阪神タイガース 試合結果

• （勝）吉川 2勝2敗0S　（Ｓ）
• （登板投手：石川−吉川−佐藤賢−五十嵐）
• （負）江草 4勝3敗0S
• （登板投手：福原−江草−桟原）
• （本）リグス 13号（ソロ=福原）、岩村 29号（ソロ=福原）、リグス 14号（3ラン=江草）

（試合内容）

阪神セ・リーグＶ翌日のスタメンマスクは浅井がかぶった。また片岡、久慈、ブラウンに代わり、喜田、林、江草が一軍登録された。
またこの試合、神宮球場では８月２１日のヤクルト−阪神戦以来の大入り袋が出た。

一回表、三者凡退。
一回裏、二死から岩村にファースト内野安打を打たれるも、ラミレスをショートゴロに打ち取った。
二回表、二死から濱中がレフトフェンスにダイレクトで当たる三塁打をはなつ。続く関本の打球はライト線に落ちるタイムリーツーベースヒットとなり、三塁走者が還り１点を先制する。
二回裏、この回先頭のリグスにレフトスタンド上段へ同点ホームランを打たれる。さらに一死から城石にライト前ヒットを打たれるも後続を打ち取った。
三回表、一死から赤星の当てただけのような三塁線への面白いあたりは三塁手・岩村が好守を見せサードゴロ。鳥谷セカンドゴロで、三者凡退に終わった。
三回裏、二死から岩村に四球を与えるも、ラミレスをレフトフライに打ち取った。
四回表、シーツ・金本・今岡で三者凡退。
四回裏、三者凡退。

五回表、この回先頭の濱中がレフト前ヒットで出塁。関本も三遊間を抜くヒットで続き無死一・二塁とすると、この試合スタメンマスクの浅井がレフト線へタイムリーツーベースをはなち１点を勝ち越す。さらに福原が三遊間を抜くタイムリーヒットで三塁走者が生還。なおも無死一・三塁で、赤星ショートゴロ併殺の間に１点を追加し４−１とした。二死走者無しとなり鳥谷が四球で出塁するが、シーツは大きな飛球もセンターフライに倒れた。
五回裏、二死から青木に四球を与えると、宮本の初球に二塁盗塁を許す。しかし宮本をセカンドへのフライに打ち取った。
六回表、この回先頭の金本が一・二塁間を抜くヒットで出塁するも、今岡ライトフライ、濱中三振、関本ショートゴロに倒れた。
六回裏、この回先頭の岩村にライトスタンドへソロホームランを打たれる。続くラミレスにはセンター前ヒット、リグスにレフト線へツーベースヒットを打たれ無死二・三塁のピンチを迎える。真中に粘られ四球を与え無死満塁。城石ショートゴロも併殺とれず、その間に三塁走者が還りヤクルトが１点を追加する。なおも一死一・三塁のピンチ、米野のハーフライナーはシーツが背走しながら捕球し二死。石川の代打・土橋は初球を打ちレフトへの飛球、これを左翼手・金本がナイスキャッチ。ピンチを切り抜けた。

七回表、マウンドは二番手・吉川。浅井、福原の代打・林、赤星で三者凡退。
七回裏、二番手・江草が登板。この回先頭の青木がセンター前ヒットで出塁。宮本は初球をバントするも、江草が二塁へ送球し送りバント失敗、一死一塁となる。岩村にセンター前ヒットを打たれ一死一・二塁となり、ラミレスが三遊間を抜くレフト前タイムリーヒットで同点とされる。
なおも一死一・二塁でリグスにレフトスタンドへ３ランホームランを打たれ勝ち越しを許す。
さらに真中にレフト前ヒット、城石にレフト前ヒットを打たれ一死一・三塁とされ、ここで江草から桟原に投手交代。米野にレフトへ犠牲フライを打たれ三塁走者が還る。この本塁への送球がそれ、その間に一塁走者も三塁へ進塁。吉川の代打・古田はいい当たりもサードライナーで３アウト。

八回表、マウンドは佐藤賢。鳥谷、シーツが倒れ、二死から金本がセンター前ヒットで出塁。ここで佐藤から五十嵐に投手交代。今岡はセカンドゴロに倒れ得点ならず。
八回裏、この回からサードに秀太が入る。先頭の青木センター前ヒット、宮本サード内野安打で無死一・二塁とされる。しかし、岩村セカンドゴロで二塁のみ封殺。ラミレスの高いバウンドのサードゴロは秀太の好プレーでサードゴロ併殺に打ち取った。
九回表、濱中フルカウントから四球で出塁するが、関本、浅井の代打・喜田、桟原の代打・中村豊が三者連続三振に倒れ試合終了。

阪神の連勝は６でストップ。
試合終了後、監督以下ナインがレフトスタンド前に集合し、阪神ファンに挨拶を行った。

（注目選手）

• 濱中 おさむ：６番ライトで先発出場し、三塁打を含む２安打を放つ