2006年3月25日 オープン戦 阪神タイガース vs. 横浜ベイスターズ

  • 阪神タイガース オープン戦成績 10勝8敗1分
  • 大阪ドーム 13時00分開始 試合時間:3時間4分 観客数:10300人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
横浜 1 2 0 0 0 1 0 0 5 9 9 1
阪神 0 1 0 0 0 0 0 0 1 2 11 1
  • (勝)三浦 2勝1敗0S (S)
  • (登板投手:三浦−加藤−岸本−佐久本−木塚−川村)
  • (負)井川 1勝1敗0S
  • (登板投手:井川−下柳−吉野−相木−藤川−能見−久保田)
  • (本)村田 3号(2ラン=井川)

(試合内容)

一回表、先頭・石井にセンター前ヒットを打たれる。鈴木ショートフライの後、金城の打席で石井が二塁盗塁をし、そして矢野の送球がセンターへ抜ける悪送球となり石井は三塁へ。金城にライトへ犠牲フライを打たれ、横浜に先制を許す。佐伯ショートライナー。
一回裏、赤星ライトフライ、藤本がサードへ高いバウンドの打球を放ち、内野安打で出塁。しかし、シーツはサード併殺打。

二回表、多村のセカンドへのライナー性の当たりは二塁手・藤本がジャンプしてキャッチ。そして種田センター前ヒットの後、村田にセンターバックスクリーンへ2ランホームランを打たれる。相川はセカンドゴロ、三浦もセカンドゴロ。
二回裏、金本はフルカウントから外角いっぱいに決められ見逃し三振。今岡が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁すると、桧山がセンターオーバーのタイムリーツーベースヒットを放ち、今岡が一塁から生還し1点を返す。鳥谷四球で一死一・二塁とするが、矢野ショートフライ、井川ショートゴロ。

三回表、石井はセカンドフライ、鈴木、金城を連続三振に打ち取り三者凡退。
三回裏、赤星ファーストゴロ、藤本レフトフライで二死後、シーツがセンター前ヒット、金本フルカウントから四球を選び二死一・二塁とするが、今岡はライトファウルフライ。

四回表、佐伯ショートゴロ、多村もショートゴロ、種田レフトフライで三者凡退。
四回裏、先頭・桧山がライトポール際へ大きな当たりも放つもわずかにファウル。結局レフトフライ。鳥谷もレフトフライで二死となった後、矢野がレフト前ヒットで出塁するが、井川の代打・林は空振り三振。

五回表、投手が下柳に交代。村田空振り三振、相川に四球を与え、三浦の送りバントで二死二塁とされるが、石井はセカンドゴロ。
五回裏、投手が加藤に交代。赤星ショートゴロ、藤本のサードへの当たりは三塁手・村田が大きくはじき、記録はエラーとなって一死一塁。そしてシーツのサードライナーを村田が落球、すかさず二塁送球するもベースカバーに入った種田が捕れず、オールセーフと思われたが、審判団の協議の結果、三塁手・村田は「故意落球」と判断され、打者シーツはアウト、走者・藤本は一塁に戻され二死一塁で再開。金本四球で二死一・二塁のチャンスとなるが、今岡は三球三振。

六回表、投手が吉野に交代。先頭・鈴木に一二塁間を破るライト前ヒット、金城の高いバウンドの打球は一塁頭上を越えるライト前ヒットとなり無死一・三塁のピンチとなる。佐伯を空振り三振に打ち取ったところで、投手が相木に交代。
多村にライトへ犠牲フライを打たれ1点を加えられる。種田はショートゴロ。
六回裏、投手が岸本に交代。桧山、鳥谷が連続空振り三振、矢野セカンドフライで三者凡退。

七回表、投手がWBC帰りの藤川に、右翼手が濱中に交代。村田センターフライの後、相川にライトへツーベースヒットを打たれ一死二塁とされるが、岸本の代打・小池はショートライナー、石井は三振。
七回裏、投手が昨年まで阪神に所属していた佐久本に交代。先頭・濱中ライト前ヒット、赤星空振り三振、藤本の代打・関本も三振の後、シーツがセンター前ヒットを放ち二死一・二塁のチャンスとなるが、金本はショートゴロ。

八回表、投手が能見に交代。鈴木は見逃し三振、金城のサードゴロは三塁手・今岡が一塁へワンバウンド送球するも、一塁手・シーツがうまく捕って二死。佐伯は見逃し三振で三者凡退。
八回裏、投手が木塚に交代。今岡ファーストゴロ、能見の代打・片岡セカンドフライで二死後、鳥谷が一塁の横を抜けるライト前ヒットで出塁するが、矢野はライトライナー。

九回表、投手が久保田に交代。多村レフトフライ、種田見逃し三振で二死とした後、村田に四球、相川にセンター前ヒットを打たれ、木塚の代打・古木に四球を与えて二死満塁のピンチを招く。そして、石井をツーナッシングと一旦は追い込むもフルカウントから四球を与えてしまい、押し出しで1点を失うと、鈴木にはセンター前2点タイムリーヒットを打たれる。外野からの送球の間に打者・鈴木は二塁へ到達し、なおも二死二・三塁のピンチで、金城にはセンターオーバーの2点タイムリーツーベースヒットを浴び、計5失点となった。佐伯は見逃し三振。
九回裏、投手が川村に、三塁手が万永に交代。濱中がライトオーバーのツーベースヒットで出塁。赤星のセンターフライで二塁走者・濱中が三進。そして関本の三遊間を破るレフト前タイムリーヒットで1点を返す。シーツはセカンドフライで二死。金本セカンド強襲ヒットで二死一・二塁(一塁は代走・上坂)とするが、今岡ショートゴロで試合終了。

先発・井川は4回を投げ3安打無四球3失点(自責点2)。初回はエラーもからんで先制を許し、二回には村田に2ランを浴びたが、その後は完璧に抑えた。
WBC帰りの藤川は1回を1安打無失点だったが、同じくWBC帰りの久保田は1回を投げ40球、3安打3四球5失点だった。
打線は11安打を放ったが、今岡が3度の一・二塁のチャンスで打てなかったのが響き、横浜投手陣から2点しか奪えなかった。

(注目選手)

  • 能見 篤史:八回に登板し2奪三振の三者凡退に打ち取る

先発オーダー

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 鈴木
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 佐伯
  • 5
  • 多村
  • 6
  • 種田
  • 7
  • 村田
  • 8
  • 相川
  • 9
  • 三浦

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 井川

審判団

  • 本塁:谷
  • 一塁:真鍋
  • 二塁:橘高
  • 三塁:杉永