阪神タイガース 試合結果

• （勝）三浦 11勝9敗0S　（Ｓ）クルーン 3勝2敗26S
• （登板投手：三浦−木塚−川村−クルーン）
• （負）井川 13勝9敗0S
• （登板投手：井川−ウィリアムス−桟原）
• （本）林 1号（ソロ=三浦）、金本 40号（ソロ=三浦）、多村 30号（ソロ=井川）、金城 12号（2ラン=井川）、小池 19号（ソロ=ウィリアムス）

（試合内容）

一回表、阪神先発の井川は、７球で三者凡退に打ち取る上々の立ち上がり。
一回裏、赤星が四球を選んで出塁したが後続なし。
二回表、佐伯、多村、種田を三者凡退に打ち取る。
二回裏、三者凡退。
三回表、村田三振で一死から相川に二遊間を抜くヒットを打たれる。三浦のバントを井川は二塁へ送球、二塁アウトで送りバント失敗。走者は一塁に残り二死一塁。石井ピッチャーゴロで３アウト。
三回裏、藤本ファーストゴロの後、井川粘るも三振。赤星センターライナーで三者凡退。

四回表、喜田の好守もあり三者凡退。
四回裏、一死から、林がライトスタンドへプロ入り初ホームランをはなち先制する。
続く金本もセンターへ４０号ホームランをはなち１点を追加する。今岡は空振り三振、喜田はレフトフライに倒れた。
五回表、この回先頭の多村にホームランを打たれる。しかし後続は抑えた。
五回裏、三者凡退。
六回表、この回先頭の三浦にセンター前ヒットされる。石井ファーストゴロ、小池三振で二死としたが、金城にセンターへ逆転のツーランホームランを打たれてしまう。
六回裏、一死から鳥谷がセンター左へツーベースヒットをはなつ。林のファーストゴロで三進し二死三塁。金本が四球を選び二死一・三塁。球団新の打点がかかる今岡が打席に入ったがライトフライに倒れた。

七回表、多村の打球はセンター赤星が追いつきジャンプするも捕れずスリーベースヒット。種田空振り三振の後、ここまで２三振の村田にタイムリーツーベースを打たれる。相川セカンドフライで二死の後、三浦に代打・万永が送られるがショートフライに打ち取った。
七回裏、マウンドは木塚。サードに万永が入る。喜田、詰まったのが幸い、右中間前方にポトリと落ちるヒットで出塁。野口三振の後、藤本の三塁線への当たりは惜しくもサードライナー。二死となるが、井川の代打・濱中は四球を選び二死一・二塁。赤星が一・二塁の間を抜くタイムリーヒットをはなち三塁走者が生還、１点を返す。なおも二死一・三塁だったが鳥谷は三振に倒れた。
八回表、マウンドはウィリアムス。石井三振の後、小池にホームランを打たれる。金城にショート内野安打されるが、佐伯を三振、多村をファーストファウルフライに打ち取った。
八回裏、マウンドは川村、レフトに内川。林、金本、今岡で三者凡退。
九回表、三番手は桟原。種田レフトフライの後、内川はセカンド内野安打。相川の打球は二塁手藤本がファウルゾーンで捕球し二死。万永にセンターオーバーのタイムリーツーベースを打たれ３−６となる。

九回裏、マウンドはクルーン。喜田の代打・シーツ三振、野口の代打・スペンサーショートゴロで二死となったところで、球審・真鍋と三塁塁審・友寄がやってきて、友寄がマイクを持ち説明。クルーンのボークということで、スペンサーのカウント１−２から仕切りなおしとなったが、ここで牛島監督よりクレームがあり、カウント２−２より試合再開。
結局スペンサーは四球を選び一死一塁。代走に今日一軍登録された赤松が送られる。藤本の代打・桧山は三振だったが、走った赤松は二塁盗塁成功。桟原の代打・関本が一・二塁間を抜くタイムリーヒットで赤松が生還、４−６とする。赤星はショートゴロで試合終了。

先発・井川は７回を投げ９２球、被安打６（うち被本塁打２）、奪三振６、失点４。２点を先に取ってもらったものの、逆転を許してしまい９敗目を喫した。
金本は阪神の選手では１９８６年のバース以来となる４０号。また、金本＆今岡のコンビでの打点が２７１打点となり、歴代単独２位となった。

（注目選手）

• 林 威助：プロ入り初ホームランは先制弾
• 赤松 真人：代走で初出場し、プロ入り初盗塁＆初得点