2005年10月1日 ヤクルトスワローズ vs. 阪神タイガース 21回戦

  • 阪神タイガース 成績 85勝53敗5分(対ヤクルト 11勝10敗0分)
  • 明治神宮野球場 18時20分開始 試合時間:3時間28分 観客数:32099人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 2 0 0 0 3 2 0 0 3 10 17 0
ヤクルト 0 0 0 0 0 5 0 0 0 5 14 2
  • (勝)安藤 11勝5敗0S (S)
  • (登板投手:安藤−能見−橋本)
  • (負)ゴンザレス 4勝5敗0S
  • (登板投手:ゴンザレス−本間−花田−山部−五十嵐−宇野)
  • (本)金本 39号(3ラン=ゴンザレス)

(試合内容)

6連勝中の安藤が9月10日以来で中20日の先発登板。3番右翼・林、6番一塁にはプロ初スタメンの喜田、7番捕手・浅井とフレッシュな顔ぶれがスタメンに名を連ねた。

一回表、先頭の赤星がサード内野安打、鳥谷センターフライの後、林の打席で赤星が二塁盗塁成功。林がショートの頭上を越すセンター前ヒットを打って一死一・三塁とすると、金本が詰まりながらもセンター前タイムリーヒットを放って1点を先制。なおも一死一・二塁から今岡がライト前タイムリーヒットを放ち2点目をあげる。喜田、浅井は凡退。 一回裏、二死から岩村がレフト前ヒットを放って二塁を狙ったが、左翼手・金本の好返球で二塁タッチアウトとした。
二回表、三者凡退。
二回裏、一死からリグスがセンター前ヒットを打たれるが、真中、城石は打ち取った。
三回表、二死から金本、今岡の連続ヒットで一・二塁のチャンスを作るが、喜田はセカンドゴロに倒れた。
三回裏、二死から青木が三遊間を抜くレフト前ヒットを打たれるが、宮本の一二塁間を破りそうな当たりは一塁手・喜田が横っ飛びで止めファーストゴロに打ち取った。

四回表、三者凡退。
四回裏、岩村、ラミレスに連続ヒットを打たれ、無死一・二塁のピンチを招くが、リグスはショートゴロ(二塁封殺のみ)、真中はセカンドゴロ併殺に打ち取った。
五回表、一死から鳥谷が左中間を破るツーベースヒット、林はフルカウントから四球を選んで一死一・二塁とする。そして金本がライトスタンドへ3ランホームランを放ち5−0とリードを拡げる。今岡凡退後、喜田がセンター前へ今季初ヒットを放つが、浅井はピッチャーゴロに倒れた。
五回裏、城石、米野、ゴンザレスの代打・ユウイチを三者凡退に打ち取る。
六回表、マウンドは二番手・本間。先頭の藤本が二塁手・本間のエラーで出塁。安藤は送りバントが出来ず三振。赤星ショートライナーで二死となるが、鳥谷がライトフェンスに到達するタイムリースリーベースヒットを放って1点を追加する。さらに林がセカンド頭上を越えるライト前タイムリーヒットを放ち、7−0とした。金本は三振。
六回裏、一死から宮本にライトオーバーのツーベースを打たれると、岩村にセンター前タイムリーヒットを許し1点を返される。続くラミレスにレフト線にヒット、リグスに死球を与えて一死満塁にしてしまうと、真中にセンター右へ2点タイムリーツーベースヒット、城石にもセンター前2点タイムリーヒットを浴びて、この回5点を失う。なおも一死一塁だったが、米野はバントの構えからヒッティングでサードゴロ、本間の代打・古田はサードゴロに打ち取った。

七回表、マウンドは三番手・花田。三者凡退。
七回裏、マウンドは二番手・能見。一塁は関本が入った。二死から岩村に三塁線を破るツーベースヒットを打たれるも、ラミレスをショートゴロに打ち取った。
八回表、二死から赤星がショート内野安打で出塁。鳥谷の打席で赤星が二塁へ盗塁、捕手・米野の二塁への送球がセンターへ抜け、この間に赤星は三塁進塁。しかし鳥谷はセカンドゴロに倒れた。
八回裏、この回先頭のリグスにショート内野安打。真中の代打・度会にセンター前ヒットを打たれ、無死一・二塁。城石はサードゴロで二塁封殺、一死一・三塁となるが、米野の代打・土橋をサードゴロ併殺打に打ち取った。
九回表、山部−小野のバッテリーに。ライトに度会が入る。林の代打・濱中、セカンド後方にポトリと落ちるライト前ヒットで出塁。金本がライト前ヒット、これをこの回から右翼に入った度会が後ろへ逸らし無死二・三塁となる。ここで山部から五十嵐に投手交代。今岡は敬遠、代走・秀太が送られ、無死満塁で能見の代打・シーツはセンターフライに倒れるが、浅井の代打・桧山が一塁線を抜けるタイムリーツーベースで貴重な2点が入った。一塁走者の秀太も本塁を狙ったがタッチアウト。藤本が低い球をすくいあげセンター前へタイムリーヒットでさらに1点を追加。関本はライトフェンス直撃、もう少しでホームランという当たりのヒットで一・三塁とするが、赤星がショートゴロに倒れた。
九回裏、マウンドは橋本。マスクは野口。サードに秀太、ライトに中村豊が入る。小野三振、青木ファーストゴロで二死から、宮本にライト前ヒットを打たれる。しかし岩村を三振に打ち取り試合終了。

先発安藤は6回を投げて101球、被安打9、与四球1、5失点ながら援護点に守られ7連勝で11勝目。
また、赤星は初回と八回に盗塁を決めてセ・リーグ初の3年連続60盗塁と共に史上38人目となる通算250盗塁を達成した。

(注目選手)

  • 金本 知憲:先制タイムリーヒットと3ランホームランを含む4安打4打点
  • 林 威助:スタメン出場でタイムリーヒット含む2安打1打点
  • 桧山 進次郎:一死満塁で代打で登場して貴重な2点タイムリーヒット

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 喜田
  • 7
  • 浅井
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 安藤

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • 宮本
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • リグス
  • 6
  • 真中
  • 7
  • 城石
  • 8
  • 米野
  • 9
  • ゴンザレス

審判団

  • 本塁:笠原
  • 一塁:友寄
  • 二塁:真鍋
  • 三塁:谷