2005年9月17日 阪神タイガース vs. ヤクルトスワローズ 18回戦

  • 阪神タイガース 成績 77勝50敗5分(対ヤクルト 9勝9敗0分)
  • 阪神甲子園球場 16時00分開始 試合時間:3時間4分 観客数:47306人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ヤクルト 0 0 0 0 2 2 0 0 3 7 12 0
阪神 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 7 2
  • (勝)ゴンザレス 4勝4敗0S (S)
  • (登板投手:ゴンザレス−山部−花田)
  • (負)福原 8勝14敗0S
  • (登板投手:福原−桟原−江草)
  • (本)岩村 27号(2ラン=福原)

(試合内容)

9月15日の巨人戦で左手に死球を受けて途中交代したシーツは、病院での精密検査の結果「左第5中手骨骨挫傷」と診断され、ダーウィンとともに登録抹消となり、替わって林、秀太が一軍に登録された。

一回表、一死から宮本にセンター前ヒット、岩村にフルカウントから四球を与えて一死一・二塁のピンチを招くが、ラミレスはセカンドフライ、リグスはライトフライに打ち取る。
一回裏、先頭の赤星が一二塁間を破るライト前ヒットで出塁するが、鳥谷はショートゴロ併殺に倒れる。登録抹消のシーツに代わって今季3度目のスタメン出場の片岡はファーストゴロに倒れ、結局3人で攻撃終了。
二回表、先頭の真中にセンター前ヒットを打たれる。続く城石の高いバウンドのピッチャーゴロは進塁打となり、一死二塁となる。米野を空振り三振に打ち取った後、投手のゴンザレスには左太もも裏に当たる死球、青木には四球を与えて、二死満塁のピンチを招く。しかし、宮本はレフトフライに打ち取り、なんとか無失点で切り抜ける。
二回裏、金本、今岡連続見逃し三振、桧山レフトライナーで三者凡退。

三回表、先頭の岩村に四球を与えるが、ラミレスはキャッチャーファウルフライ、リグスはサードファウルフライ、そして真中はショートライナーに打ち取る。
三回裏、一死から藤本セカンド内野安打で出塁するが、福原の送りバントは投手・ゴンザレスの好フィールディングもあって併殺となり、結局3人で攻撃終了。
四回表、城石、米野、ゴンザレスを三者凡退に打ち取る。
四回裏、1番・赤星からの攻撃だったが、三者凡退に打ち取られる。
五回表、先頭の青木に四球を与え、宮本に送りバントを決められて一死二塁となる。そして岩村にレフトスタンドへ2ランホームランを叩き込まれ、ヤクルトに先制を許す。なおも、ラミレスにレフト前ヒットを打たれ、リグスのセカンドゴロの打球を藤本がはじいてしまい、一死一・二塁のピンチとなる。しかし、真中をサードゴロ併殺に打ち取り、この回2失点だけに止めた。
五回裏、金本空振り三振、今岡見逃し三振、桧山ライトフライで三者凡退。

六回表、先頭の城石に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれる。米野ライトフライ、ゴンザレスの送りバントは矢野が判断よく二塁へ送球して封殺し二死となる。しかし、青木に左中間フェンス直撃のツーベースを打たれ、二死二・三塁になると、宮本にセンター前2点タイムリーを打たれてしまう。つづく岩村はセンターフライに打ち取った。
六回裏、一死から藤本がセンター前ヒットで出るが、福原の代打・林はセカンドゴロで二塁封殺となり二死三塁。赤星はセイフティバントを試みるも、三塁線わずかにきれてファウル。結局ピッチャー返しの打球はセンターへ抜けずセカンドゴロとなり、この回も得点はならなかった。
七回表、マウンドは二番手・桟原。ラミレス、リグス、真中を三者凡退に打ち取る。
七回裏、二死から金本がセンターオーバーのフェンス直撃のツーベースヒットで出塁するが、今岡はピッチャーゴロに倒れる。
八回表、二死からゴンザレス、青木に連打を浴び、二死一・二塁のピンチを招くが、宮本はショートゴロに打ち取る。
八回裏、一死から矢野が三遊間を抜くレフト前ヒットを打つ。藤本の一二塁間への当たりはセカンド城石がうまく捕りセカンドゴロで二死二塁。桟原の代打・スペンサーが左中間を破るタイムリーツーベースヒットをはなち1点を返す。さらに赤星がレフト線へタイムリーツーベースをはなち2点目。ここでヤクルトは先発・ゴンザレスから山部に投手交代。鳥谷の一二塁間への当たりは、セカンド城石が好捕しセカンドゴロ。

九回表、マウンドは江草。岩村にセンター前ヒットを打たれた後、ラミレスはショートゴロだったが、捕球した鳥谷が二塁へ悪送球してしまい、ボールがセンター方向へ転がる間に岩村は進塁し、無死一・三塁のピンチとなる。そしてリグスにレフトへタイムリーツーベースを打たれ、一塁走者・ラミレスも還り、2点を失う。真中はファーストゴロに打ち取るが、これが進塁打となって一死三塁に。城石空振り三振の後、米野にライト前タイムリーを浴び、5点差に拡げられる。山部の代打・畠山は三振に打ち取った。
九回裏、マウンドは三番手・花田。この回先頭の片岡が四球を選ぶと、続く金本も四球で無死一二塁。しかし今岡ショートゴロ併殺打。桧山ファーストゴロで試合終了。

阪神の連勝は6でストップ。
先発福原は6回を投げ7安打4失点で14敗目を喫した。
なお、2位・中日が広島に敗れたため、優勝マジックは10に減った。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • 宮本
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • リグス
  • 6
  • 真中
  • 7
  • 城石
  • 8
  • 米野
  • 9
  • ゴンザレス

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • 片岡
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 福原

審判団

  • 本塁:笠原
  • 一塁:西本
  • 二塁:土山
  • 三塁:友寄