2006年3月5日 オープン戦 阪神タイガース vs. 西武ライオンズ

  • 阪神タイガース オープン戦成績 2勝2敗0分
  • 倉敷マスカットスタジアム 13時00分開始 試合時間:2時間57分 観客数:15607人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
西武 0 0 1 2 2 0 0 0 3 8 9 3
阪神 0 0 2 1 2 0 0 0 0 5 5 0
  • (勝)石井貴 1勝0敗0S (S)小野寺 0勝0敗2S
  • (登板投手:松永−杉山−田崎−張−石井貴−小野寺)
  • (負)金澤 0勝1敗0S
  • (登板投手:杉山−桟原−ダーウィン−金澤)
  • (本)炭谷 1号(ソロ=杉山)、中島 1号(3ラン=金澤)

(試合内容)

一回表、先発・杉山は三者凡退に打ち取る順調な立ち上がり。
一回裏、一死から関本が四球で出塁するも後続なし。
二回表、二死から石井義にヒットを打たれるが貝塚をセカンドゴロに打ち取った。
三回表、この回先頭のルーキー炭谷にレフトへ本塁打され先制を許す。
三回裏、一死から藤本がレフトオーバーの二塁打を放つ。続く赤星のセカンドへの当たりは内野安打となり、さらに一塁手が球をはじく間に藤本が生還、同点となる。
続く関本の初球に赤星が二塁へ盗塁、さらに捕手からの送球がそれる間に三塁まで進む。
関本がストレートの四球を選び一死一・三塁になると、シーツがレフトへ犠牲フライをあげ三塁走者の赤星が生還、逆転した。

四回表、先頭の中島に四球を与えると、続く中村に三塁線を破る二塁打を打たれ無死二・三塁のピンチを招く。リーファー三振の後、石井義にセンターへ犠飛を打たれ同点にされると、続く貝塚には一塁線を破るタイムリーツーベースを打たれ逆転を許した。
四回裏、この回先頭の濱中が二塁打で出塁。一死後、鳥谷が四球を選び一・二塁とする。上坂倒れ二死となり、続く浅井もファーストへのフライを打ち上げてしまうが、これを一塁手・後藤武が落球し、濱中が生還、再び同点に追いつく。

五回表、二番手・桟原が登板。先頭・後藤武の初球に死球を与えると、栗山にはレフトフェンス直撃の二塁打を打たれ、いきなり無死二・三塁のピンチを招く。赤田をショートゴロに打ち取り一死とするが、中島にセンターへ勝ち越しの犠飛を打たれる。さらに中村にもレフト前タイムリーヒットを打たれ2点のリードを許した。
五回裏、西武は二番手の杉山が登板。赤星、関本が連続四球で出塁。シーツはライトへの浅いフライだったが、二塁走者の赤星がタッチアップで三塁へ進塁する。そして杉山のワイルドピッチで生還し、4−5とする。濱中倒れて二死となるが、代打・桧山のライト前へポトリと落ちるタイムリーヒットで関本が還り、再び同点とする。

六回表、サードに前田忠が入り、関本がファーストに。桟原が三者凡退に打ち取る。
六回裏、バッテリーが田崎−吉見に交代。三者凡退に打ち取られる。
七回表、三番手・ダーウィンが登板。三者凡退に打ち取る。
七回裏、投手が張に交代。三者凡退。
八回表、先頭・中島にヒットを打たれた後、二塁盗塁を許し無死二塁となる。続く中村、リーファーを連続三振に打ち取り二死とするが、石井義に四球を与えてしまう。しかし貝塚をライトフライに打ち取り得点は許さなかった。
八回裏、五番手の石井貴が登板。先頭の濱中がヒットで出塁するも、続く桧山がショートゴロ併殺に倒れた。

九回表、四番手・金澤が登板。ライトに中村豊が入る。簡単に二死をとるも、栗山にライト前ヒットされると、代打・平尾には四球を与え二死一・二塁となり、続く中島にレフトスタンドへ勝ち越しの3ランホームランを打たれてしまう。
九回裏、六番手・小野寺の前に三者凡退に終わり試合終了。

3番手・ダーウィンが2回を無失点に抑えた以外は、収穫の乏しい試合だった。

(注目選手)

先発オーダー

西武

  • 1
  • 栗山
  • 2
  • 赤田
  • 3
  • 中島
  • 4
  • 中村
  • 5
  • DH
  • リーファー
  • 6
  • 石井義
  • 7
  • 貝塚
  • 8
  • 炭谷
  • 9
  • 後藤武
  • -
  • 松永

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 濱中
  • 5
  • DH
  • 町田
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 上坂
  • 8
  • 浅井
  • 9
  • 藤本
  • -
  • 杉山

審判団

  • 本塁:真鍋
  • 一塁:山村
  • 二塁:渡真利
  • 三塁:佐藤