2005年9月28日 阪神タイガース vs. 読売ジャイアンツ 21回戦

  • 阪神タイガース 成績 83勝52敗5分(対巨人 13勝8敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間3分 観客数:48551人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
巨人 0 2 0 2 0 0 0 0 1 5 9 0
阪神 6 0 0 1 0 0 0 0 X 7 13 0
  • (勝)井川 13勝8敗0S (S)久保田 5勝4敗27S
  • (登板投手:井川−橋本−ウィリアムス−藤川−久保田)
  • (負)高橋尚 8勝11敗0S
  • (登板投手:高橋尚−シコースキー−岡島−鴨志田−マレン)
  • (本)仁志 11号(2ラン=井川)、矢野 6号(ソロ=久保田)

(試合内容)

9月15日の巨人戦で死球を受け「左第5中手骨骨挫傷」で登録抹消されていたシーツが、3番ファーストで復帰。

一回表、清水セカンドゴロ、二岡ファーストゴロ、高橋由ピッチャーゴロで三者凡退。
一回裏、先頭赤星が、レフト前ヒット。これを左翼手・清水が後ろへ逸らす間に赤星は一気に三塁へ。記録は三塁打。鳥谷がセンター前にタイムリーヒットをはなち、1点を先制する。
続くシーツが三遊間、金本が一二塁間を抜くヒットで続き無死満塁とすると、今岡がレフト前にタイムリーヒットをはなち2点を追加する。スペンサーが四球を選び再び無死満塁とすると、矢野がレフトへ犠牲フライをはなち1点を追加する。
なおも一死一・二塁、関本レフトフライで二死となるが、井川がセンター前タイムリーヒット、赤星がライト前タイムリーヒットで続き、打者一巡、7安打で6点をあげる。

二回表、一死から、阿部にセンター前ヒットを打たれると、仁志に左中間へ2ランホームランを打たれる。
二回裏、シーツ・金本・今岡で三者凡退。
三回表、高橋尚のショート深いところへのゴロは内野安打となる。しかし清水いい当たりもファーストライナーで、高橋尚一塁へ戻れず併殺、二死となる。続く二岡にライト前ヒットを打たれるも、高橋由をレフト大きなフライに打ち取った。
三回裏、一死から矢野がセカンドの横を抜くセンター前ヒットで出塁。関本は、ライトポール際への惜しいファウルの後、三遊間を破るヒットで一死一・二塁のチャンス。井川が送りバントを決め二死二・三塁とするが、赤星見逃し三振で追加点はならなかった。

【横浜−中日戦途中経過:三回裏、小池のHRで横浜が先制】

四回表、小久保にセンター前ヒットを打たれる。阿部セカンドフライの後、仁志に粘られ四球を与え一死一・二塁。矢野捕邪飛で二死とするも、村田にレフトオーバーの2点タイムリーを打たれ2点差に迫られる。なおも二死二塁だったが高橋尚の代打・江藤は一邪飛に打ち取った。
四回裏、マウンドは二番手・シコースキー。この回先頭の鳥谷がレフト線ツーベースヒットで出塁。シーツ三振の後、金本ショートゴロで走者が三塁へ進み、二死三塁。今岡がレフト前タイムリーを打ち、貴重な追加点が入る。スペンサーは右中間へいい当たりを飛ばすも、センター矢野がナイスキャッチ、3アウトとなる。

五回表、一死から二岡にセンター前ヒットを打たれるが、高橋由レフトフライ、小久保ショートゴロと後続を打ち取った。
五回裏、この回先頭の矢野がレフト前ヒットで出ると、関本がきっちり送り一死二塁。ここで井川に代打・片岡が送られるがファーストゴロ、この間に走者は三塁へ進み二死三塁とする。しかし赤星はレフトファウルフライに倒れた。
六回表、マウンドは二番手・橋本。この回先頭の阿部にライト前ヒットを打たれる。右翼手スペンサーがジャックルする間に阿部は二塁へ進塁。記録はツーベースヒット。仁志ファーストゴロで走者は三塁へ進むが、矢野を三振、村田をセカンドフライに打ち取った。

【横浜−中日戦途中経過:六回裏、横浜が追加点】

六回裏、マウンドは三番手・岡島、セカンドは長田。この回先頭の鳥谷がセンター前ヒットで出塁。鳥谷はこの試合3安打猛打賞。しかしシーツ・金本・今岡が三者連続三振に倒れた。

【横浜−中日戦途中経過:六回裏、門倉の走者一掃タイムリーなどで横浜が6−0とする】

七回表、岡島の代打・三浦貴三振をとったところで、橋本からウィリアムスに交代。清水をキャッチャーフライ、二岡をファーストゴロに打ち取った。

【横浜−中日戦途中経過:七回表、中日が1点を返し6−1となる】

七回裏、マウンドは鴨志田、ショートは黒田。一死から矢野が四球で出塁。関本の代打・桧山三振、ウィリアムスの代打・藤本ショートフライで3アウト。
八回表、藤川が稲尾と菊地原のもつ日本タイ記録に並ぶシーズン78試合目の登板。セカンドに藤本が入る。高橋由三振、小久保三振、阿部センターフライで三者凡退に打ち取る。
八回裏、マウンドはマレン。赤星からの好打順も三者凡退。
九回表、マウンドは久保田。一死から、矢野に右中間へホームランを打たれるも、村田をショートゴロ、マレンの代打・川中をレフトフライに打ち取りゲームセット。久保田は球団記録に並ぶ27セーブ目をあげた。

【試合終了、横浜6−1中日】

初回の猛攻、JFKの継投で巨人を破り、阪神は5連勝。2位中日が横浜に敗戦したため、遂に優勝マジックは1に。明日の甲子園での胴上げが現実的になった。
なお、巨人は球団史上最多のシーズン77敗目。

(注目選手)

  • 藤川 球児:日本タイ記録となるシーズン78試合目の登板、三者凡退に打ち取る
  • 今岡 誠:貴重な追加点含む3打点。そして「王手」!

先発オーダー

巨人

  • 1
  • 清水
  • 2
  • 二岡
  • 3
  • 高橋由
  • 4
  • 小久保
  • 5
  • 阿部
  • 6
  • 仁志
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 村田
  • 9
  • 高橋尚

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 関本
  • 9
  • 井川

審判団

  • 本塁:杉永
  • 一塁:渡真利
  • 二塁:井野
  • 三塁:友寄