2006年4月7日 阪神タイガース vs. 横浜ベイスターズ

  • 阪神タイガース 成績 3勝2敗1分(対横浜 1勝0敗0分)
  • 大阪ドーム 18時01分開始 試合時間:2時間56分 観客数:32675人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
横浜 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 7 0
阪神 0 0 0 1 0 0 0 4 X 5 14 1
  • (勝)井川 1勝1敗0S (S)久保田 0勝0敗1S
  • (登板投手:井川−久保田)
  • (負)川村 0勝1敗0S
  • (登板投手:三浦−川村−佐久本−加藤)
  • (本)金本 3号(ソロ=三浦)

(試合内容)

本拠地開幕ゲーム。ロードオブメジャーのボーカル・北川賢一氏が国家斉唱、女優の中村玉緒さんが始球式を行った。

一回表、石井レフトフライ、小池セカンドファウルフライ、金城セカンドフライの三者凡退。
一回裏、赤星三振、藤本セカンドゴロ、シーツ三振の三者凡退。

二回表、佐伯サードフライ、多村三振、種田サードゴロの三者凡退。
二回裏、横浜は多村がベンチに下がり、レフトの小池がセンターへまわり、レフトに吉村が入る。金本見逃し三振、今岡セカンドライナー、桧山レフトファウルフライ。

三回表、村田見逃し三振、相川空振り三振、三浦セカンドゴロで三者凡退。
三回裏、この回先頭の鳥谷が三塁を強襲するレフト線へのツーベースヒットを放つ。矢野ファーストフライで一死となったが、井川が三遊間を抜くレフト前ヒットをはなち一死一・三塁とチャンスを広げる。赤星セカンドゴロで三塁走者の鳥谷は三本間に挟まれアウトとなり二死一・二塁に。続く藤本がライト前ヒットをはなち二死満塁とするが、シーツはフルカウントからライトフライに倒れ三者残塁に終わった。

四回表、石井の高いバウンドのサードゴロは三塁手・今岡が強肩を見せ、一塁は間一髪アウト。小池ファーストフライの後、金城にレフト線へツーベースヒットを打たれるが、佐伯を空振り三振に打ち取った。
四回裏、この回先頭の金本がライトスランドへ先制ホームランを叩き込む。続く今岡の打球は右中間を破り、ヘッドスライディングで三塁へ滑り込んでスリーベースヒットとなり、無死三塁のチャンスをつかむ。桧山三振の後、鳥谷は強い当たりもファーストゴロで二死となる。矢野は勝負を避けた四球で二死一・三塁となるが、井川はセカンドゴロに倒れた。

五回表、吉村三振の後、種田に四球を与えるも、村田をセカンドゴロ併殺打に打ち取った。
五回裏、赤星が高いバウンドのサード内野安打で出塁。しかし二塁盗塁失敗、走者が無くなる。藤本ピッチャーゴロの後、シーツが四球で出塁。金本はセンターオーバーになるかと思われる大きな当たりだったが、中堅手・小池が懸命なプレーで捕球しセンターフライに終わった。

六回表、相川ライトフライ、三浦空振り三振、石井ピッチャー返しは藤本がバックアップしセカンドゴロで三者凡退。
六回裏、この回先頭の今岡が死球で出塁。初球を打った桧山の打球は一塁手・佐伯がはじくも二塁手・種田がバックアップしセカンドゴロで一死二塁となる。続く鳥谷がピッチャー返しのセンター前ヒットで一死一・三塁とするが、矢野は空振り三振、井川はレフトフライに倒れ、この回も追加点はならなかった。

七回表、小池にセンター前ヒットを打たれ、この試合初めてノーアウトのランナーを出す。金城の一・二塁間への打球はシーツが飛びつくも捕れず、グラブに当たり打球方向が変わりライト前ヒットとなり無死一・三塁。佐伯に遊撃手・鳥谷の横を抜けるセンター前タイムリーヒットを打たれ同点となる。続く吉村はバントするが、ピッチャー正面の打球を井川が捕球し三塁へ送球、一死一・二塁とする。続く種田にレフト前ヒットを打たれるが、左翼手・金本が本塁へ好返球、走者・佐伯を刺し二死とした。なおも二死一・二塁で、村田に初球をレフト前に運ばれ三塁走者が生還、勝ち越しを許した。打者走者・村田は、一・二塁間で挟殺し3アウトとなった。
七回裏、この回先頭の赤星が三塁手・村田の頭上を越えるレフト前ヒットで出塁。藤本が送りバントを決め得点圏に走者を進める。シーツがライトフライに倒れ二死二塁となると、横浜バッテリーは金本敬遠で今岡との勝負を選ぶ。二死一・二塁で今岡は空振り三振に倒れ、このチャンスも追加点はならなかった。

八回表、相川にライトオーバーのツーベースヒットを打たれる。三浦の代打・内川はサードゴロ、石井はサードライナーで二死とする。小池のサード正面のゴロは、三塁手・今岡が一塁へ悪送球してしまい、一塁手・シーツが球を見失う間に二塁走者が本塁を狙うが、捕球したシーツがすかさず本塁へ送球し、タッチアウトにした。
八回裏、マウンドは二番手・川村。この回先頭の桧山が初球を打ってライト前ヒット。代走に中村豊が送られる。鳥谷が送りバントを決め一死二塁とする。矢野がショートフライに倒れた後、井川の代打・林がセンター前へタイムリーヒットをはなち同点とする。赤星が一・二塁間を破るヒットで続き二死一・二塁と勝ち越しのチャンスをつかむと、藤本がライトへタイムリーツーベースを放ち2点を勝ち越す。シーツもヒットで続き、なおも二死一・三塁。ここで横浜は川村から佐久本に投手交代。金本がライト線へタイムリーツーベースヒットを放ち、三塁走者が生還。尚も二死二・三塁で、佐久本から加藤に投手交代。今岡はショートゴロに倒れた。

九回表、マウンドは久保田。代走で出た中村豊が右翼の守備に入る。金城をセンターフライ、佐伯を三振、吉村の代打・古木をセンターフライの三者凡退に打ち取り試合終了。

阪神は4試合連続の2桁安打を記録。先発・井川は8回を投げ、110球7安打1四球6奪三振で2失点に抑え、今季初勝利をあげた。
また、最終回は久保田が3人できっちり抑え今季初セーブをあげた。
なお、この試合で横浜の2番手・川村が通算1000投球回を記録した。

(注目選手)

  • 井川 慶:8回2失点で今季初勝利
  • 林 威助:代打で登場し同点タイムリーヒット
  • 金本 知憲:先制ホームラン含む2安打2打点

先発オーダー

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 小池
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 佐伯
  • 5
  • 多村
  • 6
  • 種田
  • 7
  • 村田
  • 8
  • 相川
  • 9
  • 三浦

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 井川

審判団

  • 本塁:橘高
  • 一塁:吉本
  • 二塁:渡真利
  • 三塁:上本