2005年9月13日 読売ジャイアンツ vs. 阪神タイガース 19回戦
- 阪神タイガース 成績 76勝49敗5分(対巨人 11勝8敗0分)
- 長崎県営野球場 18時01分開始 試合時間:3時間6分 観客数:20848人
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 2 | 5 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 3 | 16 | 18 | 1 | ||||||
巨人 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0 |
- (勝)井川 12勝7敗0S (S)
- (登板投手:井川−橋本−藤川)
- (負)高橋尚 7勝10敗0S
- (登板投手:高橋尚−ミアディッチ−岡島−マレン−前田)
- (本)金本 36号(満塁=高橋尚)
(試合内容)
長崎県営野球場、通称・ビッグNスタジアムでの巨人対阪神戦。巨人が長崎で公式戦を行うのは53年ぶりで、巨人主催ゲームは史上初。
阪神先発は髪を少しスッキリ?させた井川、巨人先発は自身3連敗中の高橋尚。ちなみに巨人スタメンマスクの村田は地元・佐世保出身。
一回表、赤星粘るも三振で一死から、鳥谷がセンター前ヒットで出塁。シーツも三遊間を破るヒットで続き、一死一・二塁とする。金本空振り三振で二死となるが、今岡がライトフェンスを直撃するタイムリーツーベースをはなち2点を先制する。なおも二死二塁だったがスペンサーはセンターフライに倒れた。
一回裏、先頭清水の打球はセカンドの頭上を超え右中間へ。悠々二塁へ達した清水は、赤星からの送球がそれる間に三塁へ進塁、無死三塁のピンチとなる。続く矢野の当たりは、セカンド後方で鳥谷がよく抑えるも内野安打となり、その間に三塁走者が還る。二岡ショートゴロで一死二塁、小久保にはストレートの四球を与え一死一・二塁となるが、阿部をセカンドゴロ併殺打に打ち取り、なんとか1点で切り抜けた。
二回表、この回先頭の矢野がレフト前ヒットで出ると、関本も三遊間を破るヒットで続き無死一・二塁、追加点のチャンスをつかむ。井川は送りバントを試みるも、打球を処理した高橋尚が迷わず三塁へ送球しバント失敗、一死一・二塁となる。続く赤星の一二塁間への打球は仁志が追いつき止めるも内野安打となり一死満塁。鳥谷のセカンド後方への当たりは仁志が後退しながら好捕し二死となるが、シーツが四球を選び、押し出しで追加点が入る。なおも二死満塁で、金本の右中間への力強い打球は、そのままライトスタンドへ飛び込む満塁弾となり、さらに4点を追加。続く今岡の打球はショート二岡のグラブの下を抜けるヒットとなって出塁するが、スペンサーはレフトフライに倒れた。
二回裏、この回先頭の高橋由にレフト前ヒットを打たれるが、仁志レフトフライで一死。村田の打席でワイルドピッチがあり走者に二進を許す。しかし村田を三振、高橋尚の代打・三浦を三振に打ち取った。
三回表、マウンドはミアディッチ。矢野、関本、井川が連続三振で三者凡退。
三回裏、清水に四球を与えるも、矢野をショートゴロ併殺打に打ち取る。二死から二岡と小久保に連打され二死一・二塁となるが、阿部をセカンドゴロに打ち取った。
四回表、この回先頭の赤星が四球で出塁すると、二塁盗塁に成功。鳥谷センターフライで三塁へ進み一死三塁となる。シーツはショートゴロに倒れ二死となるが、金本がセンター前へタイムリーヒットをはなち1点を追加する。今岡の打席でワイルドピッチがあり一塁走者が二進。今岡が三遊間へタイムリーヒットを打ち今季130打点目をあげる。さらにスペンサーの打席でワイルドピッチがあり走者が二進するが、スペンサーは三振に倒れた。
四回裏、高橋由にセンター前ヒットされるも、仁志見逃し三振、村田セカンドライナー、この時一塁走者が戻れず併殺で、結局3人で打ち取った。
五回表、この回先頭の矢野がセンター前ヒットで出ると、関本がライト前ヒットで続き無死一・二塁。井川が今度はバントをきっちり決め一死二・三塁とする。赤星がセンター前へタイムリーヒットをはなち、11点目。鳥谷四球で一死一・二塁、ワイルドピッチで二・三塁とし、シーツが四球を選び一死満塁となる。金本ファーストゴロの間に1点、さらに今岡が右中間へタイムリーヒットをはなち13点目。スペンサーが四球を選び再び満塁となるが、矢野が三振に倒れた。
五回裏、ミアディッチの代打・岩館にレフト前ヒットを打たれる。清水の一二塁間へのあたりはシーツが好捕し、二塁封殺で一死一塁。矢野ピッチャーゴロ併殺打で、結局3人で打ち取った。
六回表、マウンドは岡島。関本、井川、赤星で三者凡退。
六回裏、二死から阿部にセンター前へヒットを打たれるも、高橋由をセカンドゴロに打ち取った。
七回表、ライトに堀田が入る。鳥谷、シーツ、金本が三者連続三振で三者凡退。
七回裏、仁志にセンター前ヒットを打たれるも、村田をセカンドゴロ併殺に打ち取る。この試合5つめの併殺。岡島の代打・江藤三振で結局3人で打ち取った。
八回表、マウンドはマレン。今岡の打球は左中間へ飛び、レフトとセンターが交錯したがセンターが捕球しセンターフライ。スペンサーセカンドゴロ、矢野の代打・浅井ショートゴロで三者凡退。
八回裏、マウンドは二番手・橋本。代打した浅井がそのままマスクをかぶり、ライトに中村豊、セカンドに藤本が入り、関本がサードにまわった。清水ショートゴロ、矢野ショートフライ、二岡三振で三者凡退に打ち取る。
九回表、五番手・前田が登板。この回先頭の関本がセンター前ヒットで出塁。橋本の代打・濱中は三振に倒れたが、赤星レフト前ヒットで一死一・二塁。鳥谷がセンター前ヒットで続き、一死満塁とする。そしてシーツが左中間へ、走者一掃となるタイムリーツーベースをはなち、16−1とする。金本ライトフライ、藤本ピッチャーゴロで攻撃終了。
九回裏、マウンドは今季70試合目の登板となる藤川。小久保サードゴロ、阿部レフトフライ、堀田ショートゴロで三者凡退に打ち取り、試合終了。
先発・井川は、大量の援護点をもらい、7回を投げ95球、被安打9ながら、5つの三振を奪い1失点(自責点0)で、ハーラートップタイとなる12勝目をあげた。
打つほうでは、金本の満塁弾など18安打で16得点をあげ、1952年4月6日、12日、13日の広島戦以来53年ぶりに3試合連続2桁得点を記録。今季3回目の5連勝で貯金は今季最多の27とし、勝率1位マジックは12になった。
尚、この試合で阪神が勝ち、2位の中日が負けるか引き分けであれば、阪神に優勝マジック13が点灯するところだったが、中日が勝利したため優勝マジック点灯はおあずけとなった。ゲーム差は6.0のまま。
(注目選手)
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先発オーダー
阪神
- 1
- 中
- 赤星
- 2
- 遊
- 鳥谷
- 3
- 一
- シーツ
- 4
- 左
- 金本
- 5
- 三
- 今岡
- 6
- 右
- スペンサー
- 7
- 捕
- 矢野
- 8
- 二
- 関本
- 9
- 投
- 井川
巨人
- 1
- 左
- 清水
- 2
- 中
- 矢野
- 3
- 遊
- 二岡
- 4
- 三
- 小久保
- 5
- 一
- 阿部
- 6
- 右
- 高橋由
- 7
- 二
- 仁志
- 8
- 捕
- 村田
- 9
- 投
- 高橋尚
審判団
- 本塁:佐々木
- 一塁:橘高
- 二塁:友寄
- 三塁:有隅