2005年9月6日 中日ドラゴンズ vs. 阪神タイガース 18回戦

  • 阪神タイガース 成績 71勝49敗5分(対中日 9勝9敗0分)
  • ナゴヤドーム 18時01分開始 試合時間:3時間1分 観客数:38200人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 7 0
中日 1 0 1 1 0 2 0 0 X 5 11 1
  • (勝)中田 5勝2敗0S (S)岩瀬 1勝1敗39S
  • (登板投手:中田−岩瀬)
  • (負)井川 11勝7敗0S
  • (登板投手:井川−桟原−ダーウィン)
  • (本)立浪 8号(ソロ=井川)、井端 6号(ソロ=桟原)、立浪 9号(ソロ=桟原)

(試合内容)

首位攻防戦。阪神先発はリベンジのマウンドとなるエース・井川、中日先発はルーキー・中田。

一回表、あっさり三者凡退に打ち取られる。
一回裏、一死から、井端に一二塁間を破るヒット、立浪にはレフト前ヒットを打たれいきなり一死一二塁。T・ウッズの打席でダブルスチールを決められ走者がそれぞれ進塁すると、T・ウッズには四球を与え一死満塁のピンチを迎える。続く福留にも四球を与え、なんと押し出しで先制の1点を献上してしまう。
しかしアレックスは空振り三振に打ち取り二死満塁。そして森野をセカンドフライに打ち取り三者残塁。初回のピンチは、なんとか押し出しによる1点に抑えた。

二回表、金本がライト前ヒットで出塁。今岡の打席で、中田の一塁への牽制が、主審・真鍋にボークをとられ金本は二進。今岡のファーストゴロで走者は三進し一死三塁となる。桧山はファーストゴロ、当たりがよく三塁走者は動けず。矢野ピッチャーゴロ、中田はじくも井端がフォローし一塁アウトとなり得点にはならなかった。
二回裏、谷繁、中田連続三振、荒木キャッチャーゴロで三者凡退。
三回表、藤本の打球は高いバウンドでピッチャーの頭上を越えるが井端が捕球し一塁アウト。井川、赤星三振で三者凡退。
三回裏、井端には粘られるもサードライナーで一死。しかし立浪にライトスタンドへソロホームランを打たれ中日が1点を追加する。続くT・ウッズにレフト前ヒットを打たれると、福留に四球を与え一死一・二塁。アレックスには詰まりながらもショートの頭上を越えるレフト前ヒットを打たれ、またしても一死満塁のピンチを迎える。しかし森野をショートへのインフィールドフライ、谷繁見逃しの三振に打ち取り三者残塁。この回も満塁のピンチがありながら、立浪のホームランによる1点で切り抜けた。

四回表、この回先頭の鳥谷は高いバウンドのピッチャーゴロで内野安打となりノーアウトのランナーが出る。シーツ空振り三振、金本レフトフライで二死となるが、今岡がレフト前へ泳ぎながらもツーベースヒットをはなち、二死二・三塁とする。しかし桧山空振り三振で二者残塁。せっかくのチャンスも得点にはならなかった。
四回裏、一死から荒木にセンター前ヒットを打たれる。井端にレフト線へツーベースヒットを打たれ荒木が生還。1・2番に二連打され1点を失う。立浪のライトフライで二塁走者はタッチアップで三進、二死三塁となるが、T・ウッズはセンターフライに打ち取った。
五回表、矢野・藤本・井川で三者凡退。
五回裏、福留三振の後、アレックスにレフト線へツーベースヒットを打たれる。森野セカンドゴロの間に二塁走者は三進、谷繁とは勝負を避け四球で二死一・三塁とし、中田を三振に打ち取った。
六回表、1番からの好打順も、赤星・鳥谷・シーツで三者凡退。
六回裏、マウンドは二番手・桟原。荒木をライトフライに打ち取った後、井端にレフトスタンドへソロホームランを打たれる。続く立浪にライトスタンドへこの試合2本目ホームランを打たれる。さらにT・ウッズにレフトへツーベースを打たれ、福留四球で一死一・二塁。アレックスサードゴロで二塁封殺、森野は歩かせ二死満塁とするが谷繁を打ち取った。

七回表、金本セカンドゴロ、今岡見逃し三振で二死から、桧山がライト前ヒットで出塁。しかし矢野三振で3アウト。
七回裏、中田三振、荒木見逃し三振、井端三振で三者凡退。
八回表、藤本三振、桟原の代打・片岡レフトフライで二死。赤星のセカンドゴロを荒木がファンブル、エラーで走者が出る。しかし鳥谷ファーストゴロで3アウト。
八回裏、マウンドはダーウィン。立浪サードゴロ、T・ウッズキャッチャーゴロ、福留ピッチャーゴロで三者凡退に打ち取る。
九回表、レフト英智、サード川相、ファースト渡邉。シーツの打球はこの回から三塁の守備についた川相が好プレーでサードゴロ。金本が四球で出塁すると、今岡が一二塁間を抜くライト前ヒットでつなぎ一死一・二塁とする。桧山セカンドフライで二死となるが、矢野がなんとか左中間へタイムリーをはなち二塁走者が生還、1点を返し完封を免れる。二死一・二塁で、藤本に代打・濱中が告げられ、ここで中日は先発・中田から岩瀬に投手交代。濱中がレフト前へタイムリーヒットをはなち更に1点を追加、2−5とする。しかし最後はダーウィンの代打・スペンサーがファーストフライに倒れ試合終了。

最終回に反撃を見せ中田を降板させ完封は免れたものの時既に遅し。中日・ルーキー中田の前に11三振を喫した。
阪神先発の井川は、5回を投げ116球、7奪三振も、被安打8、与四死球4で自責点3。二度の満塁のピンチはそれぞれ最少失点で切り抜けたもののピリッとしない内容だった。
2位・中日とのゲーム差は2.0に縮まった。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 井川

中日

  • 1
  • 井端
  • 2
  • 荒木
  • 3
  • 立浪
  • 4
  • T・ウッズ
  • 5
  • 福留
  • 6
  • アレックス
  • 7
  • 森野
  • 8
  • 谷繁
  • 9
  • 中田

審判団

  • 本塁:真鍋
  • 一塁:上本
  • 二塁:友寄
  • 三塁:橘高