2005年9月19日 阪神タイガース vs. 中日ドラゴンズ 20回戦

  • 阪神タイガース 成績 78勝51敗5分(対中日 10勝10敗0分)
  • 阪神甲子園球場 14時00分開始 試合時間:3時間52分 観客数:47315人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
中日 1 6 0 0 1 0 0 4 0 12 20 1
阪神 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 5 0
  • (勝)佐藤 1勝0敗0S (S)
  • (登板投手:佐藤−金剛−山井−鈴木−久本)
  • (負)杉山 8勝6敗0S
  • (登板投手:杉山−江草−橋本−桟原)
  • (本)

(試合内容)

中日先発はプロ入り初先発、今季初登板の佐藤。

一回表、荒木を外角低めの変化球を振らせて空振り三振に打ち取った後、井端にライト線へツーベースヒットを打たれる。そして福留に一二塁間を破るライト前タイムリーヒットを打たれ、中日に先制を許す。つづくT・ウッズは緩い当たりのサードゴロ、井上はファーストゴロに打ち取った。
一回裏、先頭の赤星はセカンドゴロ。しかし、二塁手・荒木から一塁への送球がそれ、一塁はセーフとなる(記録はセカンドのエラー)。赤星がスタートを切るが、鳥谷の打ったゴロが二塁手・荒木の正面に飛び、4−6−3の併殺となる。片岡はファーストフライに倒れ、結局3人で攻撃終了。
二回表、先頭の森野にライト前ヒットを打たれると、立浪に左中間を破るタイムリーツーベースを打たれ、2点目を失う。谷繁にもライト前ヒットを打たれて無死一・三塁に。佐藤は一塁走者を送るバントをきっちり決め、一死二・三塁とされる。そして、荒木に三遊間を破るレフト前タイムリーヒットを打たれて3失点目。なおも一死一・三塁から井端に死球を与えて満塁としてしまい、福留にセンター前タイムリーヒットを打たれて4失点目。T・ウッズにはレフト線へタイムリーツーベースを打たれ、さらに2点を失い、先発・杉山は6失点で、自己最短に1回1/3でKO。
江草が二番手として登板。一死二・三塁から井上を空振り三振に打ち取った後、森野の初球にワイルドピッチがあり、7点目を献上。森野のボテボテのセカンドゴロは一塁きわどいタイミングだったがアウトとなり、ようやく中日の攻撃が終了。この回6点を失った。
二回裏、先頭の金本がセンター前ヒットで出塁するが、今岡は見逃し三振、桧山はレフトフライ、矢野はショートゴロに倒れる。

三回表、立浪、谷繁、佐藤を三者凡退に打ち取る。
三回裏、藤本、江草凡退後、赤星が四球で出塁するが、鳥谷はライトフライに倒れる。
四回表、荒木、井端を連続三振に打ち取った後、福留に四球、T・ウッズにショート頭上を越えるレフト前ヒットを打たれ、福留の好走塁もあって二死一・三塁のピンチを招く。しかし、井上をピッチャーゴロに打ち取り、得点許さず。
四回裏、片岡、金本、今岡のクリーンナップで三者凡退。
五回表、一死から立浪にレフト線へヒットを打たれ、谷繁センターフライの後、投手の佐藤にセンター前ヒットを打たれて、二死一・二塁となる。そして、荒木にライトへタイムリーヒットを打たれて得点は0−8となる。井端の打席でワイルドピッチがあり、二死二・三塁に。結局井端に四球を与えて二死満塁にしてしまうが、福留は空振り三振に打ち取った。
五回裏、先頭の桧山が一二塁間を破るライト前ヒット、矢野ストレートの四球で無死一・二塁となる。藤本センターフライの後、江草の代打・林がセンター前に落ちるヒットをはなって、一死満塁とする。赤星がレフト前タイムリーヒットをはなって1点を返す。続く鳥谷はレフトへ犠牲フライをはなち2点目。なおも二死一・二塁で、片岡のライト線への打球はライン上わずかにきれてファウルとなるが、粘って四球を選んで二死満塁に。そして金本の放った打球は痛烈だったが、ファースト正面のゴロで三者残塁。

六回表、マウンドは橋本。ファーストの守備に関本がついた。T・ウッズ四球の後、井上を三振にとるが、森野にも四球を与え一死一・二塁としてしまう。しかし立浪をセンターフライ、谷繁をショートゴロに打ち取った。
六回裏、マウンドは金剛。センターに英智が入り、福留がライトにまわった。この回先頭の今岡が四球で出塁。桧山がレフト前ヒットで続き無死一・二塁とする。ここで中日は山井に投手交代。矢野は三振、藤本はレフトフライ、関本は見逃し三振で二者残塁に終わった。
七回表、一死から荒木にヒットを打たれるが、井端レフトフライで、荒木も塁への戻れず併殺となり結局三人で打ち取った。
七回裏、赤星、鳥谷、橋本の代打・濱中で三者凡退。
八回表、マウンドは四番手・桟原。この回先頭の福留にセンター前ヒットを打たれると、続くT・ウッズにはレフト線へツーベースを打たれ無死二・三塁にしてしまう。そして、山井の代打・高橋光にセンターへ犠牲フライを打たれ、中日に9点目が入る。森野にセンター前ヒットを打たれて一死一・三塁になり、立浪にセンター前タイムリーヒットを打たれて中日に10点目。なおも一死一・三塁から谷繁に四球を与えて一死満塁にしてしまうと、英智にライト前タイムリーヒットを打たれて11点目。荒木にセンターへ犠牲フライを打たれて12点目。なおも二死一・三塁だったが、井端ショートゴロで、ようやく3アウト。
八回裏、マウンドは鈴木。二死から桧山が四球で出塁するが、矢野の代打・浅井はサードゴロに倒れる。
九回表、先頭の福留にレフト前ヒットを打たれ、渡邉ライトファウルフライの後、川相にセンター前ヒットを打たれて一死一・二塁となる。森野はセカンドゴロで二塁封殺、中村公を空振り三振に打ち取り、この回は得点を許さず。
九回裏、マウンドは久本。藤本、関本、赤星が凡退し、試合終了。

先発杉山は37球を投げ、被安打8、与死球1、失点7でプロ入り最短となる1回1/3でKO。
中日はその後も二番手・江草、四番手・橋本から点を奪い、今季最多の20安打12得点をあげた。
中日先発の佐藤はプロ入り初先発で嬉しいプロ入り初勝利。
阪神と2位・中日とのゲーム差は7.5に縮まり、優勝マジックは8のまま。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

中日

  • 1
  • 荒木
  • 2
  • 井端
  • 3
  • 福留
  • 4
  • T・ウッズ
  • 5
  • 井上
  • 6
  • 森野
  • 7
  • 立浪
  • 8
  • 谷繁
  • 9
  • 佐藤

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • 片岡
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 杉山

審判団

  • 本塁:佐々木
  • 一塁:井野
  • 二塁:谷
  • 三塁:杉永