2006年3月26日 オープン戦 阪神タイガース vs. 横浜ベイスターズ

  • 阪神タイガース オープン戦成績 11勝8敗1分
  • 大阪ドーム 13時00分開始 試合時間:3時間28分 観客数:12434人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
横浜 1 0 1 0 0 2 1 2 0 7 12 0
阪神 0 0 0 0 7 6 0 1 X 14 15 1
  • (勝)安藤 2勝1敗0S (S)
  • (登板投手:安藤−筒井和−金澤−藤川−久保田)
  • (負)門倉 0勝2敗0S
  • (登板投手:土肥−門倉−秦−吉川−佐久本−岸本)
  • (本)今岡 1号(2ラン=門倉)、矢野 1号(3ラン=吉川)、村田 4号(2ラン=藤川)、林 2号(ソロ=岸本)

(試合内容)

一回表、先頭・石井にフルカウントから四球を与え、小池に送りバントを決められると、金城の打席でパスボールがあり、二塁走者・石井が三進して一死三塁となる。そして、金城にセンターへ犠牲フライを打たれ、先制を許す。続く佐伯に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれ、多村にはフルカウントにしてしまうが、最後は見逃し三振に打ち取った。
一回裏、赤星ショートゴロの後、藤本が三塁線を破るヒットで出塁するが、シーツの打席で牽制球で刺されてタッチアウト。二死となって、シーツはフルカウントから四球で出塁するが、金本はセカンドゴロ。

二回表、種田サードゴロの後、村田にセンター前ヒットを打たれる。相川の二塁手前への打球は、遊撃手・鳥谷と二塁手・藤本が交錯するも、藤本が捕ってセカンドゴロ。二死二塁となるが、土肥は空振り三振。
二回裏、今岡ショートゴロの後、濱中がセンター前ヒット、鳥谷が一二塁間を破るライト前ヒットで一死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、矢野はセカンドゴロ併殺。

三回表、石井ファーストゴロ、小池セカンドゴロで二死後、金城にセンター前ヒット、佐伯にフルカウントから四球を与え二死一・二塁のピンチをまねく。そして、多村にレフト前タイムリーツーベースヒットを浴び1点を失う。種田はセンターフライ。
三回裏、安藤見逃し三振、赤星空振り三振、藤本はバントヒットを狙うもピッチャーゴロで三者凡退。

四回表、村田はフルカウントから空振り三振、相川はピッチャーゴロで二死後、土肥の代打・田中充にセンター前ヒットを打たれる。石井の打席で一塁走者・田中充が二塁盗塁を試みるが、捕手・矢野が刺して3アウト。
四回裏、投手が門倉に交代。先頭・シーツ、金本の連続四球で無死一・二塁のチャンスをつかむが、今岡は空振り三振、濱中はセカンドゴロ併殺。

五回表、石井にはフルカウントにしてしまうがライトフライ、小池は空振り三振、金城はセンターフライで三者凡退。
五回裏、先頭・鳥谷が初球を打って左中間を破るツーベースヒットで出塁すると、矢野は四球、安藤の代打・桧山もフルカウントから四球を選び、無死満塁のチャンスをつかむ。赤星が初球をピッチャー横を抜けるセンター前2点タイムリーヒットを放ち、同点に追いつく。無死一・二塁で藤本は送りバントの構えをするも、投手・門倉のコントロールが定まらず、ストレートの四球で再び無死満塁となる。そして、シーツが三遊間を破るレフト前2点タイムリーヒットを放って勝ち越す。続く金本の打席でワイルドピッチがあり、無死二・三塁となった後、金本がレフトへ犠牲フライを放って、この回5点目。さらに、一死二塁で今岡がレフトポールを直撃する2ランホームランを放ち、この回7点目をあげる。ここで門倉をKO、投手は秦に交代。
濱中が三遊間を破るレフト前ヒット、鳥谷セカンド内野安打で一死一・二塁とするが、矢野センターフライ、桧山サードゴロ。

六回表、投手が筒井和に、左翼手が林に交代。先頭・佐伯に三塁線を破るツーベースヒットを打たれる。多村にセンターフェンスぎりぎりまで運ばれるが、赤星が追いついてセンターフライ。種田にはフルカウントから四球、村田にもフルカウントから四球を与えて、一死満塁のピンチを招く。そして、相川にセカンド強襲の2点タイムリーヒットを浴び、筒井和は降板。投手は金澤に交代。
一死一・三塁のピンチだったが、秦の代打・内川を空振り三振、二塁へ走った一塁走者・相川も刺して、三振ゲッツーでピンチ脱出。
六回裏、投手が吉川に、左翼手が鈴木に交代。先頭・赤星がフルカウントから体に近い危ないボールを避けて四球で出塁。藤本が送りバントをきっちり決め、シーツがレフト前ヒットを放って一死一・三塁とする。途中出場の林の一二塁間への高いバウンドの打球は、ライトへ抜けるタイムリーヒットとなって1点を追加。一塁走者・シーツは三塁に達する。今岡四球で一死満塁になった後、濱中はピッチャーゴロで併殺と思われたが、二塁のみアウトで三塁走者が生還して1点追加。二死一・三塁の場面から、鳥谷がこの試合4安打目となる一二塁間を破るライト前タイムリーヒットを放って、2桁得点とする。そして、矢野が初球をレフトスタンドへ3ランホームランを放ち13点目をあげた。金澤の代打・片岡はセカンドゴロ。

七回表、投手が藤川に、一塁手が関本に、三塁手が前田忠に交代。先頭・石井に一塁線を破るツーベースヒットを打たれると、鈴木のショートゴロで二塁走者・石井が三進。そして、金城に一二塁間を破るライト前タイムリーヒットを打たれる。佐伯は空振り三振、多村はキャッチャーファウルフライ。
七回裏、投手が佐久本に交代。赤星ショートゴロ、藤本空振り三振、関本サードフライで三者凡退。

八回表、藤川が2イニング目。先頭・種田に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれると、村田にライトスタンドへ2ランホームランを浴びる。相川センターフライの後、佐久本の代打・古木にフルカウントから四球を与える。石井ピッチャーゴロも、藤川が二塁へワンバウンド送球をしてしまい、ベースカバーに入った藤本が捕れず(記録は藤川のエラー)、オールセーフで一死一・二塁となる。しかし、鈴木はセンターライナー、金城はファーストファウルフライ。
八回裏、先頭・林が初球をライトスタンドへソロホームランを放つ。前田忠はライトフライ、濱中はサードゴロで二死後、鳥谷がこの試合5安打目となるサード頭上を越えるレフト線へのツーベースヒットで出塁するが、矢野は空振り三振。

九回表、投手が久保田に、右翼手が中村豊に交代。佐伯はサードファウルフライ、多村は空振り三振で二死後、種田にレフトフェンス直撃のツーベースヒットを打たれると、村田にはストレートの四球を与えて二死一・二塁にしてしまう。しかし、相川はショートゴロに打ち取り試合終了。

阪神はオープン戦最終戦を15安打14得点で勝利したが、先発・安藤は5回を投げ、86球5安打2四球2失点(自責点1)の内容。フルカウントにする場面が多く、ややテンポの悪い投球内容だった。
今日一軍に合流した筒井和が2番手で登板したが、1アウトしかとれず、2安打2四球2失点で力不足を露呈した。
また、藤川は2回を投げ、1本塁打含む4安打1四球3失点の内容、また久保田は二死をとった後に2人の走者を出す不安定な内容で、WBC帰りの両投手の調整に不安が残った。

(注目選手)

  • 鳥谷 敬:タイムリー1本を含む5打数5安打1打点

先発オーダー

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 小池
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 佐伯
  • 5
  • 多村
  • 6
  • 種田
  • 7
  • 村田
  • 8
  • 相川
  • 9
  • 土肥

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 濱中
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 安藤

審判団

  • 本塁:橘高
  • 一塁:杉永
  • 二塁:真鍋
  • 三塁:谷