阪神タイガース 試合結果

• （勝）杉山 9勝6敗0S　（Ｓ）
• （登板投手：杉山−桟原−藤川−ウィリアムス−久保田）
• （負）藤井 9勝12敗0S
• （登板投手：藤井−本間−丸山貴）
• （本）鳥谷 7号（2ラン=藤井）、今岡 29号（ソロ=藤井）

（試合内容）

東京６大学野球が長引き、開始時刻が１８時５０分となった。

一回表、二死からシーツがセンター前ヒットで出るも、金本センターフライ。
一回裏、三者凡退。
二回表、二死から矢野が四球で出塁するが、関本はライトフライ。
二回裏、先頭のラミレスに一二塁間を破るライト前ヒットを打たれる。リグスはレフトフライ。一塁走者・ラミレスがタッチアップで二塁を狙ったが、金本が二塁へ好返球しタッチアウトにした。二死となってからユウイチに四球を与えるが、城石はショートゴロに打ち取った。
三回表、一死から赤星がセカンド内野安打で出塁すると、鳥谷がライトスタンドへツーランホームランを打ち２点を先制する。
三回裏、二死から青木にセ・リーグタイ記録となるシーズン１９２本目のヒットを打たれるが、宮本はセンターフライに打ち取った。

四回表、先頭の今岡がセンターバックスクリーンへソロホームランを放ち、藤村富美男が持つ球団記録のシーズン１４６打点に並んだ。スペンサー四球の後、矢野のピッチャーゴロを投手・藤井が弾くも二塁封殺で一死一塁に。そして関本がレフトへあわやホームランという大きな当たりを放ち、左翼手・ラミレスがフェンス手前でグラブに当てるも捕れず、タイムリーツーベースヒットとなって、さらに１点を追加した。
四回裏、三者凡退。
五回表、二死から金本が詰まったのが幸いしセンター前ヒットで出塁するが、今岡はサードファウルフライ。
五回裏、この回から関本が二塁から一塁に回り、藤本が二塁に入った。二死から小野にレフト前ヒットを打たれる。藤井に粘られるがサードゴロに打ち取った。
六回表、二死から関本がレフト前ヒットを打つと、杉山もセンター前ヒットで続き二死一・二塁とする。赤星がレフト前へタイムリーヒットをはなち１点を追加すると、鳥谷がセンター前ヒットをはなち二死満塁。途中出場の藤本がフルカウントからサード後方におちるタイムリー内野安打でさらに２点を追加。ここで藤井は降板、本間に交代。なおも二死一・三塁で金本はサードへのフライに倒れた。
六回裏、ライトに林。三者凡退に打ち取る。

七回表、この回先頭の今岡が四球で出塁。代走に秀太が送られる。途中出場の林はいい当たりもライトライナー。飛び出していた秀太は慌てて一塁へ戻るもベースにつまずき、足が離れたところをタッチされアウトになる。矢野ピッチャーゴロで結局３人で攻撃を終了した。
七回裏、阪神ファンも一緒に東京音頭の大合唱で始まったこのイニング。バッテリーが桟原、野口に交代。サードに秀太が入る。ラミレスショートゴロ、リグス空振り三振、ユウイチショートゴロで三者凡退。
八回表、関本、桟原の代打・桧山、赤星で三者凡退。
八回裏、藤川が８０試合目の登板。城石見逃し三振、小野ショートゴロで二死をとったところで、ウィリアムスに投手交代。本間の代打・三木をショートゴロに打ち取った。
九回表、ルーキー丸山貴が登板。マスクは米野。セカンドに三木が入る。鳥谷ファーストゴロ、藤本・金本連続三振で三者凡退。
九回裏、マウンドは久保田。一死から宮本にライト前ヒット、岩村にセンター前ヒットを打たれ一・二塁となるが、ラミレス、リグスを連続三振に打ち取りゲームセット。

阪神は対ヤクルト戦勝ち越し。
先発・杉山は６回を投げて９０球、被安打３、与四球１、奪三振６、無失点の好投で９勝目。
今岡はソロホームランを放って今季１４６打点目をあげ、初代ミスター・タイガース藤村富美男氏が持つ球団記録のシーズン打点記録に並んだ。

（注目選手）

• 鳥谷 敬：先制のツーランホームラン
• 杉山 直久：６回無失点の好投で９勝目