阪神タイガース 試合結果

• （勝）能見 4勝1敗0S　（Ｓ）久保田 5勝4敗25S
• （登板投手：能見−藤川−久保田）
• （負）大竹 10勝11敗0S
• （登板投手：大竹−佐竹−長谷川）
• （本）新井 43号（ソロ=能見）、矢野 19号（ソロ=大竹）、藤本 1号（ソロ=大竹）

（試合内容）

広島先発は昨年から対阪神戦３連敗中の大竹。なお、広島は２年目・比嘉が７番セカンドでプロ入り初スタメン。

一回表、一死から鳥谷がレフト前ヒットで出塁。しかし、片岡、金本は凡退。
一回裏、二死から嶋に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれるが、新井は空振り三振に打ち取った。
二回表、三者凡退。
二回裏、一死から栗原にライト前ヒットを打たれる。比嘉のピッチャーゴロが進塁打となって二死二塁になるが、倉は空振り三振に打ち取った。
三回表、三者凡退。
三回裏、三者凡退。

四回表、二死から金本、今岡が連続四球で出塁して二死一・二塁のチャンスをもらうが、桧山はセカンドゴロに倒れる。
四回裏、一死から新井にライトスタンドへソロホームランを叩き込まれ、広島に先制を許す。前田センターフライの後、栗原にセンター前ヒット、比嘉の打席でワイルドピッチがあったが一塁走者・栗原は動かず。結局、比嘉は空振り三振に打ち取った。
五回表、先頭の矢野がレフトスタンドへソロホームランを放ち、すかさず同点に追いつく。そして、藤本もライトスタンドへソロホームランへ放って、勝ち越しに成功する。能見、赤星が倒れた後、鳥谷がセンターへ大きな当たりを打つも、フェンス手前でキャッチされ３アウト。
五回裏、三者凡退に打ち取る。
六回表、先頭の片岡が四球で出塁すると、大竹のボークで二塁へ進塁。金本見逃し三振の後、今岡四球で一死一・二塁となる。そして桧山が左中間へタイムリーツーベースヒットを放ち１点を追加。矢野は左手首付近に当たる死球で一死満塁となる。そして藤本が押し出しの四球を選んで、この回２点目。ここで大竹をＫＯ。広島の二番手は佐竹。
能見はセカンドゴロ。捕った二塁手・比嘉が併殺を狙って二塁ベースを踏んでから一塁へ送球したが、これがワンバウンドになり、一塁手・新井が捕れず。三塁走者がホームインして、この回３点目。さらに赤星がサード強襲のタイムリー内野安打でこの４点目をあげ、６−０とリードを拡げた。
六回裏、三者凡退。

七回表、片岡の代打・関本がセンター前ヒット、金本もレフトへヒットを放ち、無死一・二塁とする。今岡、桧山は連続三振、矢野のサードゴロを栗原が捕れず後ろへそらすが、遊撃手・山崎がフォローして、三塁をオーバーランしていた関本がタッチアウトされ３アウト。得点ならず。
七回裏、先頭の前田が一二塁間を破るライト前ヒットを打たれるが、栗原をピッチャーゴロ併殺。比嘉ライトフライで、結局３人で打ち取る。
八回表、マウンドは三番手・長谷川。三者凡退。
八回裏、先頭の倉に左中間を破るツーベースヒットを打たれる。途中出場の木村拓は二塁手・藤本の好プレーもありセカンドゴロに打ち取る。この間に二塁走者・倉が三進した後、緒方にレフトへ犠牲フライを打たれて１点を返される。山崎に四球を出した後、嶋に左中間フェンス直撃のタイムリーツーベースヒットを打たれて、さらに１点をとられて６−３となる。
ここで、能見から藤川に交代。新井を空振り三振に打ち取った。
九回表、三者凡退。
九回裏、マウンドは三番手・久保田。二死から長谷川の代打・野村に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれるが、倉の代打・浅井は空振り三振に打ち取り、試合終了。

阪神は３連勝で今季８１勝目。貯金を今季最多の２９とした。
２位・中日はナイターで巨人に勝利したため、この日時点での優勝マジックは１つ減って４。
先発・能見は７回2/3を投げ１１３球、被安打７、与四球１、奪三振８、失点３の内容で４勝目。

（注目選手）

• 能見 篤史：７回2/3を投げ、８奪三振、３失点の内容で４勝目
• 藤本 敦士：勝ち越しホームランと押し出し四球