • 5
  • アレックス
  • 6
  • 立浪
  • 7
  • 英智
  • 8
  • 谷繁
  • 9
  • 山本昌

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • オクスプリング
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 下柳

審判団

  • 本塁:友寄
  • 一塁:土山
  • 二塁:杉永
  • 三塁:真鍋