2006年4月6日 広島東洋カープ vs. 阪神タイガース
- 阪神タイガース 成績 2勝2敗1分(対広島 1勝0敗1分)
- 倉敷マスカットスタジアム 18時00分開始 試合時間:3時間37分 観客数:16172人
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 14 | 0 | |||
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 | 1 |
- (勝) (S)
- (負)
- (登板投手:オクスプリング−能見−藤川−久保田−相木)
- (登板投手:黒田−ベイル−横山−高橋建−永川)
- (本)
(試合内容)
阪神は、今日付けで吉野と入れ替えで一軍登録されたオクスプリングが来日初先発。
一回表、先頭・赤星が初球を打って三塁線を破るツーベースヒットで出塁する。藤本は初球を打ってセカンドゴロだったが二塁走者・赤星が三進。そして、シーツも初球を打ち、レフトへの浅い当たりはフライになるかと思われたが、前進してきた左翼手・前田の前に落ちるタイムリーヒットとなり1点を先制。金本サードファウルフライの後、今岡の打球は一塁手・栗原がはじくも一塁アウトとなり一塁に走者残塁。
一回裏、緒方セカンドゴロの後、前田にレフト前ヒットを打たれる。しかし新井を空振り三振、嶋をレフトフライ。
二回表、桧山、鳥谷が連続三振。二死から矢野が四球で出塁するが、オクスプリングは見逃し三振。
二回裏、栗原ピッチャーゴロ、梵三振、倉三振で三者凡退。
三回表、赤星が三塁前へセーフティバントをし、捕球した三塁手・新井の一塁への送球がそれ、その間に赤星は二塁へ進み無死二塁のチャンスをつかむ。バントの構えの藤本はカウント2−0からヒッティングに切り替えるも空振り三振。シーツがライト前ヒットを放ち一死一・三塁とすると、金本がレフトへ犠牲フライを打ち1点を追加する。なおも二死一塁だったが、今岡はサードファウルフライ。
三回裏、山崎ショートゴロ、黒田空振り三振、緒方見逃し三振で三者凡退。
四回表、桧山ライトフライの後、鳥谷が三塁線へヒット。しかし矢野はピッチャーライナーで一塁を飛び出していた一塁走者もアウトとなり、結局3人で攻撃終了。
四回裏、前田センターフライ、新井ショートゴロで二死とするが、嶋にライト線へツーベースヒットを打たれる。続く栗原の三遊間への打球は今岡が飛びつきサードゴロ。
五回表、オクスプリングはショートゴロ、赤星は見逃し三振。この三振で広島・黒田は通算1000奪三振を達成。藤本サードゴロで三者凡退。
五回裏、梵セカンドゴロ、倉ショートゴロで二死とするが、山崎にフラフラと上がりポトリと落ちるライト前ヒットを打たれる。しかし黒田はセカンドゴロ。
六回表、シーツはショートゴロ。金本がセンター前ヒット。しかし今岡サードゴロで二塁封殺、二死一塁となり、桧山はセカンドゴロに倒れた。
六回裏、緒方ファーストゴロ、前田センターフライ、新井センターフライで三者凡退。
七回表、この回先頭の鳥谷がショート内野安打で出塁。しかし矢野はショートゴロ併殺打、オクスプリングはセカンドゴロ。
七回裏、この回先頭の嶋にセンター前ヒットを打たれるが、栗原をピッチャーゴロ併殺打に打ち取った。梵はサードゴロ。
八回表、赤星セカンドゴロの後、藤本が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁。続くシーツがレフトフェンス直撃のツーベースヒットをはなち一死二・三塁とする。金本敬遠で一死満塁。しかし今岡はショートゴロ併殺打に倒れた。
八回裏、二番手・能見が登板。この回先頭の倉が三塁前へセーフティバント。能見が捕って一塁へ投げるも内野安打となり無死一塁。続く山崎の打球は能見のグラブに当たり打球方向が変わり、レフト前ヒットとなり無死一・二塁。黒田の送りバントは、矢野が捕球し、打者走者にタッチした後、三塁へ投げるも三塁はセーフの判定。ここで岡田監督がベンチを飛び出し、黒田の守備妨害を主張(矢野捕球時に打者・黒田と矢野が交錯した)するも判定覆らず一死二・三塁で試合再開。
ここで阪神は三番手・藤川が登板。三塁に関本が入る。緒方にレフトフェンス直撃の2点タイムリーツーベースを打たれ同点とされる。前田のファーストゴロで二塁走者が三進、二死三塁とされるが、新井は三振に打ち取った。
九回表、捕手が石原に交代。桧山三振、鳥谷セカンドゴロ、矢野ライトフライ。
九回裏、この回先頭の嶋に左中間を破るツーベースヒットを打たれる(代走・松本)。栗原敬遠で無死一・二塁。梵はバントの構え、二球ファウルしカウント2−0のあと、スリーバント失敗で一死。石原のセンターフライで二塁走者がタッチアップで三進し二死一・三塁となる。ここで桧山に代わり右翼の守備に中村豊が入る。黒田の代打・森笠はショートゴロ、一塁へヘッドスライディングもアウトでピンチを切り抜けた。
十回表、二番手・ベイルが登板。右翼手が森笠に、遊撃手が松本に交代。関本空振り三振、赤星見逃し三振で二死となるが、藤本がレフト前ヒットで出塁。続くシーツもライト前に落ちるヒットで二死一・三塁とする。しかし金本はセカンドゴロに倒れた。
十回裏、久保田が登板。関本が二塁手にまわり、三塁手に前田忠が入る。ベイルの代打・浅井はファーストゴロ、緒方レフトフライ、前田ライトフライの三者凡退に抑えた。
十一回表、マウンドは三番手・横山。途中出場の前田忠の代打・片岡はスイングをとられ三振に倒れた後、中村豊が一・二塁間を破るライト前ヒットで出塁。続く鳥谷の打球は一塁手の頭上を越えライト前ヒットとなり一死一・二塁とする。しかし、矢野はライトフライ、関本は粘ったがバットが折れてピッチャーフライに倒れた。
十一回裏、代打で出た片岡が三塁の守備についた。新井サードゴロ、松本空振り三振の後、栗原にライト前ヒットされる。しかし梵をレフトフライに打ち取った。
十二回表、四番手・高橋建が登板。この回先頭の赤星がレフト前ヒットで出塁。久保田に代打・濱中が告げられたところで広島は高橋から永川に投手交代。濱中はライトフライ、シーツはセンターフライに倒れ二死となる。金本の初球に赤星が二塁盗塁に成功すると、広島バッテリーは金本を敬遠し二死一・二塁に。しかし、片岡は空振り三振に倒れ、この試合阪神の勝ちは無くなった。
十二回裏、マウンドは相木。石原をショートゴロ、森笠をレフトライナー、代打・廣瀬をピッチャーゴロに打ち取りゲームセット。
来日初登板初先発のオクスプリングは、コントロールが良く7回を投げ4安打無四死球5奪三振無失点で、三塁を踏ませない好投を見せた。
阪神打線は3試合連続となる2桁安打14安打を放つも12残塁。特に八回表の満塁のチャンスで、今岡が併殺に倒れたのが痛かった。
なお、広島先発・黒田が五回表に赤星から見逃し三振を奪い、史上117人目の通算1000奪三振を達成した。
(注目選手)
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先発オーダー
阪神
- 1
- 中
- 赤星
- 2
- 二
- 藤本
- 3
- 一
- シーツ
- 4
- 左
- 金本
- 5
- 三
- 今岡
- 6
- 右
- 桧山
- 7
- 遊
- 鳥谷
- 8
- 捕
- 矢野
- 9
- 投
- オクスプリング
広島
- 1
- 中
- 緒方
- 2
- 左
- 前田
- 3
- 三
- 新井
- 4
- 右
- 嶋
- 5
- 一
- 栗原
- 6
- 二
- 梵
- 7
- 捕
- 倉
- 8
- 遊
- 山崎
- 9
- 投
- 黒田
審判団
- 本塁:杉永
- 一塁:有隅
- 二塁:笠原
- 三塁:橘高